2025年4月28日月曜日

▼課長死亡で第三者委調査へ、佐賀 吉野ケ里、町長はパワハラ否定

課長死亡で第三者委調査へ、佐賀 吉野ケ里、町長はパワハラ否定

 

2025年4月28日() 18:40 共同通信

 

 佐賀県吉野ケ里町の財政協働課長だった男性=当時(58)=が昨年11月に死亡した経緯や原因に関し、町が第三者委員会を設置して調査する方針を固めたことが分かった。町が28日明らかにした。男性は伊東健吾町長から叱責を受けうつ病を発症していた。遺族は自殺だと主張。町長はパワハラを否定している。

 

 男性の死亡を巡っては、町の区長会の多良正裕会長が4日、町議会に経緯の調査を求め要望書を提出。町議会が21日に第三者委の設置を町に要望していた。

 

 遺族によると、男性は昨年4月、町長らとの面談で新庁舎建設に関する計画が甘いと指摘し、財政負担に難色を示した。町長は「俺が(課長職を)代えてやる。建設的な意見を言え」などと発言。男性はパワハラと受け止め、うつ病となり休職した後、公務災害認定を請求した。

 

 男性は昨年11月、副町長に「死をもって抗議する覚悟はできている」などとするメールを送った。翌日、佐賀市の林道脇に倒れているのが見つかり、死亡が確認された。

 

 

 ※ 他社のニュースも掲載致します

町長のパワハラ訴え職員が死亡
 佐賀県吉野ヶ里町が第三者調査委員会を設置

 

2025年4月30日() 12:28 RKB毎日放送

 

佐賀県吉野ヶ里町の職員が町長のパワハラを訴え死亡した問題をめぐって、町が第三者調査委員会を設置することになりました。

 

30日午前、吉野ヶ里町議会で第三者委員会を設置するための関連経費を盛り込んだ補正予算案が、全会一致で可決されました。

 

「原案の通り可決されました」

 

町によりますと、去年11月、当時、財政協働課長だった男性が伊東健吾町長からのパワハラを訴え、死亡しました。

 

町の調査では、パワハラにはあたらないと判断されましたが、区長会の会長が4月、調査の要望書を町議会に提出。

 

こうした動きを受け町は、町長によるパワハラがあったのか調べる第三者委員会を設置することにしたものです。

 

伊東町長は、「委員会に公正な立場で判断してもらえると思っている」と話しています。




佐賀県吉野ヶ里町長のパワハラの有無調査する第三者委設置費盛り込んだ予算案可決
…元財政協働課長自殺巡り

 

2025年5月1日() 12:58 読売新聞

 

 佐賀県吉野ヶ里町の元財政協働課長の男性が昨年11月に死亡した事案を巡り、町議会の臨時会が30日に開かれ、伊東健吾町長によるパワハラの有無などを調査する第三者委員会の設置費約236万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を全会一致で可決した。

 

 県弁護士会が推薦する弁護士3人で構成する方針で、設置時期は未定。パワハラの有無についての調査や認定を行い、報告書を作成する。

 

 遺族らによると、男性は昨年4月、町の財政問題について、伊東町長に進言したが聞き入れられず、伊東町長から叱責を受けたという。男性は精神的に追い詰められて、うつ病を発症し、休職。同11月、自殺した。遺族は町長のパワハラが原因と主張。今年4月、町区長会会長が原因について調査を求める要望書を町議会に提出していた。

 

 取材に応じた伊東町長は、パワハラの認識はなかったと改めて説明した上で、「第三者委員会には、公正な立場での判断を期待したい」と話した。

 

 また、町は事案を受けて12月、全職員約150人を対象に、過去3年間で上司や議員などからハラスメントを受けたり、見聞きしたりしたことがないかについて匿名のアンケートを行った。現在集計しており、町は516日に開かれる町議会全員協議会で結果を説明するという。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月9日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼吉野ヶ里町元課長死亡、経緯調査へ 町長からのパラハラの有無巡り 住民から問い合わせも
これの続報です。

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