2025年4月17日木曜日

同僚の尻触った自衛隊員を停職4か月の懲戒処分、性別非公表 理由は「LGBTQへの配慮」

同僚の尻触った自衛隊員を停職4か月の懲戒処分、
性別非公表 理由は「LGBTQへの配慮」

 

2025年4月17日() 12:41 長崎放送

 

海上自衛隊の20代の隊員が、3年前に同僚に対してセクシャルハラスメントをしていたとして、17日付で停職4か月の懲戒処分を受けました。

 

処分を受けたのは、海上自衛隊佐世保地方総監部佐世保基地業務隊に所属する20代の海士長です。

 

佐世保地方総監部によりますと、海士長は202211月、当時所属していた部隊がある広島県内の飲食店で複数人の同僚と会食中、異性の同僚2人に対して、尻を触って肩に手を回したり、隣に座った際に上腕部に手を回して抱き寄せたりするなどのセクハラをしたということです。

 

海士長は一連の行為を認めていて、「会食が退屈だったため一緒に帰ろうと促すためだった」「気心が知れた関係だと思っていた」などと話していて、依願退職する予定だということです。

 

佐世保基地業務隊司令の平野一照二等海佐は「服務事案の防止について取り組んでいる中で、隊員がこのような規律違反を生起させたことを重く受け止めている」「今後さらに服務指導を徹底するとともに厳正な規律を維持し再発防止に努める」としています。

 

海上自衛隊佐世保地方総監部は、LGBTへの配慮を理由に被処分者と被害者の性別を明らかにしていません。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

同僚のでん部を触るなどセクハラ行為
 海自佐世保基地業務隊の20代の海士長が4か月停職処分《長崎》

 

2025年4月17日() 13:18 長崎国際テレビ

 

海上自衛隊の佐世保基地業務隊の20代の海士長が同僚隊員のでん部を触るなどのセクハラ行為を行ったとして、17日付けで停職4か月の懲戒処分となりました。

 

17日付けで停職4か月の懲戒処分となったのは、海上自衛隊の佐世保基地業務隊20代の海士長です。

 

佐世保地方総監部によりますと、海士長は202211月、広島県内の飲食店で同僚2人対し、でん部を触るなどのセクハラ行為をしたということです。

 

被害にあった隊員からの申し出を受けて佐世保地方総監部が調査した結果、判明。海士長は佐世保地方総監部に対し「一緒に帰ろうと促そうと触った」などと話しているということです。

 

海士長は処分を受け、依願退職を予定しています。

 

佐世保地方総監部の平野 一照2等海佐は「隊員が規律違反を生起させたことを重く受け止めている。再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

 

 

 

海自・同僚2人の尻を触るなどセクハラ行為
 20代隊員で4カ月の停職処分【長崎県佐世保市】

 

2025年4月18日() 12:06 テレビ長崎

 

同僚2人の尻を触ったり、抱き寄せるなどのセクハラ行為をしたとして、海上自衛隊佐世保地方総監は20歳代の隊員を4カ月の停職処分にしたと発表しました。

 

停職4カ月の懲戒処分を受けたのは海上自衛隊 佐世保基地業務隊所属の20歳代の隊員です。

 

この隊員は広島県内の部隊に所属していた3年前、居酒屋で開かれた飲み会で同僚の隊員の尻を触ったり、肩に手を回し抱き寄せるなどのセクハラ行為をし、2人に精神的な苦痛を与えたということです。

 

隊員は反省し、被害者にも謝罪していて、今後、依願退職するということです。

 

佐世保基地業務隊の平野一照 司令は、「規律違反を重く受け止めている。服務指導を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを発表しています。

 

防衛省は今年から懲戒処分を受けた隊員の性別を公表しないようにしています。

 

 

 

海上自衛隊佐世保基地の20歳代海士長、同僚2人の尻触り停職処分
「セクハラは決して許されず深く反省」

 

2025年4月19日() 12:10 読売新聞

 

 海上自衛隊佐世保地方総監部は17日、佐世保基地業務隊の20歳代の海士長を停職4か月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 発表では、海士長は20221112日、広島県内の飲食店で、当時所属していた部隊の同僚隊員2人に対し、尻を触るなどした。「セクハラは決して許されず、深く反省している」などと認めているという。


《カウンセラー松川のコメント》

「海上自衛隊佐世保地方総監部は、
LGBTへの配慮を理由に被処分者と被害者の性別を明らかにしていません。」
「防衛省は今年から懲戒処分を受けた隊員の性別を公表しないようにしています。」
とのことですが、
防衛省はセクハラの加害者と被害者の性別を性自認の観点から公表しないとのこと。
それはセクハラの加害者と被害者が同性だと同性愛者であることが判明するから、
配慮により性別を公表しない訳です。
これは「同性愛者は社会的に異常」と言う偏見が由来だと思います。
多様性を認めるならば、性への多様性も同様で、
異性愛でも同性愛でも異端視しないことが大切なのではないでしょうか?
別に加害者や被害者の性別が分からなくても困りませんが、
LGBTへの配慮」を大義名分に、公開情報を減らす口実にしていると思うのです。

被害者の皆様へ
セクハラの加害者に対しての処分が決まりました。
2年以上の時間を要しましたが、これで職場としては対応完了でしょう。
今後も被害に遭った場合は、遠慮なく申告をして、
健全な職場環境を作ってください。


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