2021年7月9日金曜日

大阪・池田市長が辞表提出 サウナ問題、再出馬に含み

大阪・池田市長が辞表提出 サウナ問題、再出馬に含み

 

2021年7月9日(金) 20:13 共同通信

 

 大阪府池田市の冨田裕樹市長(44)は9日、市庁舎への家庭用サウナ持ち込み問題を受け、市議会議長宛てに辞表を提出した。辞職は30日付。辞表提出後、記者団から8月末ごろまでに見込まれる市長選に再出馬する意向があるかどうか問われると「記者会見を改めて開いて説明する」と述べ、含みを持たせた。

 

 冨田氏は、市庁舎への家庭用サウナ持ち込みについて「ルールに基づいていないことに問題があった」と釈明した。一方、市職員へのパワハラ疑惑や、市から提供された駐車場定期券を市民である後援会関係者に渡したとされる疑惑の報道に関しては「一方的で遺憾だ」と不快感を示した。


《カウンセラー松川のコメント》

パワハラ問題について百条委員会で認定されたにも関わらず
「一方的で遺憾だ」と物的証拠が無いのを良い事に
最後まで認めないのも大した神経だと思います。
この様な振る舞いを[厚顔無恥]と言うのでしょうね。

被害者の方々へ
加害者である市長の辞職で問題は未解決のまま終わりそうです。
被害者としては悔しいと思いますが、相手は記事の様な輩なので、
気持ちを切り替えて進んで欲しいと思います。

セクハラ行為で懲戒免職...取り消し請求も五輪選手で教師の控訴棄却 秋田

セクハラ行為で懲戒免職
...取り消し請求も五輪選手で教師の控訴棄却 秋田

 

2021年7月9日(金) 19:31 秋田テレビ

 

 受験予定の中学生の母親にわいせつな行為をして懲戒免職処分を受けた元高校教諭でアテネオリンピック日本代表の男性が、秋田市を相手取り処分の取り消しを求めた裁判で秋田地方裁判所は、9日訴えを棄却した。

 

 訴えを起こしていたのはアテネオリンピックレスリング競技の日本代表選手で、秋田商業高校の元教師の五十歳の男性。

 

 判決によると、元男性教師は4年前の12月、勤務先の高校を受験する予定だった中学生の母親を食事に誘い、車内で抱きついてキスをして交際を迫ったもので、地方公務員法の規定に基づき懲戒免職処分を受けていた。

 

 9日の判決公判で、秋田地裁の綱島公彦裁判長は、「原告は教員として、受験の合否に深くかかわる「優越的立場」にあった。母親が誘いや要求を明確に拒否することが困難な状況にもかかわらず、キスなどの行為に及んだセクハラ行為」と認め、原告の訴えを棄却した。

 

 原告側は「判決には到底納得できない。今後本人などと相談のうえ控訴するか判断したい」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

レスリングの日本代表ですから、抑え込むのも得意でしょうね。
それにしても、車内で優位な立場を利用してのキスならば
婦女暴行でなく[セクハラ]と司法も認める時代になって驚きです。
「セクハラ」と言えば時流に乗れるとでも思っているのでしょうか?
[いじめ][万引き][セクハラ]は、
犯罪行為を軽微に誤認させる三大誤用だと考えてます。
セクハラは発言や見た目の動作が相手に性的な嫌悪感を与える行為であって、
強制的な接触が発生した段階で[性的暴行]だと私は考えております。

被害者の方へ
加害者は全くの反省がありません。
当該行為が事実ならば、徹底的に糾弾をするべきです。
裁判の長期化はいろいろな面で消耗戦となりますが、
どうか最後まで検察と共に闘い抜いてください。

14日連続勤務でうつ病自殺 妻子が会社提訴、富山

14日連続勤務でうつ病自殺 妻子が会社提訴、富山

 

2021年7月9日(金) 17:49 共同通信

 

 2019年にガソリンスタンド運営会社に勤務する男性=当時(58)=がうつ病を発症し、誕生日前日に自殺したのは、重いノルマを課せられ14日間連続勤務をさせられるなどの過重労働が原因だとして、妻と子3人が9日、会社側に慰謝料など7596万円の損害賠償を求め富山地裁高岡支部に提訴した。

 

 訴状によると、男性は1996年に富山県高岡市の会社に入社し、2009年4月から責任者として旗艦店を運営。16年、さらに2店舗を任された。

 

 提訴後に記者会見した長男(31)は「責任を真摯に受け止めてほしい」と訴えた。

 

 会社は取材に「訴状の内容がわからず答えられない」としている。

 

 

 ※ 他社の記事も掲載致します

58歳過労自殺 遺族が賠償求め会社提訴

 

2021年7月9日(金) 19:00 北日本放送

 

 おととし、高岡市の石油販売会社で働いていた50代の男性がうつ病を発症し自殺したのは会社側が過重労働の労務管理を怠ったことが原因だとして遺族が、会社と当時の社長に対し損害賠償を求める訴えを9日、富山地裁高岡支部に起こしました。

 

 訴えたのは自殺した男性の遺族4人です。訴えによりますと、男性は、高岡市の石油販売会社でガソリンスタンドの運営を任されていました。

 

 労働基準監督署は、男性が3か月に1度、ひと月に1000リットルのガソリンを売るというノルマを達成できなかったことや残業が月100時間を超えたことが原因で、うつ病を発症し、自殺につながったと労災認定しました。

 

 訴えでは、会社と当時の社長が適切な労務管理を怠ったなどとしておよそ7600万円の損害賠償を求めています。

 

 9日、原告のひとりである男性の長男が会見を開きました。

 

 長男

 「今でも悲しさと悔しさ、そしてどうしてこうなってしまったのかという思いで胸がいっぱいです。」

 

 そして父親の遺書を公開しました。

 

 長男

 「『責任者として最低の結果を出してしまったことをおわび申し上げます。つらい、つらすぎる』過重労働が本人のみならず、多くの人を不幸にするリスクがあることを、改めて社会全体で理解しなければならないと考えています。」

 

 会社は取材に対し「長時間労働にならないよう是正していた」として争う姿勢を示しました。


《カウンセラー松川のコメント》

既に自殺は業務過多によるうつ病が原因と労災認定されておりますので、
労務管理を怠った会社を遺族が民事で訴えたものです。
ノルマを達成できなかった事が、過重労働やうつ病の原因なので
これはパワハラにも当たります。
私企業として1円でも多く売り上げ、利益を多く出すのは使命ですが、
それを労働者に押し付けるのではなく、
如何に企業として健全に利益を上げるかを推進するべきなのです。
現場責任者に全て押し付ける発想は経営者の無能を示すものであり、
経営者失格とも言えます。

御遺族の方々へ
証拠をしっかりと揃え、相手の弁護士に言いくるめられない様に
しっかりと担当弁護士に法廷戦術を練ってもらってください。
民事訴訟は長期戦となり易いので、その覚悟もしっかりと持ってください。

労働相談5年ぶり1万件超え 事業主のコロナ関連増/青森労働局

労働相談5年ぶり1万件超え
 事業主のコロナ関連増/青森労働局

 

2021年7月9日(金) 10:03 デーリー東北

 

 青森労働局は8日、職場でのトラブル解決を図るための個別労働紛争解決制度の2020年度施行状況をまとめた。総合労働相談件数は1万733件(前年度比979件増)で、5年ぶりに1万件を超えた。新型コロナウイルスの影響で、休業手当や雇用調整助成金など事業主からの相談が増えたことが要因。民事上の個別労働紛争の相談では、「いじめ・嫌がらせ」が936件(196件減)と8年連続トップだった。

 

 個別労働紛争解決制度は、労働者個人と事業主間の職場環境を巡るトラブルの未然防止や早期解決を図るもの。解決方法には、▽総合労働相談▽労働局長による助言・指導▽紛争調整委員会による専門家のあっせん―の3種類ある。

 

 総合労働相談のうち、民事上の個別労働紛争の相談は2870件(642件減)。相談内容で最多だった「いじめ・嫌がらせ」は大半がパワーハラスメント(パワハラ)の疑いだった。

 

 そのほか、自己都合退職655件(178件減)、解雇570件(55件減)、労働条件の引き下げ331件(2件増)だった。同労働局は「新型コロナで再就職が難しく、自己都合退職が大きく減った」との見方を示す。

 

 労働局長による助言・指導の申し出は71件(10件減)、紛争調整委員会によるあっせんの申請は33件(11件減)だった。

 

 後を絶たないパワハラを巡っては、20年6月に「パワハラ防止法」が施行。大企業に対策が義務付けられており、中小企業では22年4月から適用される。同労働局は「制度の周知を図り、労働環境の改善を進めていく」と述べた。


《カウンセラー松川のコメント》

民事上の個別労働紛争の相談で「いじめ・嫌がらせ」の件数が
8年連続トップと言うのが実状です。
いつからこの国は[弱い者いじめ]大国に成り果てたのでしょう。
競争主義や成果主義の横行により[強さが正義]となっています。
それは近年の国政を見ても同じではないでしょうか?
「勝つことが全て」
他人を踏台にしようが、弱者を切り捨てようが、
自分さえ良ければそれで構わない教育や
思いやりを教えない躾けも
[いじめ天国]を作り上げています。
そんな連中が先輩や上司になるのですから、
職場でのいじめや嫌がらせの相談が多いのも当然です。
当面の間は、この悲しい状況は続くと思います。
それは、法整備云々ではありません。
人間の本質の問題ですから。

2021年7月8日木曜日

「頭おかしいから病院行け」「仕事したくない」複数の部下に"パワハラ"行為…40代男性自衛官を懲戒処分

「頭おかしいから病院行け」「仕事したくない」
複数の部下に"パワハラ"行為…40代男性自衛官を懲戒処分

 

2021年7月8日(木) 21:20 北海道文化放送

 

 複数の部下隊員に威圧的な言動などで指導し、精神的苦痛を与えたなどとして、陸上自衛隊の40代の男性自衛官が懲戒処分となりました。

 

 減給1か月15分の1の懲戒処分となったのは、陸上自衛隊北部方面総監部に所属する40代の男性2等陸佐です。

 

 陸上自衛隊によりますと男性2等陸佐は、2020年秋ごろから2021年3月上旬までの間、複数の部下隊員に「お前は頭がおかしいから病院に行け」、「お前なんかとは一緒に仕事したくない」などと暴言を吐いたほか、バインダーを床に投げつけるなど威圧的な指導をしました。

 

 北部方面総監部の聞き取りに男性2等陸佐は、「何度指導しても業務が改善されず、いらだっていたから」と話しています。

 

 陸上自衛隊は7月8日付で、男性2等陸佐を減給の懲戒処分としました。

 

 北部方面総監部は、「今後、隊員にパワーハラスメントについて再教育し周知させるとともに、自衛官としての自覚ある行動についてさらなる指導の徹底を図り、再発防止に努める」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

昔と違って今は精神関係とか脳関係で揶揄する言葉は
社会的に禁句とされる風潮なので「頭がおかしい」は
いろいろと問題にされるでしょうね。
加害者の「何度指導しても業務が改善されず、いらだっていたから」
この部分が非常に気になってます。
指導の方法が悪かったならば、加害者の自業自得です。
しかし、きちんと指導したにも関わらず
言ったとおりの事が出来ない部下ならば
キレて暴言を吐くのも人情としては理解出来ます。
要は上司としての職責を果たしていたのかがポイントです。

被害者の方へ
職場で嫌な思いなんてしたくないですよね。
上司の指導は如何でしたか?
分からない部分があれば、何度でも確認しましょう。
それは部下としての権利でもあり、義務でもあります。
もしも自身の理解力が足りないならば、
それはそれで努力するか配置転換等を希望しましょう。

【特集】守られない“内部告発者”たち 組織の不正やパワハラを明るみに...そして行われる『報復』の実態

【特集】守られない“内部告発者”たち
 組織の不正やパワハラを明るみに...そして行われる『報復』の実態

 

2021年7月8日(木) 16:23 毎日放送テレビ

 

企業や組織内での不正やパワハラなどを告発する『内部通報』。そんな告発者たちを守っている法律が2006年に施行された「公益通報者保護法」だ。保護法と書かれているが、内部告発した相手側からの報復行為に対する罰則などはない。内部告発者は本当に守られているのか?「報復の実態」に迫る。

 


総合病院で看護師が受けた“パワハラ”

大阪市内の総合病院で救急センターの看護師として働くAさん(50代)。2018年4月に上司の主任看護師が異動してくるとパワハラ行為が始まったという。

(Aさん)

「主任にあたる看護師にパワハラを受けたんです。無視が始まりました。『能力が低いからだ』というような感じで。私だけに何も言わずに(業務を)外すとか。8か月間一緒に仕事をしていたんですけれども、1度も返事をしてもらうことはなかったです」

 

“チーム医療”を掲げた職場で嫌がらせや無視などが続き、Aさんは体調に異変が生じたという。

 

(Aさん)

「耳の病気を発症しまして、そのショックで。頬が痙攣するとか、誰か人に会うのが怖いとか。だんだんそうなっていきました」

 

Aさんは聴覚障害や適応障害になり休職を余儀なくされた。その後「うつ病」を発症して「職場によるパワハラが原因」とする診断書が出ている。

 

ハラスメント相談窓口での“2次被害”

Aさんは労働局を通じて社会医療法人内に設置されたハラスメント相談窓口に電話をかけた。


(Aさん)

「もうそこしかパワハラを止めてもらうところがなかったので、すごく勇気が要りました。藁にもすがる思いで助けを求めに行った」

被害を訴える、いわゆる『内部通報』だった。しかし、その対応は思いもよらぬものだったという 

Aさんによると、対応に当たったのは面識のある社会医療法人の理事の1人で、細かい被害の聞き取りはなく、こんなことを言われたという。

 

(訴状より一部抜粋)

『私も犬猿の仲の人はいる。私もたとえ職員に嫌がられても、権限を使って人事異動などしてきた。相手の仕事の仕方にもよると思うんです』

パワハラを肯定するかのような発言だった。

 

(Aさん)

「相談したばかりに余計にひどいことになって。散々打ちのめされていた気持ちを、もっと大きなグローブで殴られたような感じで、衝撃的でしたね」

 

法人側からは「主任看護師と同席の上で面談を行う」とも言われたという。

 

結局、Aさんが行った『内部通報』は何だったのか。Aさんは今年7月7日、精神的な苦痛を受けたなどとして、病院を運営する社会医療法人「愛仁会」に対して約800万円の損害賠償を求めて提訴した。愛仁会は取材に対して「無視した日は1日だと把握している。労基署は精神疾患との因果関係を認めず、労災認定もしていない」などと話している。

 


伊勢海老放流事業めぐる不正を「内部告発」 その後の“報復行為”

守られない内部告発者たち。3年前、和歌山県の南部ではある事件が起きた。和歌山県の田辺市や白浜町では、地元の特産品・伊勢海老の漁獲高を維持するために海老の放流事業を行っていて、放流量に応じて補助金が支給されていた。そんな中、「和歌山南漁協組合」では放流した量を10年以上にわたり水増しして、補助金を不正受給していた。

 

当時、問題発覚のきっかけが『内部告発』だった。

 

(内部告発した吉田浩さん 2018年)

「ちょっとおかしいなって。なんで伊勢海老の数が増えないのだろうと。組合は町もだましたし組合員もだました」

 

地元の漁師だった吉田さんは独自に調査して不正を告発した。白浜町は第三者委員会を設置して、7000万円ほどの不正受給が明らかになった。その後、当時の副組合長が詐欺罪で有罪判決を受け、一連の問題の責任を取る形で組合の役員12人全員が辞任した。しかしその後、思わぬ事態が起きたという。

 

辞任から4か月後、新たな役員を決める理事会で辞任した3人が再任され、そのうち2人が組合長と副組合長に就任したというのだ。

 

(内部告発した吉田浩さん 今年4月)

「組合長が『吉田を除外したい。動向を見張れ』と。組合に恥をかかせたのは私だと。『邪魔になるものは消せ』と。そっぽを向いたり無視したり。内部告発をした意味があったのかなと」

 

不正を明らかにした吉田さんに対して「報復」ともとれる行為が始まったという。

 

辞任したはずの人が再任 不正告発者が退職に…

 

さらに2018年当時、取材に対して匿名で不正を告発した人がいる。

 

(和歌山南漁協組合の元職員のBさん 2018年)

「(Q120kgの伊勢海老を一度に放流した?)ぶっちゃけ、やっていないです。60kg~70kgぐらいだったと思うんですけど」

 

漁協組合の職員だったBさん。組合の幹部らはBさんを何度も呼び出し、「吉田さんの協力者ではないか」と追及してきたという。その時の音声が記録されている。

 

【2021年2月の音声】

(副組合長)「お前、今でも吉田とつながっているんか?」

 (Bさん)「連絡はありますよ」

(副組合長)「なんの連絡?」

 (Bさん)「まぁ普通の」

(副組合長)「吉田と手を切らなあかんで。な?吉田よ」

 (組合長)「お前の見解から見た時には立派な人と思ったんか?」

 (Bさん)「まぁ…うん。組合員さんは皆さん、僕は尊敬してます」

 (組合長)「吉田を尊敬しているんやったらよ、覚悟しとけよという話。思い知らせるから」

(副組合長)「どっちかって言うたら、そっちの方が得意技や。えらい思いさせたるぞ、オラ」

 

Bさんに対して恫喝ともとれる発言。他にも「懲戒免職にする」などと何度も言われ、Bさんは精神疾患を患ったという。

 

(和歌山南漁協組合の元職員のBさん)

「(Q前組合と比べてどう変わった?)なにも変わっていない。なんにも、変わっていないと思います」

 

Bさんはその後、組合を退職している。

 

報復行為の法的問題は?

 

こうした内部告発者への報復は法的に問題はないのか?労働問題に詳しい中島光孝弁護士に話を聞いた。

 

(中島光孝弁護士)

「公益目的のために告発をしている、公益通報者保護法の第五条に『不利益をしてはならない』と書いてますけれども、私としてはそういった嫌がらせやパワハラも含んでいると考えます。(組合の行為が)“不利益取り扱い”に該当する可能性はあると思いますね」

 

組合長は取材に対し「パワハラ行為はない」

 

では、再任した組合長は、こうした問題についてどう弁明するのか?電話取材に応じた。

 

 (記者)「『吉田さんと関わるな』とか『除外したい』との発言があったと聞いたのですが?」

(組合長)「組合がパワハラをしたとか、そういう認識は全くないですよ。(パワハラ行為が)あると思っていますか?無いですよ。みんな大事な職員ですよ」

 (記者)「吉田さんについては組合長はどう思っていますか?」

(組合長)「それがあったから、また近未来のことを考えていけるような。恨みもつらみもなんの思いもございません。感謝しているくらいです」

 

コンプライアンスが叫ばれるようになって20年あまり。告発者たちが守られる時代になったのだろうか。


《カウンセラー松川のコメント》

内部告発も職場内の問題から、組織ぐるみの犯罪までその対象は多種多様です。
内部に設置されたハラスメント窓口の最大の目的は
[ハラスメントを外部に漏らさない]ことだと考えております。
当然、事案が解決すれば、それはそれで良いですが、
ハラスメント事案と言う破廉恥行為が外部に知れ渡る事での
組織のイメージ低下を防ぐ事も大きな役割となっていると確信してます。
私は職業柄「相談窓口は外部に設置を」と訴えております。
内部設置であると気軽に相談出来るイメージですが、
相談内容が職場に知られてしまう可能性はあるのです。
また、上層部等が介入して揉み消し工作に至る場合もあります。
この記事の病院の事例が当てはまります。
また、組織ぐるみの違法行為を告発する場合は、
自身の保身は考えない事です。
違法行為を行っている者を組織から追放出来たとしても、
その仲間が残っていれば報復される可能性は高いです。
更に地域性の高い組織であれば、
告発した相手と距離を置くことも難しいでしょう。
漁協の事例がこれに当てはまります。
「長いものには巻かれろ」とは言いたくありませんが、
どんなに内部告発者を保護する法令が完備しても、
人間同士の付き合いがある以上は
告発者に対する風当たりが悪くなる可能性は否定出来ません。
非常に残念ですが、それが人の世の常と言うものです。

子連れ議員に「しっかり働け」 地方議会で横行“女性議員ハラスメント”

子連れ議員に「しっかり働け」
 地方議会で横行“女性議員ハラスメント”

 

2021年7月8日(木) 10:31 京都新聞

 

 女性の政治への参画拡大を促す「政治分野の男女共同参画推進法」が改正された。女性議員の少なさが全国的に課題となる中、京都府山城地域の市町村議会でもその傾向は変わらず、現職の女性議員からはセクハラ被害の声も上がるなど、男性偏重を解消する動きは鈍い。住民に近い意思決定の場において、女性の働きやすい環境づくりが急務となっている。

 

 「自分の奥さんには議員になってほしくない」。山城地域のある女性議員は、懸命に働く自身の姿を見た男性議員からそう言われた経験がある。

 

 他にも女性蔑視とも取れる言動を受け非難すると、逆に「あなたがわきまえるべき」と周囲から心ない言葉を浴びたことも。「男性は仕事、女性は家庭という考えなのかもしれないが時代遅れ。議員の立場で、相談できる相手や窓口がなく我慢するしかなかった」

 

 女性議員の増加を主な狙いとして6月10日に衆院本会議で可決、成立した改正法は、女性の立候補を妨げる要因にセクハラやマタニティーハラスメント(マタハラ)があるとして、その防止策を国や自治体に求める条文を新設。とりわけ、地方議会を男女共同参画の推進主体と位置づけ、ハラスメントに関する研修の実施や相談体制の整備を規定した。

 

 山城地域の議会で、セクハラなどを扱った研修の事例はほとんどない。冒頭の女性議員も「男性優遇の風潮は今も根強く残り、特に若い女性にとって議員は魅力ある姿に映っていない」と指摘する。

 

 実際、山城地域での議会における女性議員の割合の平均は、2019年4月の統一地方選前と比べて2ポイント増の22・1%にとどまる。市町村別では、最上位の城陽と京田辺の両市が30%、続く宇治市も28・6%で、笠置町や和束町に至ってはゼロだ。

 

 一方、全国的に見るとハラスメントの防止に向けた動きが徐々に広がりつつある。松山市議会は議員政治倫理要綱の中で、性別などに関する言動で他議員に不利益や不快感を与えたり、尊厳を損ねたりする行為を禁じた。また、埼玉県川越市はハラスメント根絶条例を制定する。

 

 「議会に女性の声をもっと届けたい」との思いから議員を目指す女性も増えてきている。2年前に初当選し、中高生2人の子を育てる吉高裕佳子・京田辺市議(46)は、子どもを連れて活動している時に「しっかり働け」と他の男性議員から言われたという。「子育てと議員活動は両立できると分かってもらえていない」と、振り返る。

 

 市議になる以前から子育て支援に携わっており、ママ友は多い。子育てに悩む女性からの相談も増えており、そうした意見を市議会に反映させたいと考える。「議員としての私の姿を見てもらい、『自分もできる』と感じる女性が少しでも増えれば」と語る。


《カウンセラー松川のコメント》

女性の立候補者や議員へのハラスメントが問題視され
それを防止する法律も制定されました。
議員間でのハラスメント防止にはそれなりの実効性もあると思いますが、
有権者からのハラスメントについての実効性は疑問です。
内部告発者が保護されない実態の記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 【特集】守られない“内部告発者”たち 組織の不正やパワハラを明るみに...そして行われる『報復』の実態 (mms119.blogspot.com)
も別途に掲載しておりますが、
「選挙運動中にセクハラされた」と訴えれば
きっと上記記事の内部通報者と同じ様な末路を辿ると思います。
残念ながら、ハラスメントは加害者の意識改革がない限りは
防ぎようのない事案と言えます。