富山県 土木部の男性職員2人(48歳、55歳)懲戒処分を公表
交通事故と同僚への暴言
2025年4月25日(金) 14:46 チューリップテレビ
富山県は25日、土木部の課長補佐級職員2人に対する懲戒処分を発表しました。1人は交通事故を起こし減給処分、もう1人は同僚への暴言により戒告処分となりました。いずれも令和6年中に発生した事案で、県の「職員の懲戒処分等に関する公表基準」に基づき公表されました。
富山県によりますと、このうち土木部に所属する48歳の男性課長補佐級職員は、令和5年11月27日午後、私有車を運転中に交差点を右折する際、対向車と接触事故を起こし、相手にけがを負わせたということです。
男性職員は事故で、被害者に約6週間のけがを負わせたほか、免許停止60日などの行政処分を受けています。
このため男性職員は令和6年12月20日付で減給1月(給与の10分の1)の懲戒処分を受けています。
■同僚への “暴言” 繰り返し戒告処分…
もう1件は、同じく土木部に所属する55歳の男性課長補佐級職員が、令和5年度中に同僚職員に対して暴言を吐き、精神的苦痛を与えたとして、令和6年12月20日付で戒告処分となりました。
県によりますと、この職員は部署内での業務上のやり取りの中で、複数回にわたり不適切な発言を行っていたとのことです。被害を受けた職員からの相談を受け、調査の結果、パワーハラスメントに該当すると判断されました。
今回の事案を受け富山県人事企画室は「公務員は県民の信頼の上に成り立つ職務であることを改めて全職員に周知徹底し、再発防止に全力で取り組みます」コメントしたうえで、交通安全に関しては、定期的な注意喚起と安全運転講習の実施を徹底するとしています。また全職員を対象にしたコンプライアンス研修の強化と、特に管理職向けのハラスメント防止マニュアルに基づいた研修を強化していくとしています。
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