“キス強要”“黙れ女が”愛媛県内女性議員がハラスメント調査
2025年4月16日(水) 08:35 NHK
愛媛県内の超党派の女性議員らで作るグループが、これまでに受けたハラスメントの実態をとりまとめました。
同僚議員からのキスの強要や差別的な発言などが確認されたということで、グループは今後、各市町の議会にハラスメント防止条例の制定を要請していくことにしています。
愛媛県内の超党派の女性議員や元議員、およそ40人で作る「えひめ女性議員ネットワーク」は、女性議員へのハラスメントの実態を把握しようと、去年8月、会員を対象にアンケートを行い、17人から回答を得て、その結果をとりまとめました。
それによりますと、12人が議員活動の中で、8人が選挙活動中にハラスメントを受けたと回答しました。
具体的には
▽「同僚議員からキスを強要された」とか
▽「会議中に『黙れ女が』と言われた」
▽「懇親会で男性議員におしりを触られた」
▽「同僚議員から『女の子なんやけん、お酌せな』と言われた」などの回答があったということです。
グループは、深刻な問題が浮き彫りになったとして、今後、ハラスメント防止条例の制定に向けて各市町の議会に要請していくとともに、議会で女性が活躍できる環境整備に努めていきたいとしています。
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