“威圧的な言動 繰り返す” 30代病院職員を停職1か月など
パワハラと暴行で計2人を 懲戒処分 富山・射水市
2025年4月15日(火) 18:28 チューリップテレビ
射水市は14日付けで、威圧的な言動を繰り返した市民病院の30代職員の行為をパワハラにあたるとして停職1か月の懲戒処分に、市民生活部の50代職員を同じ部署の職員に対する暴行があったとして減給10分の1、1か月の懲戒処分にしたと15日発表しました。
■30代の医療技術部職員 “停職1か月”
射水市によりますと、射水市民病院の医療技術部門に勤務する30代主任の職員は、同僚の職員に対して過去2回、強い口調や威圧的な言動などの行為により精神的苦痛を与え、院長から厳重注意を受けたにもかかわらず今年3月、同じ職員に威圧的な言動を繰り返したということです。
このため射水市は、この職員の行為をパワーハラスメントにあたるとして14日、停職1か月の懲戒処分としました。
■副主幹の50代職員 “減給10分の1、1か月”
また、市民生活部に勤務する50代副主幹の職員は今年3月、同じ部署の職員に対し、座っている椅子を蹴とばしたうえ、胸ぐらをつかむなどの行為をしたとしています。
射水市は、同僚職員への暴行にあたるとして、この50代副主幹の職員を減給10分の1、1か月の懲戒処分にしたと発表しました。
懲戒処分を受けた2人は「かっとなってしまった。被害者および市民に申し訳ない」などと話しているということです。
射水市の夏野元志市長は「各種ハラスメントの防止に向け注意喚起を行っていたにもかかわらず、職場内秩序を乱す行為を行ったことは誠に遺憾であり、市政に対する市民の信頼を損ねたことを深くお詫びいたします。今後、このようなことが生じないよう、より一層、服務規律の確保の徹底を図り、職員がお互いを尊重し、助け合う働きやすい職場環境づくりに努めてまいります」などとコメントしています。
射水市によりますと、職員の懲戒処分は2024年度に2件ありましたが、今年度は初めてということです。
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