2024年6月3日月曜日

▼部下の態度が気に入らず腹を殴打・顔面平手打ち 護衛艦きりさめの男性海曹(30代)を停職2か月の懲戒処分 長崎

部下の態度が気に入らず腹を殴打・顔面平手打ち
 護衛艦きりさめの男性海曹(30代)を停職2か月の懲戒処分 長崎

 

2024年6月3日(月) 18:17 長崎放送

 

佐世保地方総監部は、部下が取った態度に腹を立て拳で殴打したなどとして30代の男性自衛官を3日付で停職2か月の懲戒処分としました。

 

懲戒処分を受けたのは護衛艦きりさめの30代の男性2等海曹です。

 

佐世保地方総監部によりますと、男性海曹は去年3月頃、きりさめ艦内の乗員寝室で部下の男性と勤務の話をした際に、男性の態度に腹を立て腹を拳で殴打した上、顔面を平手打ちする暴行を加えたということです。

 

部下の男性が別の上司に報告したことで発覚しました。男性海曹は《ふてくされた態度》をとったためと話しているということです。

 

男性海曹は3日付で停職2か月の懲戒処分となりました。

 

男性海曹は「私がしてしまったことは決して許されないことであり反省しています。今後は自衛官という立場をよく自覚し、部下指導の際にはハラスメントにあたる行為をよく理解して自分の行動に責任をもって勤務にまい進したいと考えます」と話しているということです。

 

護衛艦きりさめの艦長・齊藤直樹2等海佐は「ハラスメントの防止が社会的に大きな注目を浴びている中、本艦乗員がこのような規律違反を生起させたことを重く受け止めています。今後さらに服務指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

▼空自で男性自殺、国に100万円の賠償命令…パワハラ相談に適切に対応せず安全配慮義務に違反

空自で男性自殺、国に100万円の賠償命令
…パワハラ相談に適切に対応せず安全配慮義務に違反

 

2024年6月3日(月) 17:51 読売新聞

 

 航空自衛隊小松基地(石川県)で勤務していた元隊員の男性(当時31歳)が2018年に自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因などとして、男性の母親が国に2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は国に100万円の賠償を命じた。大寄麻代裁判長は上司のパワハラを否定する一方、「相談を受けた別の上司が適切に対応しなかった」と指摘した。

 

 5月31日付の判決は、上司による男性への指導は業務上の必要性があったと判断した。一方、男性から「正直もう限界です」と相談された別の上司については、男性が過去に適応障害で休職していたことを把握していたのに、身体的、精神的な不調の内容を具体的に確認せず、安全配慮義務に違反すると認定した。

▼航空自衛隊美保基地1等空曹が後輩隊員に暴行 指導中に「感情的になり…」停職3か月の懲戒処分(鳥取)

航空自衛隊美保基地1等空曹が後輩隊員に暴行
 指導中に「感情的になり…」停職3か月の懲戒処分(鳥取)

 

2024年6月3日(月) 15:42 山陰中央テレビ

 

航空自衛隊美保基地の自衛隊員が、後輩隊員2人に、胸ぐらをつかんだり、胸を手のひらで突くなどの暴行を加えたとして、6月3日付で停職3か月の懲戒処分を受けました。

航空自衛隊美保基地によると、処分を受けたのは航空保安管制群美保管制隊に所属する50代の男性1等空曹で、2020年4月と9月に、当時同じ部隊に所属していた後輩隊員を指導した際、複数回にわたり胸ぐらをつかむなどの暴行を加えたということです。暴行を受けた隊員にけがはなく、1等空曹は、「私生活に関する指導、助言をないがしろにされたと思い、感情的になり行為に及んだ」と話しているということです。

また2021年10月には、別の後輩隊員を指導した際、左胸を右の手のひらで突くなどの暴行を加え、全治約2週間のけがをさせたということで、1等空曹は、「指導時に隊員が回答に窮したところ、反省の言葉や態度を確認できなかったことから、感情的になって行為に及んだ」と話しているということです。

暴行を受けた2人の隊員が上司に報告したことで事態が発覚し、この1等空曹は、6月3日付で停職3か月の懲戒処分を受けました。

2020年と2021年にあった行為についての処分と公表が、2024年6月になったことについて航空自衛隊美保基地は、「事実関係を慎重に調査していたため」としています。

航空自衛隊美保基地は、「ハラスメントは人格や尊厳が傷つけられ、働く意欲や自信を喪失し、心身の健康を害する可能性が高いことから、全隊員に周知徹底し、同様の事案の再発防止に努めて参ります」とコメントしています。


 

2024年6月2日日曜日

▼「メンバーを外される」…有名バトン指導者から性被害、選手を苦しめる「スポハラ」の病巣

「メンバーを外される」…有名バトン指導者から性被害、選手を苦しめる「スポハラ」の病巣

 

2024年6月2日(日) 19:00 産経新聞(荻野好古)

 

スポーツの世界は閉ざされた空間になりやすい。中でも指導者と教え子の関係は顕著だ。勝たせたい、勝ちたい、という思いは時に理不尽な「支配と従属」に発展し、刑事事件につながることもある。京都府警は今年4~5月、バトンを使った演技を競うバトントワリングの男子選手(19)への性的暴行容疑などで、元指導者の男(40)を逮捕した。男は世界大会での優勝経験もある実力者で、被害者とも数年間に及ぶ師弟関係にあった。

 

■指導者の自宅でわいせつ被害

 

最初の事件は昨年2月、指導者だった男の当時の自宅マンションで起きた。府警によると、男子選手を宿泊させた男は、下半身を触るなどのわいせつ行為に及んだ。

 

選手にとっては全く予期しなかった出来事。その後も男は繰り返し選手を「食事」に誘った。男と会うことを避けようとしていた選手だったが、執拗(しつよう)な誘いを断り切れず同年3月に、再び男の自宅を訪れた。

 

選手は部屋の中で男から離れた場所に座ったところ、近くに来るよう指示された。断り切れずにその通りにすると、今度は両手を押しのけられて下着の中に手を入れられ、まさぐられた。数日後、同じように自宅に呼ばれると、抵抗する間もなく体を触られ、あおむけにされて性的暴行を受けたという。

 

関係者などによると、選手は精神的苦痛を訴えて練習に行けなくなり、予定した大会への出場も逃した。

 

■マンツーマン指導で抵抗不能に

 

なぜ選手は男の行為を拒否できなかったのか。府警によると選手は「抵抗すれば指導を受けられなくなったり、大会のメンバーから外されたりするかもしれないとの思いがあった」という趣旨の説明をした。

 

こうした経緯を踏まえ、府警は5月23日、昨年3月に起きたわいせつ事件について、「準強制性交」と「準強制わいせつ」の疑いでの再逮捕に踏み切った。いずれも、相手が抵抗できないなどの状況に乗じた卑劣な性犯罪だ。

 

スポーツにおけるハラスメント(スポハラ)の根絶を目指す活動に力を入れる大阪体育大の土屋裕睦(ひろのぶ)教授(スポーツ心理学)は、競技ならではの特性がハラスメントを助長した可能性を指摘する。例えばバトントワリングなどの採点競技では、幼少期からコーチからマンツーマンの指導を受けることが一般的。指導者と選手の間には深い信頼関係が生じるメリットがある半面、「一般論として、懐柔されて理不尽を受け入れてしまったり、信頼していたコーチから加害を受けたことに混乱して拒否できなくなったりするリスクはありうる」(土屋氏)。また被害者側も、ハラスメントに対して拒否したり声を上げたりすることによる指導上の不利益を恐れてしまう傾向があるという。

 

■指導技術よりも「人間力」育成を

 

事件を巡っては、統括組織「日本バトン協会」(東京)のずさんな対応も問題視されている。昨年3月に選手の家族が協会に被害を申告したものの、当時の理事長が独断で対応したため、協会として把握するまで3カ月近くを要する事態となった。協会は京都府警の逮捕後、男を永久追放にすると明らかにしているが、土屋氏は「チームや協会だけでなく、スポーツ界全体で(再発防止に)取り組んでいくことが重要だ」と話した。

 

競技を問わず、スポハラは今もどこかで起きている。根絶に向け「指導者の質の担保と環境整備が必要」と土屋氏。指導技術よりも「人間力」に重点を置いた指導者育成カリキュラムに基づいた資格制や免許制の導入や、オープンな指導環境作りが不可避だとした。

▼先輩の60代警察官に「おっさん」「お前」 40代の職場責任者処分

先輩の60代警察官に「おっさん」「お前」
 40代の職場責任者処分

 

2024年6月2日(日) 6:00 朝日新聞(小田健司)

 

 「お前!」「おっさん!」――。

 

 兵庫県警に勤める40代の男性警部補が、職場で不適切な暴言などを繰り返したとされる相手は、大先輩で同じ階級の60代の男性警部補だった。

 

 県警は4月9日付で、この警部補を警務部長訓戒の処分にした。朝日新聞の情報公開請求でわかった。

 

 監察官室によると、職場はこの2人だけの「分室」のようなところ。60代の警部補は再任用で、職場の責任者は40代の警部補のほうだった。

 

 かつて2人は一緒の部署で働いたこともあった、先輩と後輩。後輩警部補は異動してきた昨年10月以降、先輩警部補に対して高圧的な態度をとり、業務に関連して「(あなたには)判断できんやろ」などと仕事の能力をばかにする発言を繰り返した。

 

 こうした「逆パワハラ」のような言動は約4カ月にわたって続いたという。

 

 先輩警部補が相談した別のOBを通じて、県警に情報提供があり発覚した。後輩警部補は「仕事に対してプレッシャーを感じていて、それが相手への不満につながった」と話しているという。

2024年6月1日土曜日

▼八戸高専で50代教員がアカデミック・ハラスメント 威圧的言動などで学生がフラッシュバックに苦しむ 停職2カ月の処分

八戸高専で50代教員がアカデミック・ハラスメント 威圧的言動などで学生がフラッシュバックに苦しむ 停職2カ月の処分

 

2024年6月1日(土) 18:12 青森朝日放送

 

教員の不適切な発言や威圧的行為により学生が精神的に不安定となるアカデミック・ハラスメントがあったとして、八戸市の八戸工業高等専門学校の50代の教員が懲戒処分を受けました。

 

停職2カ月の処分を受けたのは50代の教員です。八戸高専によりますと、2024年1月、この教員が担当する授業の提出課題や試験の実施に関して複数の学生に対し恐怖心を与えるような不適切な発言や威圧的な行為、アカデミック・ハラスメントを行ったということです。

 

学生はこの教員の授業に出席できなくなった他、過去の出来事が思い起こされるフラッシュバックに苦しめられるなど精神的に不安定になったということです。

 

八戸高専の土屋範芳校長は「このような行為を行ったことは遺憾」「このことを厳粛に受け止め、今後このようなことが起こらないように再発防止に取り組むとともに学生が安心して学校生活を送れるよう信頼の回復に努めてまいります」と文書でコメントしています。

 

 

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アカデミック・ハラスメント行為の教員に停職処分
 八戸工業高等専門学校

 

2024年6月1日(土) 11:49 青森放送

 

八戸工業高等専門学校は学生にアカデミックハラスメント行為を行なった教員1人を停職処分にしました。

 

きのう付で停職2か月の処分を受けたのは八戸工業高等専門学校の50歳代の教員1人です。

学校の発表によりますと、この教員はことし1月末自身が担当する授業にかかわる提出課題や試験の実施について、複数の学生に対し恐怖心を与えるような不適切な発言や威圧的行為を行いました。

学生は授業に出席できなくなりフラッシュバックに苦しめられるなど精神的に不安定となったということで、学校は教員の立場を背景としたアカデミック・ハラスメントと判断しました。

土屋範芳校長は「誠に遺憾であり被害者および関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」と文書でコメントしています。

▼「市長からキス」複数回答、沖縄 南城市議会特別委のアンケート

「市長からキス」複数回答、沖縄 南城市議会特別委のアンケート

 

2024年6月1日(土) 12:42 共同通信

 

 沖縄県南城市の古謝景春市長(69)からセクハラを受けたとして元専属運転手の女性が古謝氏と市に損害賠償を求めている問題で、市議会特別委員会が市職員らを対象に実施したハラスメントアンケートで「市長からキスをされた」といった趣旨の回答が複数あったことが1日、市議会関係者への取材で分かった。

 

 特別委は4~5月、市職員や退職者ら669人にハラスメントの有無を尋ねた。301件の回答のうち「受けたことがある」「見聞きしたことがある」が計81件あった。5月31日に開かれた特別委で銘苅哲次副委員長は複数人が「市長にキスされた」と訴えていると報告した。

 

 

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「市長からキスされた」複数が回答
 市職員アンケート、市議会に報告

 

2024年5月31日(金) 19:52 朝日新聞(棚橋咲月)

 

 沖縄県南城市の市議会特別委員会で31日、市職員らに実施したハラスメントの有無を尋ねたアンケートで、古謝景春市長(69)から「キスをされた」という趣旨の回答が複数あったことが報告された。

 

 古謝市長は朝日新聞の取材に「正式な報告を受けていない現段階ではコメントを差し控える」と秘書を通じて回答した。

 

 アンケートは4~5月、市役所内のハラスメントの実態を調査する市議会の特別委が、市職員や退職者ら669人に実施。301件の回答を得た。議会事務局によると、「ハラスメントを受けたことまたは見聞きしたことがあるか」という質問に、「受けたことがある」「見聞きしたことがある」という回答が計81件あったという。「ない」は215件、無回答3件、無効2件だった。

 

 81件の具体的な内容は公表されていないが、この日の特別委で副委員長は「市長からキスされた」という趣旨の回答が複数あったと報告。特別委は回答を集計し、公表するか検討するという。

 

 古謝市長をめぐっては、市長公用車の元運転手の女性が2月、胸をつかまれるなどのセクハラを受けたとして損害賠償を求める訴訟を起こしている。3月の市議会で古謝市長は「(女性が)事実でないことを訴えておりますので、私が真実を訴えたいと思います」と答弁するなど事実を否定し、今月16日に那覇地裁であった第1回口頭弁論でも訴えの棄却を求めている。