西川町長パワハラ疑惑、町議会が百条委設置へ 職員にアンケートも
2025年4月15日(火) 8:06 山形新聞
西川町議会は14日、全員協議会を開き、町職員の襟元をつかんだとされるなど、菅野大志町長の一連のパワーハラスメント疑惑について、調査特別委員会(百条委員会)を設置する方針を確認した。25日にも開く臨時会で、議員発議の設置案を審議する。
全協は冒頭以外は非公開で行われ、体調不良などで欠席した後藤一夫、古沢俊一両町議を除く町議8人が出席した。終了後、菅野邦比克(くにひこ)議長が取材に応じ「パワハラ疑惑の報道を受け、議会として調査すべきとの方針を確認した。(百条委の設置に)異論は出なかった」と明らかにした。
菅野議長は、百条委設置案が可決された後、職員らへのアンケートを独自で行うなど調査に入る意向を示した。菅野町長から襟元をつかまれ町長室に連れ込まれたとする元職員の他に、パワハラ被害を訴える職員がいないかなども調査する考えだという。
町は現在、菅野町長のパワハラの有無を調査する第三者委員会の設置に向けて準備を進めている。菅野議長は「第三者委とは別に百条委を設置することで、町議会としても問題の調査に取り組む」とした。
町議会は調査内容の詳細などを設置案の文面に盛り込むため、県関係機関の助言を受ける。早ければ22日の議会運営委員会を経て、臨時会に提案する見通し。
◆百条委員会 地方自治法100条に基づき、自治体の事務に関する疑惑や不祥事などの調査を目的に、地方議会が設置する特別委員会。関係者を出頭させ、証言や記録提出を求めることができるなど強い調査権限があり、偽証や正当な理由のない出頭拒否には罰則が科される。
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【山形】西川町が「百条委員会」設置の方針
菅野大志町長によるパワハラの疑いめぐり
2025年4月15日(火) 11:58 さくらんぼテレビ
西川町の菅野大志町長によるパワハラの疑いをめぐり、町議会はこの問題を調査する「百条委員会」を設置する方針を確認した。
この問題は、西川町の菅野大志町長が、早期退職した元職員の襟元をつかんで町長室に連れ込むなど、町長によるパワハラが疑われているもの。
菅野町長による職員へのパワハラが疑われる事案はほかにも複数あり、町は「ハラスメント第三者調査委員会」を設置する方針を決めている。
こうした中、町議会は14日、全員協議会を開き、関係者を出頭させることができるなど強い権限を持つ「百条委員会」を、一連のパワハラの疑いを調査するために設置する方針を確認した。
出席した議員からは、「百条委員会」の設置について異論は出なかったという。
今後、職員へのアンケート・ヒアリングなどの調査内容を精査した上で、4月25日に開かれる予定の臨時町議会で、「百条委員会」設置案の提出を目指す。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ4月14日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼西川町議会が「百条委員会」の設置検討 町長による元職員へのパワハラ疑惑受け
これの続報です。
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