2025年4月22日火曜日

▼西川町長のパワハラ疑惑 町が第三者委設置の条例案を町議会に示す 25日に採決 「百条委」設置も

西川町長のパワハラ疑惑 町が第三者委設置の条例案を町議会に示す
 25日に採決 「百条委」設置も

 

2025年4月22日() 18:17 山形放送

 

西川町の菅野大志町長が職員に対しパワーハラスメントを行ったとの疑惑について、町は第三者委員会を設置して調査を行うことなどを定めた条例案を22日、町議会に示しました。

 

西川町の菅野町長をめぐっては、退職した元職員の男性が、在職時に町長から襟元をつかまれ町長室に連れ込まれたと訴えるなど、職員へのパワハラ疑惑が浮上しています。

事態を受け、町は22日、町議会の全員協議会で、事実関係の調査にあたる第三者委員会の設置などについて盛り込んだ条例案を示しました。それによりますと、第三者委員会は3人以内とし、弁護士らを想定しています。

条例案は425日に開かれる町議会の臨時会で上程され、採決が行われる予定です。条例案が可決されれば、町は県弁護士会に委員の推薦を依頼し、選ばれた委員による調査が行われることになります。町は、年明けを目途に最終報告書の提出を受けたいとしています。

 

西川町議会・佐藤仁 議員「今回、県弁護士会に依頼した場合、委員の人選に関しては、町は異議を申し立てないということで理解してよいか」

西川町・荒木真也 総務課長「町は一切、人選には関与しないというスタンス」

西川町議会・佐藤光康 議員「1月、2月に最終報告書の提出は、ちょっと遅いと思う」

西川町・内藤翔吾 副町長「委員の推薦依頼を出した後、選定が1日や2日でできるとは思っていない。そこがどのくらい時間がかかるかによる。我々のお願いとしては、可能な限り1月、2月くらいまでにお願いしたいと伝えている」

 

このほか条例案には、町総務課のほかに、弁護士や臨床心理士など専門知識を持つ相談員が対応する「第三者相談窓口」を設置することなどが盛り込まれました。

一方、町議会側は、今回の疑惑などに関する調査を行うため、いわゆる「百条委員会」の設置を425日の町議会臨時会に提案する予定です。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

【山形】西川町長パワハラ問題 第三者委員会設置へ

 

2025年4月22日() 20:03 山形テレビ

 

西川町の菅野大志町長をめぐるパワハラ疑惑。町議会は第三者による調査委員会を設置するための条例案について、臨時議会で審議することを確認しました。

 

西川町の菅野町長をめぐっては、元職員の襟元を掴み町長室に連れ込むなど、ハラスメントと疑われるような行為が指摘されています。

きょう開かれた議会運営委員会で、パワハラの有無を調査する「第三者委員会」を設置するため、ハラスメント防止に関する条例案を今月25日に開かれる臨時議会で審議することを確認。その後の全員協議会では、内藤翔吾副町長が議員に対し条例案を説明しました。

 

条例では、新たに弁護士や臨床心理士など第三者によるハラスメントに関する相談窓口を設置。窓口に寄せられた相談について必要と認められた場合に第三者委員会を立ち上げ、調査することなどを定めています。

 

【西川町 内藤翔吾副町長】

「(第三者への相談は)メール、対面、電話というところを選択肢として広く用意する。相談しにくいという雰囲気を作らないということが大事なので、出来る限りのことはさせていただく」

 

臨時議会で条例案が可決されれば、来月上旬にも県弁護士会に第三者委員会の人選を依頼。来年の1月から2月までに報告書をまとめるよう求める予定です。

 

【内藤副町長インタビュー】

「まずは事実関係を第三者調査委員会の中でしっかり調査していただいて、その結果を踏まえて必要な措置を講じていく」

 

菅野町長をめぐるパワハラ疑惑について町民は。

 

【町民】

「やっぱり町民としては不安な点もある」

「あれだけ(疑惑が)出てきたので(第三者委員会の調査で)きれいにしてもらわないと納得しないところはある」

「町長は若いからエネルギーがいっぱいあるというか、色々なことを新たにしてくれているとは思うけど、こういう騒動は起こしてもらいたくない。こんな小さい町で」

 

今月25日の臨時議会では、第三者委員会とは別に、議員発議による「百条委員会」の設置案についても審議されます。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月15日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼西川町長パワハラ疑惑、町議会が百条委設置へ 職員にアンケートも
これの続報です。

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