「不倫ではなくセクハラ」
女性問題受けた田川市長への2度目の不信任決議案 再否決
2025年4月30日(水) 15:15 九州朝日放送
田川市の村上卓哉市長が女性職員からセクハラを訴えられている問題で、市長に対する2度目の不信任決議案が議会に諮られましたが、否決されました。
「不信任案は否決されました」
田川市の村上市長を巡っては、2月、公務出張に同行させていた50代の女性職員をホテルの自室に招く様子などが週刊誌に報じられました。
問題を受け、先月、市議会に不信任決議案が提出されましたが否決され、その後、女性職員側が「不倫だった」という市長の認識に対し、「強いられた同意」によるセクハラだったと主張しました。
30日開かれた臨時会で、再び不信任決議案が提出されましたが、賛成・反対ともに9票で、可決に必要な出席議員の4分の3に達せず再び否決されました。
村上市長は「重く受け止め、説明責任を果たしていきたい」としています。
不倫・セクハラ問題の田川市長の不信任決議案 再び否決
2025年4月30日(水) 15:55 NHK
田川市の村上卓哉市長が不倫関係にあったとした市の女性職員から、セクシュアルハラスメント被害の申し立てを受けたことについて、30日、開かれた市議会の臨時議会で村上市長に対する不信任決議案が提出され、採決の結果、否決されました。
村上市長に対する不信任案が否決されるのは今回で2回目です。
田川市の村上卓哉市長をめぐっては、不倫関係にあったとされた市の人事秘書課の女性職員の代理人の弁護士が先月31日に記者会見し、不倫関係ではなく、市長からセクシュアルハラスメント被害を受けていたとして、事実関係の調査などを求めて市の公平委員会に申し立てを行ったことを明らかにしました。
30日、開かれた、田川市議会の臨時議会では、尾崎行人議員から「女性職員の訴えにより、市長という立場を利用し、自分の私欲を満たすために強引に異動させるという情実人事の疑惑は逃れようがない状況だ。自らが調査対象になっているため答弁を差し控えたいという発言は、ガラス張りの市政とは程遠い」として、村上市長に対する不信任決議案が再び提出されました。
そして、議長を含む18人で採決が行われた結果、賛成9人、反対9人で賛成が可決に必要な出席議員の4分の3に届かず、村上市長に対する不信任決議案は否決されました。
村上市長に対する不信任案が否決されるのは先月19日に続き、今回で2回目です。
村上市長は「今後、真摯に市政を進め、しっかりと説明責任を果たしていきます」と話しています。
不倫関係の女性が“セクハラ被害”
田川市長への2度目の不信任決議案を否決
「第三者委員会を設置し事実究明していきたい」 福岡県
2025年4月30日(水) 17:55 テレビ西日本
福岡県田川市の市長が不倫関係にあったとする女性からセクハラ被害の申し立てを受けたことについて、30日に開かれた市議会の臨時議会で、市長に対する“2度目”の不信任決議案が提出され、採決の結果、否決されました。
神妙な面持ちでときおりカメラに視線を向ける田川市の村上卓哉市長(54)。
30日朝、臨時の議会に臨みました。
村上市長は、去年11月と今年1月に公務で出張した際、市の職員である50代の秘書の女性をホテルの部屋に招き入れるなど不適切な行為があり、その女性と不倫関係にあったと謝罪しています。
“不倫関係”の部下がセクハラ被害を申し出
3月には、市議から村上市長への不信任決議案が提出され、否決。
その後、部下である女性側が、村上市長からセクハラ被害を受けていたとして、市の公平委員会に申し立てを行いました。
陳述書によると、女性は村上市長に2年前からしつこく会食に誘われ、飲食店の個室内で抱きつかれたり、カラオケの個室内でキスをされたりしたとしています。
その上で、「結婚はできないが、今後の人生を一緒に過ごしたい」こう言い寄られたということです。
最終的には、上司と部下という力関係の中で断ることができず、交際に至ったとしています。
このセクハラ問題をうけて30日、再び不信任決議案が提出されました。
採決の結果、賛成が出席議員の4分の3に達しなかったため、再び否決されました。
議会後、村上市長は、辞職について否定した上で、「速やかに第三者委員会を設置し事実究明をしていきたい」と話しました。
不倫を認めた市長(54)への不信任決議案
賛成9、反対9で出席議員の4分の3を下回り否決 福岡県田川市
2025年4月30日(水) 19:06 RKB毎日放送
福岡県田川市の村上卓哉市長(54)が部下の女性職員との不倫を認めた問題。
30日、田川市議会に再び不信任決議案が提出されましたが、否決されました。
30日午前田川市議会では臨時会が開かれ、村上卓哉市長に対する不信任決議案が3月に続いて提出されました。
採決の結果は賛成9、反対9で、賛成が可決に必要な出席議員の4分の3を下回り否決されました。
この問題をめぐっては、村上市長が50代の秘書の女性職員との「不倫関係」を認める一方で、女性職員の代理人弁護士は「不倫ではなくセクハラだ」と訴えています。
田川市 村上卓哉 市長
「しっかりと説明責任を果たすべきというふうに受け止めています」
村上市長は改めて辞職を否定し、今後公平委員会や第三者委員会で説明していく考えを示しました。
福岡県田川市長の不倫・セクハラ問題、不信任案また否決
…村上市長は即時辞職を否定
2025年5月1日(木) 8:18 読売新聞
福岡県田川市の村上卓哉市長が不倫関係と認識していた女性職員からセクハラ被害を訴えられた問題で、市議会は30日に臨時議会を開き、村上市長に対する不信任決議案を賛成少数で否決した。
村上氏の不信任決議案が否決されるのは、3月19日に続いて2度目。採決は前回と同様に無記名投票で行われ、賛成9、反対9(うち白票4)で、可決に必要な出席者の4分の3に届かなかった。
提案理由について、尾崎行人議員は、公務出張先で女性職員と不適切な関係を重ねた行為を「公金の不正流用だ」と批判し、女性へのセクハラ疑惑も浮上したことで「田川をおとしめ、市政への影響は計り知れない」などと説明した。
その後の討論では、議員1人が「セクハラは事実認定されておらず、(前回と)情勢は変わらない」と反対の立場から、議員6人が「信用は失墜し、市長としての資質はない」などと賛成の立場から意見した。
村上氏は閉会後、報道陣の取材に応じ、「今回の判断を重く受け止め、誠意をもって市政に取り組みたい」と語り、即時辞職を否定。早ければ市議会6月定例会に第三者調査委員会設置条例案を提案する考えを示し、「調査には真摯(しんし)に応じる。調査結果を見て、進退を判断したい」と述べた。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ4月22日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼市長のセクハラ巡り、市議会が不信任案を再審議へ 福岡・田川
これの続報と、
拙ブログ4月29日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼福岡県田川市長の不倫・セクハラ問題、不信任案「無記名投票は無責任」…市民団体が記名投票か起立採決を要望
これの続報です。
「不倫をしたから不信任」かどうかは、不倫が違法行為ではないために
一概に断罪は出来ないでしょう。
しかし、不倫の手段として、役所内の人事を悪用しているのが事実ならば、
それは以ての外ですから、不信任が適切だと思います。
この点について、反対した市議はどの様に受け止めているのか知りたいです。
また、不倫相手とされる女性職員からセクハラの訴えが出ておりますが、
この点については疑義がありますので、然るべく調査が必要であり、
現時点で「セクハラである」との決めつけは断じてなりません。
さて、市民団体から「記名投票か起立」での要望が出されておりましたが、
議員先生の都合が悪いのか、無記名投票であったことを、
5月1日付けの読売新聞だけが報じてます。
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