女性教諭、後輩教諭に「視野が狭い」「転職したほうがよい」
2022年12月27日(火) 13:19 読売新聞
滋賀県教育委員会は26日、勤務先の竜王町立中学校で女子生徒を盗撮した教諭(24)を免職に、野洲市立小学校に通う男児に不適切発言をして市教委が「教諭によるいじめ」と認定した男性教諭(51)を減給10分の1(1か月)にするなど、教員計4人を同日付で懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、中学教諭は9、10両月の2回、女子生徒2人のスカート内を盗撮。県迷惑行為等防止条例違反容疑で逮捕され、大津簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた。県教委は、管理監督責任がある校長(59)も戒告にした。
野洲市立小の教諭は5~7月、担任する2年生男児に「言葉を知らない」「スルー(無視)しよう」との発言を繰り返し、他の児童によるいじめを誘発。保護者に「お子さんは発達障害」とも発言し、県教委は人権侵害にあたる不適切指導として処分した。
また、パワーハラスメントをしたとして公立中学の女性教諭(39)も戒告にした。生徒指導などについて相談した後輩教諭に「視野が狭い」「転職したほうがよい」などと不安をあおる発言をしたという。
生徒のスカート内盗撮、中学教諭を懲戒免職
児童へ不適切発言の教諭は減給 滋賀県教委
2022年12月26日(月) 21:01 京都新聞
滋賀県教育委員会は26日、担任する女子生徒のスカート内を盗撮した竜王中の男性教諭(24)を懲戒免職にしたと発表した。ほかに、児童への不適切な指導をした野洲市立小の男性教諭(51)ら3人も懲戒処分にした。
県教委によると、竜王中の教諭は今年9~10月、校内でスマートフォンなどを使って担任する女子生徒のスカート内を2回撮影した。10月に滋賀県警近江八幡署に逮捕され、県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の罪で罰金50万円の略式命令を受けた。管理監督責任を問い、同中校長も戒告処分にした。
野洲市立小の教諭は5~7月、担任する男子児童について「言うことはスルー(無視)しよう」といじめを誘発したほか、「言葉を知らない児童のためにクイズをします」などと不適切な発言を繰り返した。児童の人権を侵害する不適切な指導だったとして、減給10分の1(1カ月)にした。教諭は「加齢により疲れていて、感情のコントロールが難しくなっていた」と説明しているという。
残る1人は、戒告処分を受けた公立中の女性教諭(39)。相談してきた新人教諭に「視野が狭い」「転職した方がいいんちゃう」などと不安をあおるパワーハラスメントを行ったとした。
《カウンセラー松川のコメント》
複数の問題事案が報じられていますが、ここではパワハラ事案のみ扱います。
新人教諭の質問内容について詳細な記載がありませんが、
加害教諭の受け止め方として「教諭として不適」だったのでしょうか。
[新人だから分からなくて当然]なのか[教員として理解すべき]なのか
この点で判断も分かれると思います。
被害者が新人然として自分では何もしないで漫然と質問して来たのならば、
「視野が狭い」「転職したほうがよい」と感じて当然ですし、
新人なりに考えた末の質問であれば、あまりにも突き放し過ぎです。
しかし、パワハラ被害を受けたと申告され、パワハラだと認定されれば、
もうどうしようもないでしょう。
裁判に訴えて勝訴を得られても、決して大きな獲得ではありません。
何にせよ「パワハラだ」と言われない様に振る舞うのが得策なのかも知れません。
それと「辞めた方が良い」は人事に関わる事なので、今時は禁句です。
被害者の方へ
世の中、全ての人が熱心だったり、親切とは限りません。
この事案を契機に社会のあり方を知る事が出来たのは大きな収穫だったと
前向きに捉えてみては如何でしょうか?
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