市の全職員対象アンケート、ハラスメント「受けた」4割
…上司からが最多「人格否定の言葉」「無視」
2025年4月16日(水) 17:20 読売新聞
奈良市は、全職員約5000人を対象として昨年度実施した「仕事へのやりがい」や「職場環境」についてのアンケート結果を公表した。今回は、ハラスメント関連の設問を追加し、回答者1158人のうち約4割の455人が、ハラスメントを受けたことが「ある」と回答した。
アンケートは昨年12月~今年1月、オンラインで行い、匿名で回答してもらった。仕事や職場環境に関する36問とハラスメント関連6問のほか、自由記載欄も設けた。
ハラスメント調査(複数選択可)では「大声でどなる、人格を否定するような言葉を投げかけられた」(296件)「あいさつや話しかけを無視するなど、コミュニケーションを拒否された」(205件)が目立った。行為を受けた相手は、上司が最も多く、その中には、市長らを含む特別職も58件あった。
一方「同じ市民から大量の電話やメールを受けた」など、市民からの「カスハラ」とみられるものも118件あった。
市では昨年度、ハラスメント防止指針を再整備し、相談窓口を職員に周知するなどの対策を進めている。市は「ハラスメントをさせない、許さない職場環境のため、防止研修の徹底などをしっかりやっていきたい」としている。
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奈良市職員アンケート 4割が「ハラスメント受けた」
2025年4月21日(月) 19:10 奈良テレビ
奈良市が職員を対象に行ったアンケートで、約4割がパワハラやセクハラなどのハラスメントを受けたと答えたことがわかりました。
この調査は、令和6年12月から令和7年月にかけて奈良市が全職員約5000人に実施し、約1160人から回答を得たものです。それによりますと、何らかのハラスメントを受けたことが「ある」と答えた職員は約4割にのぼりました。
具体的には「大声でどなられたり、人格を否定するような言葉を投げかけられたことがある。」が最も多く、次に「挨拶や話しかけを無視するなど、明らかにコミュニケーションを拒否されたことがある。」などとなっています。
また、ハラスメントを受けた相手で最も多かったのが「上司」で313件、うち市長や教育長などの「特別職」からが58件でした。次いで多かったのが「市民」の118件で、「同じ市民からの大量の電話やメール」を受けたという事例もありました。
奈良市では令和6年度、ハラスメント防止のための指針を再整備するなどしており、引き続き「ハラスメントをさせない・許さない職場環境を目指していく」としています。
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