部下にパワハラ行為、議員に暴行…50代の男性部長を減給 長崎・対馬市
2025年4月29日(火) 11:00 長崎新聞
長崎県対馬市は28日、部下にパワハラ行為を、市議会議員に暴行をしたとして、50代の男性部長を同日付で減給4カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。昨年3月に部下が被害を市に報告したにもかかわらず、同12月に市議への被害が発生していた。比田勝尚喜市長は「調査に時間を要し2件目の事案が起き、申し訳ない」と謝罪した。
同日の市長定例会見で説明した。市によると部長は昨年3月、同じ職場の職員1人に対し同僚などの前で「頭悪いな」などと叱責した。同月に職員がメールで市に被害を報告したが、市がメールに気付いたのは同5月だった。
市はその後調査を進めたが、部長は同12月に市内の飲食店で、市議に対し議員活動や姿勢に関する暴言を吐き、顔や頭部を殴るなどした。市議会との懇親会後で、市議は口の中を切ったという。市側は「(同5月以降)本人には注意していた」としている。
部下へのパワハラについて男性部長は「意見が食い違い言ってしまった」、市議への行為については、酔っており「覚えていない」などと話しているという。
また市は同日、2022~24年に消防団員へ支払った報酬について源泉徴収票への記入額を誤り、243人分の源泉徴収税計67万9437円を過大徴収していたと発表した。還付処理をしていく予定で「再発防止に努める」としている。
※ 他社のニュースも掲載致します
「頭悪いな」と部下にパワハラ、酔って議員に暴言暴行の男性部長(50代)減給の懲戒処分【長崎県対馬市】
2025年5月1日(木) 12:53 長崎放送
職場の部下に対して高圧的に叱責するパワーハラスメントを行ったほか、市議会議員に対して暴言や暴行を加えたとして、長崎県対馬市の職員が減給の懲戒処分を受けました。
処分を受けたのは、長崎県対馬市の男性部長(50代)です。
対馬市によりますと、男性部長は去年春頃、職場の部下に対して意見の食い違いから「お前、頭悪いな」と叱責するパワハラを行ったということです。
また、去年冬には、市の幹部職員と市議会議員との懇親会後に別の店で偶然居合わせた市議に対し、議員活動に対する暴言を吐いたほか頭や顔を複数回殴る暴行を加えたということです。
市の聞き取りに対し、男性部長はパワハラ行為を認め「少し感情的になってしまった」と話しているということです。一方、市議への暴言・暴行については、当時酒に酔っていて「覚えていない」と話しているということです。
対馬市は4月28日付で男性部長を減給10分の1(4か月)の懲戒処分としました。
長崎県対馬市部長が部下に「頭が悪いな」、パワハラで減給処分
…市議会と懇親会後に議員に暴言吐き暴行も
2025年5月4日(日) 11:26 読売新聞
長崎県対馬市は4月28日、部下を高圧的に叱責するパワーハラスメントなどがあったとして、50歳代の男性部長を同日付で減給10分の1(4か月)の懲戒処分にした。
市によると、部長は昨年春頃、業務のやり取りをする中で40歳代の部下に「頭が悪いな」などと言って精神的苦痛を与えた。また、同年の冬には市議会との懇親会後の店で、偶然に居合わせた市議員に対して暴言を吐きながら暴行を加えたという。
0 件のコメント:
コメントを投稿