2025年4月30日水曜日

▼宮崎県警 警察学校の60代男性職員を授業放棄とパワハラで減給処分

宮崎県警 警察学校の60代男性職員を授業放棄とパワハラで減給処分

 

2025年4月30日() 19:34 テレビ宮崎

 

職務の放棄やハラスメントなどを理由に、宮崎県警察学校の60代の男性職員が430日付で減給6カ月の懲戒処分を受けました。

 

宮崎県警によりますと、男性職員は2021年から2024年にかけて20回程度、授業を部下に任せて無断で外出。

 

また202412月には、警察内部の会議で、部下に対し「お前はばかじゃないか」などと罵倒しパワハラを行ったということです。

 

さらに、調査を進める中で鍼灸整骨院の診療費の未払いも明らかになりました。

 

男性職員は全ての事実を認め、辞職届を提出しています。

 

奥野仁首席監察官は、「幹部職員がこのような事案を起こし誠に遺憾であり、県民の皆様に対し深くお詫びいたします」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

宮崎県警察学校の職員 パワハラなどで減給10分の16か月の懲戒処分 

 

2025年4月30日() 20:39 宮崎放送

 

宮崎県警察本部は、県警察学校の職員が部下へのパワーハラスメントをしたり、職務を怠ったりしたとして、減給の懲戒処分にしました。

 

懲戒処分を受けたのは、県警察学校の理事官級の60代男性職員です。

 

県警察本部によりますと、職員は、去年12月に行われた会議で「誰にものを言いよっとか」「お前バカじゃないか」などと部下に対しパワハラにあたる発言したということです。

 

また、この職員は2021年から去年にかけて警察学校の授業を20回程度、部下に任せて無断で外出するなど、職務を怠っていたということです。

 

さらに、202111月から20233月までの間、宮崎市内の鍼灸整骨院に6回分の診療費、計3945円を支払わず、他の職員に対しても「無料で治療できる」と紹介していたことも分かりました。

 

このため、県警察本部は430日付けで職員を減給10分の16か月の懲戒処分としました。

 

職員は、パワハラについて「返す言葉すらない」、授業を部下に任せていたことについては「私の慢心や怠惰であった」、診療費の未払いについては「警察職員として慎重にものごとを考えて行動すべきだったと反省している」と話しているということです。

 

職員は、今月14日に辞職届を提出しているということです。

 

県警察本部の奥野仁首席監察官は「今後、職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

 

 

 

授業サボり、部下罵倒、整骨院で未払いも…
 警察学校の職員を減給

 

2025年5月1日() 10:30 朝日新聞(奥正光)

 

 宮崎県警は430日、部下にパワハラをしたなどとして、県警察学校の60代の男性職員(理事官級)を減給10分の16カ月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。職員は辞職の意向を示している。

 

 監察課によると、職員は202124年に計約20回、警察学校の授業を部下任せにして職務を怠り、2412月に県警本部での業務検討会で、部下をほかの職員の面前で「誰にものを言いよるのか」「バカじゃねえか」と罵倒。さらに2111月~233月には、6回にわたって宮崎市内の鍼灸(しんきゅう)整骨院で診療費の自己負担額(計3945円)を払わなかった。自己負担額は同院から請求されず、ほかの職員に紹介。同課が調査した結果、ほかに二十数人が払っていなかった。「厳正に対処する」という。

 

 パワハラを受けた部下から上司が今年2月に相談を受けて発覚。調査過程で未払いも判明した。

 

 奥野仁・首席監察官は「誠に遺憾であり、県民の皆様に対し深くおわびいたします。今後、職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」などとするコメントを出した。

 

 

 

宮崎県警察学校の幹部職員、パワハラなどで懲戒処分

 

2025年5月1日() 10:46 宮崎日日新聞

 

 部下へのパワハラや職務怠慢があったとして、県警は30日、県警察学校の60代男性幹部職員を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。男性職員は辞職届を提出している。

 

 

 

「お前、ばかじゃないか」他の職員の面前で部下を罵倒した警察学校の職員を減給処分…整骨院未払いも判明

 

5/1() 11:49 読売新聞

 

 部下を罵倒するパワハラを行ったなどとして宮崎県警は30日、県警察学校の男性の一般職員(理事官級、60歳代)を減給10分の16か月)の懲戒処分にした。

 

 発表によると、一般職員は2024124日、会合で部下に対し、他の職員の面前で「お前、ばかじゃないか」などと罵倒したという。211月~2412月には、約20回にわたって自身が担当する授業を部下に任せ、職務を怠った。

 

 これらの調査の過程で、一般職員が2111月~233月、宮崎市の鍼灸整骨院で、6回にわたって診療費の自己負担額(計約3900円)を支払わなかったことも判明。一般職員はこの整骨院について、他の職員に、自己負担額を払わなくていい旨の不適切な紹介を行い、二十数人が金を払わず受診していたという。

 

 一般職員は414日に辞職届を提出。奥野仁首席監察官は「誠に遺憾で、県民の皆様に深くおわびする。職員への指導を徹底し、再発防止に努める」などとのコメントを発表した。

▼2年にわたり複数の同僚女性にセクハラ 30代職員を停職処分 千葉

2年にわたり複数の同僚女性にセクハラ 30代職員を停職処分 千葉

 

2025年4月30日() 19:30 毎日新聞(中村聡也)

 

 約2年にわたり複数の同僚の女性に性的な言動や体を触るなどのセクシュアルハラスメントをしたとして、千葉県山武郡市広域行政組合(管理者・鹿間陸郎東金市長)は430日、30代の男性職員を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性は同日に依願退職した。

 

 組合によると、女性職員が4月上旬、組合の相談窓口に「セクハラがあった」と通報した。男性が「申し訳なかった」と事実関係を認め、組合はセクハラと認定した。

 

 組合は被害者のプライバシーの侵害や2次被害に考慮して、被害者の人数やセクハラの内容を公表していない。

▼「甲高く言って叱った行為はありません」町長はパワハラを改めて否定 課長が死亡で第三者委を設置へ

「甲高く言って叱った行為はありません」町長はパワハラを改めて否定
 課長が死亡で第三者委を設置へ
 

 

2025年4月30日() 18:04 福岡放送

 

佐賀県吉野ヶ里町で去年、当時、町の課長だった男性が町長からのパワハラを訴え、その後、死亡しました。町の議会は30日、町長のハラスメント行為があったかどうかを調べる第三者委員会の設置を決めました。

 

吉野ヶ里町によりますと、去年4月、町の財政協働課長だった男性はうつ病を発症して休職しました。その後、伊東健吾町長からのパワハラ被害を訴えましたが、町は調査の結果、パワハラには該当しないと判断しました。

 

男性は去年11月に死亡したということです。

 

町議会は30日、町民から真相究明を求める声があったことを受け、町から提出された第三者委員会設置の関連費用およそ236万円を盛り込んだ補正予算案を、全会一致で可決しました。議会終了後、伊東町長は改めてパワハラを否定しました。

 

■吉野ヶ里町・伊東健吾町長

「私は会議の中の一連のことの中でと思っている。別に甲高く言って叱った行為をしたとかはありません。」

 

第三者委員会は県弁護士会から推薦を受けた3人の弁護士で構成される予定で、伊東町長のハラスメント行為があったかどうかを調べます。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月28日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼課長死亡で第三者委調査へ、佐賀 吉野ケ里、町長はパワハラ否定
これの続報です。


「不倫ではなくセクハラ」 女性問題受けた田川市長への2度目の不信任決議案 再否決

「不倫ではなくセクハラ」 
女性問題受けた田川市長への2度目の不信任決議案 再否決

 

2025年4月30日() 15:15 九州朝日放送

 

田川市の村上卓哉市長が女性職員からセクハラを訴えられている問題で、市長に対する2度目の不信任決議案が議会に諮られましたが、否決されました。

 

「不信任案は否決されました」

 

田川市の村上市長を巡っては、2月、公務出張に同行させていた50代の女性職員をホテルの自室に招く様子などが週刊誌に報じられました。

 

問題を受け、先月、市議会に不信任決議案が提出されましたが否決され、その後、女性職員側が「不倫だった」という市長の認識に対し、「強いられた同意」によるセクハラだったと主張しました。

 

30日開かれた臨時会で、再び不信任決議案が提出されましたが、賛成・反対ともに9票で、可決に必要な出席議員の4分の3に達せず再び否決されました。

 

村上市長は「重く受け止め、説明責任を果たしていきたい」としています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

不倫・セクハラ問題の田川市長の不信任決議案 再び否決

 

2025年430日(水) 15:55 NHK

 

田川市の村上卓哉市長が不倫関係にあったとした市の女性職員から、セクシュアルハラスメント被害の申し立てを受けたことについて、30日、開かれた市議会の臨時議会で村上市長に対する不信任決議案が提出され、採決の結果、否決されました。

村上市長に対する不信任案が否決されるのは今回で2回目です。

 

田川市の村上卓哉市長をめぐっては、不倫関係にあったとされた市の人事秘書課の女性職員の代理人の弁護士が先月31日に記者会見し、不倫関係ではなく、市長からセクシュアルハラスメント被害を受けていたとして、事実関係の調査などを求めて市の公平委員会に申し立てを行ったことを明らかにしました。

 

30日、開かれた、田川市議会の臨時議会では、尾崎行人議員から「女性職員の訴えにより、市長という立場を利用し、自分の私欲を満たすために強引に異動させるという情実人事の疑惑は逃れようがない状況だ。自らが調査対象になっているため答弁を差し控えたいという発言は、ガラス張りの市政とは程遠い」として、村上市長に対する不信任決議案が再び提出されました。

 

そして、議長を含む18人で採決が行われた結果、賛成9人、反対9人で賛成が可決に必要な出席議員の4分の3に届かず、村上市長に対する不信任決議案は否決されました。

 

村上市長に対する不信任案が否決されるのは先月19日に続き、今回で2回目です。

 

村上市長は「今後、真摯に市政を進め、しっかりと説明責任を果たしていきます」と話しています。

 

 

 

不倫関係の女性が“セクハラ被害”
 田川市長への2度目の不信任決議案を否決
 「第三者委員会を設置し事実究明していきたい」 福岡県

 

2025年4月30日() 17:55 テレビ西日本

 

福岡県田川市の市長が不倫関係にあったとする女性からセクハラ被害の申し立てを受けたことについて、30日に開かれた市議会の臨時議会で、市長に対する“2度目の不信任決議案が提出され、採決の結果、否決されました。

 

神妙な面持ちでときおりカメラに視線を向ける田川市の村上卓哉市長(54)

 

30日朝、臨時の議会に臨みました。

 

村上市長は、去年11月と今年1月に公務で出張した際、市の職員である50代の秘書の女性をホテルの部屋に招き入れるなど不適切な行為があり、その女性と不倫関係にあったと謝罪しています。

 

“不倫関係”の部下がセクハラ被害を申し出

 

3月には、市議から村上市長への不信任決議案が提出され、否決。

 

その後、部下である女性側が、村上市長からセクハラ被害を受けていたとして、市の公平委員会に申し立てを行いました。

 

陳述書によると、女性は村上市長に2年前からしつこく会食に誘われ、飲食店の個室内で抱きつかれたり、カラオケの個室内でキスをされたりしたとしています。

 

その上で、「結婚はできないが、今後の人生を一緒に過ごしたい」こう言い寄られたということです。

 

最終的には、上司と部下という力関係の中で断ることができず、交際に至ったとしています。

 

このセクハラ問題をうけて30日、再び不信任決議案が提出されました。

 

採決の結果、賛成が出席議員の4分の3に達しなかったため、再び否決されました。

 

議会後、村上市長は、辞職について否定した上で、「速やかに第三者委員会を設置し事実究明をしていきたい」と話しました。

 

 

不倫を認めた市長(54)への不信任決議案
 賛成9、反対9で出席議員の4分の3を下回り否決 福岡県田川市

 

2025年4月30日() 19:06 RKB毎日放送

 

福岡県田川市の村上卓哉市長(54)が部下の女性職員との不倫を認めた問題。

 

30日、田川市議会に再び不信任決議案が提出されましたが、否決されました。

 

30日午前田川市議会では臨時会が開かれ、村上卓哉市長に対する不信任決議案が3月に続いて提出されました。

 

採決の結果は賛成9、反対9で、賛成が可決に必要な出席議員の4分の3を下回り否決されました。

 

この問題をめぐっては、村上市長が50代の秘書の女性職員との「不倫関係」を認める一方で、女性職員の代理人弁護士は「不倫ではなくセクハラだ」と訴えています。

 

田川市 村上卓哉 市長

「しっかりと説明責任を果たすべきというふうに受け止めています」

 

村上市長は改めて辞職を否定し、今後公平委員会や第三者委員会で説明していく考えを示しました。

 

 

 

福岡県田川市長の不倫・セクハラ問題、不信任案また否決
…村上市長は即時辞職を否定

 

2025年5月1日() 8:18 読売新聞

 

 福岡県田川市の村上卓哉市長が不倫関係と認識していた女性職員からセクハラ被害を訴えられた問題で、市議会は30日に臨時議会を開き、村上市長に対する不信任決議案を賛成少数で否決した。

 

 村上氏の不信任決議案が否決されるのは、3月19日に続いて2度目。採決は前回と同様に無記名投票で行われ、賛成9、反対9(うち白票4)で、可決に必要な出席者の4分の3に届かなかった。

 

 提案理由について、尾崎行人議員は、公務出張先で女性職員と不適切な関係を重ねた行為を「公金の不正流用だ」と批判し、女性へのセクハラ疑惑も浮上したことで「田川をおとしめ、市政への影響は計り知れない」などと説明した。

 

 その後の討論では、議員1人が「セクハラは事実認定されておらず、(前回と)情勢は変わらない」と反対の立場から、議員6人が「信用は失墜し、市長としての資質はない」などと賛成の立場から意見した。

 

 村上氏は閉会後、報道陣の取材に応じ、「今回の判断を重く受け止め、誠意をもって市政に取り組みたい」と語り、即時辞職を否定。早ければ市議会6月定例会に第三者調査委員会設置条例案を提案する考えを示し、「調査には真摯(しんし)に応じる。調査結果を見て、進退を判断したい」と述べた。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月22日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼市長のセクハラ巡り、市議会が不信任案を再審議へ 福岡・田川
これの続報と、
拙ブログ4月29日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼福岡県田川市長の不倫・セクハラ問題、不信任案「無記名投票は無責任」…市民団体が記名投票か起立採決を要望
これの続報です。
「不倫をしたから不信任」かどうかは、不倫が違法行為ではないために
一概に断罪は出来ないでしょう。
しかし、不倫の手段として、役所内の人事を悪用しているのが事実ならば、
それは以ての外ですから、不信任が適切だと思います。
この点について、反対した市議はどの様に受け止めているのか知りたいです。
また、不倫相手とされる女性職員からセクハラの訴えが出ておりますが、
この点については疑義がありますので、然るべく調査が必要であり、
現時点で「セクハラである」との決めつけは断じてなりません。
さて、市民団体から「記名投票か起立」での要望が出されておりましたが、
議員先生の都合が悪いのか、無記名投票であったことを、
5月1日付けの読売新聞だけが報じてます。

▼町田、パワハラ疑惑の調査報告書をJに提出 「認定されたものなし」

町田、パワハラ疑惑の調査報告書をJに提出 「認定されたものなし」

 

2025年4月30日() 5:00 朝日新聞

 

 サッカーJ1FC町田ゼルビアが、黒田剛監督が選手らにパワーハラスメントをしていた疑いがあるとして調査と報告を求めていたJリーグに対し、報告書を提出したことがわかった。朝日新聞の取材に答えた。パワハラと認定された行為はなかったとしている。

 

 関係者によると、日本サッカー協会の相談窓口に複数の通報が寄せられている。

 

 疑惑を巡っては6日に一部週刊誌の電子版が報道。町田は調査を依頼していた外部の弁護士による特別調査委員会の報告書を公表し、パワハラを否定した。町田によると、Jリーグから調査と報告を求められていたが、週刊誌への対応を優先。公表した報告書は週刊誌からの質問にのみ応じた内容だったという。

 

 リーグ側から報告の期限は定められておらず、25日に特別調査委から報告書が改めて届いたことを受け、提出した。再調査はしていないという。内容について、「改善や反省が必要な点はありましたが、パワハラと認定されたものはありません」としている。ただ、調査内容や調査対象の詳細は、関係者のプライバシー保護のため公表しない方針という。



※ 他社のニュースも掲載致します

J1町田の黒田剛監督はパワハラ「なし」、弁護士らが報告書
…クラブ「反省すべき点はあった」

 

2025年4月30日() 20:12 読売新聞

 

 サッカー・J1町田の黒田剛監督によるパワーハラスメント行為を訴える通報が日本協会の相談窓口にあった問題で、クラブがJリーグに調査報告書を提出していたことが30日、わかった。クラブによると、パワハラと認定された行為はなかったという。

 

 クラブから調査を依頼された弁護士らで構成される特別調査委員会が作成した報告書を、4月25日に提出したという。クラブは「パワハラと認定されたものはなかったが、反省すべき点はあったので、改善に向けて監督含めてクラブ内で話し合っている」としている。

 

 

 

町田、Jリーグに調査報告 黒田監督のパワハラ否定

 

2025年4月30日() 20:17 時事通信

 

 J1町田が、黒田剛監督(54)のパワーハラスメント疑惑について、Jリーグから求められた調査報告を行ったことが30日、分かった。

 

 報告書は425日に提出された。クラブによると、パワハラと認定された事象はなかったが、担当者は「反省すべき点はあったので、改善に向けて監督を含めてクラブ内で話し合っている」とコメントした。日本サッカー協会への通報を受け、Jリーグが町田に調査を指示していた。

 

 この問題を巡っては、4月に光文社の写真週刊誌フラッシュが黒田監督による選手、スタッフへのパワハラの疑いを報じた。町田はクラブが設置した特別調査委員会による調査報告書を同月6日に公表し、そこでもパワハラには該当しないとしていた。

 

 

 

【町田】黒田監督パワハラ疑惑の調査報告書をJに提出
「今後はコンプライアンス部署が」内容精査

 

2025年4月30日() 21:57 日刊スポーツ

 

 J1FC町田ゼルビアが黒田剛監督(54)によるスタッフへのパワーハラスメント疑惑についての調査報告書をJリーグに提出していたことが30日、分かった。一部で報じられた黒田監督のパワハラ疑惑に関して、Jリーグがクラブに対して調査を要請していた。

 

 Jリーグの広報担当者は「25日に報告書を受け取りました」と明らかにし「今後はコンプライアンスの部署が内容を見させていただいて対応します」と説明した。現時点では結果を判定していないという。

 

 町田をめぐっては6日にニュースサイト「SmartFLASH」が、黒田監督による選手やスタッフへのパワハラ疑惑を伝えた。クラブはFLASH編集部から届いた質問状に対し「クラブとは利害関係のない特別調査委員会を設置」したことを説明。「パワハラは事実無根であることをクラブ内で第三者委員会でも確認が済んでおります」などと否定していた。

 

 今回は、週刊誌への反論とは別にリーグから要請された報告書を提出した形となる。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月22日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼黒田監督パワハラ疑惑 報告書提出要請から3週間も進展なし「報告書は来ていない」
これの続報です。

2025年4月29日火曜日

▼記者にセクハラ該当の不適切行為、佐賀県神埼市議に議会が反省促す申し入れ…行動見直しや今後の判断求める

記者にセクハラ該当の不適切行為、
佐賀県神埼市議に議会が反省促す申し入れ…行動見直しや今後の判断求める

 

2025年4月29日() 12:50 読売新聞

 

 佐賀県神埼市議会は、報道機関の記者にセクハラに該当する不適切な行為をしたとして、野口英樹議員(61)に対し、反省を促す内容の申し入れを行った。

 

 市議会は17日の全員協議会で、野口議員から聞き取りを行った上で、申し入れをする方針を決定した。

 

 申し入れ書では、住民の信頼を失墜させたなどとして、野口議員に対し、議員としての行動を見直すことや、今後について判断するよう求めている。野口議員を除く全議員が署名し、23日、野副芳昭議長が手渡した。

▼福岡県田川市長の不倫・セクハラ問題、不信任案「無記名投票は無責任」…市民団体が記名投票か起立採決を要望

福岡県田川市長の不倫・セクハラ問題、
不信任案「無記名投票は無責任」
…市民団体が記名投票か起立採決を要望

 

2025年4月29日() 12:41 読売新聞

 

 福岡県田川市の村上卓哉市長が不倫関係と認識していた女性職員にセクハラ被害を訴えられた問題で、市民グループ「ふるさと田川を守る会」が28日、市議会で30日に審議する不信任決議案の採決を無記名で行わないよう議会側に要望した。

 

 同会は要望書のなかで「無記名投票は無責任」と批判。「市民の代表としての責任を重く受け止め、(不信任への)賛成、反対の意思を明確に示してほしい」と指摘し、記名投票か起立での採決を求めている。

 

 同会世話人の飲食店経営、土田奈美さん(57)によると、自営業者や主婦ら女性を中心とする仲間内で今回の問題が議論となり、同会を結成して要望することを決めた。陸田孝則議長は「各議員にしっかり伝えたい」と話した。

 

 村上氏の不信任決議案の審議は、無記名で否決された319日に続き2度目。今回も提案者が記名での採決を提案したが、複数の議員が「誹謗中傷を受ける恐れがある」と無記名を求め、意見が割れている。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月22日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼市長のセクハラ巡り、市議会が不信任案を再審議へ 福岡・田川
これの続報です。


▼同僚の女性議員にセクハラか、男性議員は「触った事実はない」と否定…研修会後の酒席で

同僚の女性議員にセクハラか、男性議員は「触った事実はない」と否定
…研修会後の酒席で

 

2025年4月29日() 11:31 読売新聞

 

 愛媛県愛南町議会新議員の改選後初顔合わせとなる議員懇談会が28日、町役場で開かれた。会議の席で、議員の一人が、昨年10月に高松市で開かれた研修会後の酒席で、60歳代の男性議員が女性議員の体を触るセクハラがあったとの疑惑を提起した。疑惑をかけられた男性議員は取材に「触った事実はない」と否定し、女性議員は「触られた」と話している。

 

 懇談会の出席者によると、男性議員は行為を否定する趣旨の発言をしたという。

 

 女性議員は取材に対し、酒席で椅子から立ち上がった際、隣にいた男性議員から触られた、と話した。直後は「体が固まって何も言えなかった」が、後日、当時の議長らに相談。男性議員からは「不快に思わせたのであれば、謝ります」などという返答があったとしている。

 

 女性議員は「今後同じような被害が出ないようにするために、専門家を入れた外部の相談窓口を設けてほしい」と訴えている。



※ 他社のニュースも掲載致します

懇親会でセクハラか 女性議員が60代の男性議員からの被害訴え 男性議員「記憶がないが、不快な思いをさせたのなら謝る」愛媛県・愛南町

 

2025年5月1日() 17:05 あいテレビ

 

愛媛県愛南町議会の女性議員が、男性議員から酒の席で体を触られたとしてセクハラ被害を訴えていたことが分かりました。

 

聞き取りに対し、男性議員は「記憶がない」と説明したということです。

 

愛南町議会の複数の議員によりますと、去年10月、香川県高松市で行われた研修会の後の懇親会で、60代の男性議員が女性議員の尻を触ったということです。

 

女性議員からの被害の申告を受け、当時の議長らが聞き取りを行ったところ、この男性議員は、「記憶がないが不快な思いをさせたのなら謝る」と話したということです。

 

この疑惑は、県内の女性議員らでつくる「えひめ女性議員ネットワーク」がまとめたハラスメント被害に関する報告書に記載され先月、公表されたほか、今週月曜日に開かれた町議会の議員懇談会でも議論されたということです。

 

これを受け、町議会ではハラスメント防止条例の制定が必要だという声が上がっています。

児童生徒へのセクハラで男性教諭を停職3か月、公表せず「被害者から非公表を求められた」ことなど理由に

児童生徒へのセクハラで男性教諭を停職3か月、公表せず
「被害者から非公表を求められた」ことなど理由に

 

2025年4月29日() 11:04 読売新聞

 

 北九州市と市教育委員会は28日、2024年度の市職員と教職員の懲戒処分が前年度比44人増の1515人だったと発表した。内訳は、市職員が前年度比11人増の99人で、教職員が同33人増の66人。

 

 また、今回発表された懲戒処分案件のうち、教職員の停職1件について処分時に公表していなかった。市教委によると、男性教諭(30歳代)が児童生徒にセクハラをした事案で、昨年1227日に停職3か月の処分を受けていた。被害者から非公表を求められたことなどを理由としている。


《カウンセラー松川のコメント》

被害者保護は大切な対応です。
しかし、村に小学校が1校だけな状況でもないのですから、
懲戒処分の対象行為を詳細に記さなくても、
「ハラスメントにより」「児童生徒に対し不適切な対応により」
でも構わないと思います。
必要なのは、公務員ほの処分を行った事を
きちんと市民に対して公表することです。


▼部下にパワハラ行為、議員に暴行…50代の男性部長を減給 長崎・対馬市

部下にパワハラ行為、議員に暴行…50代の男性部長を減給 長崎・対馬市

 

2025年4月29日() 11:00 長崎新聞

 

 長崎県対馬市は28日、部下にパワハラ行為を、市議会議員に暴行をしたとして、50代の男性部長を同日付で減給4カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。昨年3月に部下が被害を市に報告したにもかかわらず、同12月に市議への被害が発生していた。比田勝尚喜市長は「調査に時間を要し2件目の事案が起き、申し訳ない」と謝罪した。

 

 同日の市長定例会見で説明した。市によると部長は昨年3月、同じ職場の職員1人に対し同僚などの前で「頭悪いな」などと叱責した。同月に職員がメールで市に被害を報告したが、市がメールに気付いたのは同5月だった。

 

 市はその後調査を進めたが、部長は同12月に市内の飲食店で、市議に対し議員活動や姿勢に関する暴言を吐き、顔や頭部を殴るなどした。市議会との懇親会後で、市議は口の中を切ったという。市側は「(同5月以降)本人には注意していた」としている。

 

 部下へのパワハラについて男性部長は「意見が食い違い言ってしまった」、市議への行為については、酔っており「覚えていない」などと話しているという。

 

 また市は同日、2022~24年に消防団員へ支払った報酬について源泉徴収票への記入額を誤り、243人分の源泉徴収税計67万9437円を過大徴収していたと発表した。還付処理をしていく予定で「再発防止に努める」としている。



※ 他社のニュースも掲載致します

「頭悪いな」と部下にパワハラ、酔って議員に暴言暴行の男性部長(50代)減給の懲戒処分【長崎県対馬市】

 

2025年5月1日() 12:53 長崎放送

 

職場の部下に対して高圧的に叱責するパワーハラスメントを行ったほか、市議会議員に対して暴言や暴行を加えたとして、長崎県対馬市の職員が減給の懲戒処分を受けました。

 

処分を受けたのは、長崎県対馬市の男性部長(50代)です。

 

対馬市によりますと、男性部長は去年春頃、職場の部下に対して意見の食い違いから「お前、頭悪いな」と叱責するパワハラを行ったということです。

 

また、去年冬には、市の幹部職員と市議会議員との懇親会後に別の店で偶然居合わせた市議に対し、議員活動に対する暴言を吐いたほか頭や顔を複数回殴る暴行を加えたということです。

 

市の聞き取りに対し、男性部長はパワハラ行為を認め「少し感情的になってしまった」と話しているということです。一方、市議への暴言・暴行については、当時酒に酔っていて「覚えていない」と話しているということです。

 

対馬市は428日付で男性部長を減給10分の14か月)の懲戒処分としました。




長崎県対馬市部長が部下に「頭が悪いな」、パワハラで減給処分
…市議会と懇親会後に議員に暴言吐き暴行も

 

2025年5月4日() 11:26 読売新聞

 

 長崎県対馬市は428日、部下を高圧的に叱責するパワーハラスメントなどがあったとして、50歳代の男性部長を同日付で減給10分の14か月)の懲戒処分にした。

 

 市によると、部長は昨年春頃、業務のやり取りをする中で40歳代の部下に「頭が悪いな」などと言って精神的苦痛を与えた。また、同年の冬には市議会との懇親会後の店で、偶然に居合わせた市議員に対して暴言を吐きながら暴行を加えたという。


2025年4月28日月曜日

「職員が委縮するような叱責」最上広域消防本部でのパワハラ 第三者委員会が認定 山形県

「職員が委縮するような叱責」最上広域消防本部でのパワハラ
 第三者委員会が認定 山形県

 

2025年4月28日() 19:16 山形放送

 

山形県新庄市の最上広域市町村圏事務組合消防本部のパワーハラスメント疑惑について調査を実施した第三者委員会は28日、消防職員1人が自分より年配の職員2人からパワーハラスメントを受けていたと認定しました。

 

最上広域市町村圏事務組合・山科朝則理事長「当該職員の行為により広域行政に対する住民の皆さまの信用と信頼を損ねたことに対し深くお詫び申し上げる」

 

この問題は、最上広域市町村圏事務組合消防本部で病気休暇などで休職していた4人の消防職員に対しパワーハラスメント、いわゆるパワハラの疑惑が浮上していたものです。

 

事務組合は、去年9月、弁護士3人による第三者委員会を設置し、職員への聞き取り調査などを実施してきました。

 

その結果、委員会は、4人うち1人の職員が自分より年配の職員2人からパワハラを受けていたと認定しました。

 

認定された行為は「食堂の外まで聞こえる声で叱責していたこと」や「多くの職員がいる中で注意していた」ことなど合わせて4件で、委員会は「不必要に長い時間、不相当に大きな声で職員が委縮するような叱責だった」としています。

一方で、消防部局内のハラスメントに関する相談窓口「苦情処理委員会」は去年4月、今回のパワハラ疑惑について、「業務の適正範囲を超えた行為には該当しない」とし懲戒処分の必要はないとしていました。

 

これについて、第三者委員会は。

 

第三者委員会・粕谷真生委員「(苦情処理委員会は)ハラスメントに該当するかを懲戒処分が必要かどうかという基準で考えている。ハラスメントに該当するかどうかと懲戒処分が必要かどうかは別の話。従前の苦情処理委員会の判断基準は正しくなかったと言える」

 

事務組合は今後、苦情処理委員会に外部の専門家を加えるなどし再発防止に努めるとしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

【山形】最上広域消防本部のパワハラ 1人の被害認定

 

2025年4月28日() 19:18 山形テレビ

 

最上広域消防本部の職員4人がパワハラの疑いで相次いで休職した問題。

 

この有無について調査していた第三者委員会は、1人に対するパワハラを認定しました。

 

「住民のみなさまの信用と信頼を損ねたことに付きまして深くお詫び申し上げます。」

 

報告書によりますと、パワハラ被害の認定を受けた最上広域消防本部の職員は、ミスなどをした際に同僚2人から大声で叱責されたことが原因で、202312月から20243月までの間で合わせて55日間、休職していました。

 

第三者委員会では、休職した理由について、アンケート調査や医師の診断書から同僚2人によるパワハラが原因だと認定。

 

今後、懲戒処分審査委員会の決定に基づき厳正に処分をしていくということです。

 

いっぽう調査対象となったほかの休職した3人については、新庁舎の建設をめぐり異なる意見を持つ職員の板挟みになり、精神的な負担が重なったためでパワハラが原因ではないと結論付けました。

 

 

 

消防職員が「レスキュー」と書かれたTシャツ着て入院、
別の職員「クレーム来るんだよ」…パワハラと認定

 

2025年4月29日() 10:55 読売新聞

 

 最上広域市町村圏事務組合消防本部(山形県新庄市)は28日、男性職員1人へのパワーハラスメントがあったことを第三者委員会(委員長・粕谷真生弁護士)が認定したと発表した。同本部では2023~24年に男性職員4人が相次いで休職し、第三者委が調査していた。残る3人に対するパワハラは認定されなかった。

 

 第三者委の答申書によると、男性職員は2人からパワハラ被害に遭った。23年12月から24年1月に入院した際には「レスキュー」と書かれたTシャツを病棟で着ていたことについて、職員から「消防職員だからと調子に乗るな」「クレーム来るんだよ」などと高圧的な態度で叱責(しっせき)された。別の職員からも、仕事のミスについて多数の同僚の前で執拗に問い詰められるなどした。このため男性職員は計55日間にわたって休職を余儀なくされた。

 

 残る3人の休職者についてはパワハラの認定をしなかったが、第三者委は、新庁舎建設を巡り本部内で意見が対立し、奥山敏明消防長らが意見統一を図らなかった結果、現場の3人が板挟みとなって精神的に疲弊したことが休職の原因とし、適切な指導を行うよう同本部に求めた。

 

 この問題を巡っては、組合理事が24年春にアンケート調査を実施。パワハラの被害を訴える回答が相次いだため、組合は9月、弁護士3人からなる第三者委を設置していた。

 

 第三者委は消防全体の意識改革が必要と指摘。消防内部の苦情処理委員会がパワハラを見落としたことについて「加害者への配慮が働いた」と懸念を示し、外部の相談窓口などを設置するよう勧告した。

 

 奥山消防長は記者会見で謝罪し、「重く受け止めている。再発防止につとめる」と話した。組合は加害者への懲戒処分を検討する。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2024年5月30日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 消防本部でパワハラ疑惑浮上、第三者委員会設置へ・山形県最上地域
これの続報です。
記事化から11カ月後の認定となりました。
ところで、ハラスメント加害者に対して懲戒処分を行なうかどうかは別問題と言うのも
何か違和感を覚えます。
ハラスメントに関しては加害者の故意か過失かを問わずですから、
パワハラ加害者に対しては懲戒処分を前提に対処するべきです。
逆に懲戒処分に至らないならば、それはパワハラでもないと考えるべきです。
そして、ハラスメントの加害者に対する配慮で、被害者の利益が損なわれるのは、
絶対にあってはならない事であり、
小さな組織ならではの可笑しな論理が働いたと言えましょう。

被害者の皆様へ
何でもハラスメント被害にするのは如何なものですが、
ハラスメント被害に遭って我慢や泣き寝入りする必要はありません。
健全な職場環境の為にも「悪い事は悪い」と言える職場にしましょう。

▼課長死亡で第三者委調査へ、佐賀 吉野ケ里、町長はパワハラ否定

課長死亡で第三者委調査へ、佐賀 吉野ケ里、町長はパワハラ否定

 

2025年4月28日() 18:40 共同通信

 

 佐賀県吉野ケ里町の財政協働課長だった男性=当時(58)=が昨年11月に死亡した経緯や原因に関し、町が第三者委員会を設置して調査する方針を固めたことが分かった。町が28日明らかにした。男性は伊東健吾町長から叱責を受けうつ病を発症していた。遺族は自殺だと主張。町長はパワハラを否定している。

 

 男性の死亡を巡っては、町の区長会の多良正裕会長が4日、町議会に経緯の調査を求め要望書を提出。町議会が21日に第三者委の設置を町に要望していた。

 

 遺族によると、男性は昨年4月、町長らとの面談で新庁舎建設に関する計画が甘いと指摘し、財政負担に難色を示した。町長は「俺が(課長職を)代えてやる。建設的な意見を言え」などと発言。男性はパワハラと受け止め、うつ病となり休職した後、公務災害認定を請求した。

 

 男性は昨年11月、副町長に「死をもって抗議する覚悟はできている」などとするメールを送った。翌日、佐賀市の林道脇に倒れているのが見つかり、死亡が確認された。

 

 

 ※ 他社のニュースも掲載致します

町長のパワハラ訴え職員が死亡
 佐賀県吉野ヶ里町が第三者調査委員会を設置

 

2025年4月30日() 12:28 RKB毎日放送

 

佐賀県吉野ヶ里町の職員が町長のパワハラを訴え死亡した問題をめぐって、町が第三者調査委員会を設置することになりました。

 

30日午前、吉野ヶ里町議会で第三者委員会を設置するための関連経費を盛り込んだ補正予算案が、全会一致で可決されました。

 

「原案の通り可決されました」

 

町によりますと、去年11月、当時、財政協働課長だった男性が伊東健吾町長からのパワハラを訴え、死亡しました。

 

町の調査では、パワハラにはあたらないと判断されましたが、区長会の会長が4月、調査の要望書を町議会に提出。

 

こうした動きを受け町は、町長によるパワハラがあったのか調べる第三者委員会を設置することにしたものです。

 

伊東町長は、「委員会に公正な立場で判断してもらえると思っている」と話しています。




佐賀県吉野ヶ里町長のパワハラの有無調査する第三者委設置費盛り込んだ予算案可決
…元財政協働課長自殺巡り

 

2025年5月1日() 12:58 読売新聞

 

 佐賀県吉野ヶ里町の元財政協働課長の男性が昨年11月に死亡した事案を巡り、町議会の臨時会が30日に開かれ、伊東健吾町長によるパワハラの有無などを調査する第三者委員会の設置費約236万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を全会一致で可決した。

 

 県弁護士会が推薦する弁護士3人で構成する方針で、設置時期は未定。パワハラの有無についての調査や認定を行い、報告書を作成する。

 

 遺族らによると、男性は昨年4月、町の財政問題について、伊東町長に進言したが聞き入れられず、伊東町長から叱責を受けたという。男性は精神的に追い詰められて、うつ病を発症し、休職。同11月、自殺した。遺族は町長のパワハラが原因と主張。今年4月、町区長会会長が原因について調査を求める要望書を町議会に提出していた。

 

 取材に応じた伊東町長は、パワハラの認識はなかったと改めて説明した上で、「第三者委員会には、公正な立場での判断を期待したい」と話した。

 

 また、町は事案を受けて12月、全職員約150人を対象に、過去3年間で上司や議員などからハラスメントを受けたり、見聞きしたりしたことがないかについて匿名のアンケートを行った。現在集計しており、町は516日に開かれる町議会全員協議会で結果を説明するという。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月9日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼吉野ヶ里町元課長死亡、経緯調査へ 町長からのパラハラの有無巡り 住民から問い合わせも
これの続報です。

▼同僚から「突然キス」訴えた女性市議 時効で被害届受理されず

同僚から「突然キス」訴えた女性市議 時効で被害届受理されず

 

2025年4月28日() 18:33 毎日新聞(式守克史

 

 愛知県豊明市の堀内千帆市議(54)は、男性市議からほおにキスをされるセクハラ被害を受けたと訴えている。男性市議は毎日新聞の取材に対し、「当時の記憶がない」などとしている。

 

 堀内市議によると、201910月、長野県の飲食店で市議会常任委員会のメンバー7人との夕食中、男性市議にドリンクの注文を聞こうとした際に突然、左ほおにキスをされた。

 

 堀内市議が「何をするんですか」と抗議をすると、男性市議は「君の赤いほっぺを見たらリンゴを思い出してね。キスしたくなっちゃったんだよ」と言ったという。

 

 メンバーの一人は「テーブルが離れていて自分はその場を目撃していないが、堀内市議が『キスされた』と主張し、騒ぎになった。男性市議は酔っており、他の議員は『まあ、まあ』といさめるような感じだった」と話す。

 

 堀内市議は28日、県警愛知署に被害届を出したが、受理されなかった。理由について愛知署は、愛知県迷惑行為防止条例に抵触する可能性があるものの、公訴時効(5年)が成立している暴行、脅迫の行為がないため、強制わいせつ罪には問えない――との見解を示したという。

 

 堀内市議は325日、市議会本会議で市のハラスメント防止条例案の採決に向けた討論の際、賛成の意見を述べる中で、セクハラ被害を訴えた。

 

 別の市議4人や東海地方の女性議員らでつくる団体「女性を議会に!ネットワーク」は、市議会議長に事実関係の調査などを求める申し入れ書を提出。議長らが調査している。

 

 男性市議は毎日新聞の取材に対し、「当時の記憶がない。覚えていればとっくにおわびしている。お酒は飲んでいたと思うが、彼女(堀内市議)が主張するようなことはあり得ないと思う」としている。

 

 堀内市議は2期目で、「1期目の時は言いたくても言えなかった。被害届が受理されなかったことは残念だが、男性市議は自分のした行為を認めてほしい」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ本日(4月28日)付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「飲食中に突然キス」 女性市議が男性市議のセクハラ訴え被害届
これの続報です。


▼国民民主が倫理委員長を交代 千葉パワハラ疑惑で「当事者の一人」

国民民主が倫理委員長を交代 千葉パワハラ疑惑で「当事者の一人」

 

2025年4月28日() 14:39 毎日新聞(遠藤修平)

 

 国民民主党千葉県連内でパワーハラスメントがあったと地方議員側が訴えている問題を受け、同党が竹詰仁参院議員を党倫理委員長から交代させていたことが判明した。竹詰氏は千葉県連代表も務めており、党幹部は「問題の当事者の一人であるため」としている。交代は24日付で、後任に鈴木義弘衆院議員(埼玉14区)を充てた。

 

 千葉県連では昨年、地方議員が国会議員側からパワハラを受けたと訴え、否定する執行部と対立。地方議員4人が離党届を提出する事態になっている。

 

 パワハラ疑惑を巡っては、党本部では倫理委員会とハラスメント対策委員会による合同委員会が、関係者への聞き取り調査などを実施している。党本部はこれまで、県連代表の竹詰氏を調査に参加させていなかったが、倫理委員長としての役職は継続させていた。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

【速報】国民民主、千葉のパワハラ疑惑で倫理委員長交代
 調査対象の1人に

 

2025年4月28日() 17:54 千葉日報

 

 国民民主党県連に所属していた地方議員がパワーハラスメントなどを理由に相次いで離党届を提出した問題で、同党が24日の両院議員総会で竹詰仁・千葉県連代表を党倫理委員長から交代させたことが28日、分かった。問題を巡り、竹詰氏も調査対象の1人となっていた。後任は鈴木義弘衆院議員(埼玉14区)。

 

 同党県連を巡っては、昨夏以降に、工藤由紀子浦安市議、石崎英幸市川市議、都築真理子印西市議、榎本怜県議(野田市選挙区)の4人の地方議員が離党届を提出。うち2人には「同僚議員や支援団体等への誹謗(ひぼう)中傷および活動不履行等の反党行為」があったとして、県連が離党勧告していた。

 

 岡野純子衆院議員(比例南関東)や天野行雄県連幹事長からパワハラを受けたと訴える議員もいた。同党では党ハラスメント対策委員会と党倫理委員会が合同で事実関係を調査している。

「飲食中に突然キス」 女性市議が男性市議のセクハラ訴え被害届

「飲食中に突然キス」 女性市議が男性市議のセクハラ訴え被害届

 

2025年4月28日() 10:02 毎日新聞(式守克史)

 

 男性市議からほおにキスをされるセクハラ被害を受けたとして、愛知県豊明市の堀内千帆市議(54)は28日、県警愛知署に被害届を出した。男性市議は毎日新聞の取材に対し、「当時の記憶がない」などとしている。

 

 堀内市議によると、201910月、長野県の飲食店で市議会常任委員会のメンバー7人との夕食中、男性市議にドリンクの注文を聞こうとした際に突然、左ほおにキスをされた。

 

 堀内市議が「何をするんですか」と抗議をすると、男性市議は「君の赤いほっぺを見たらリンゴを思い出してね。キスしたくなっちゃったんだよ」と言ったという。

 

 メンバーの一人は「テーブルが離れていて自分はその場を目撃していないが、堀内市議が『キスされた』と主張し、騒ぎになった。男性市議は酔っており、他の議員は『まあ、まあ』といさめるような感じだった」と話す。

 

 男性市議は「当時の記憶がない。覚えていればとっくにおわびしている。お酒は飲んでいたと思うが、彼女(堀内市議)が主張するようなことはあり得ないと思う」としている。

 

 堀内市議は325日、市議会本会議で市のハラスメント防止条例案の採決に向けた討論の際、賛成の意見を述べる中で、セクハラ被害を訴えた。

 

 別の市議4人や東海地方の女性議員らでつくる団体「女性を議会に!ネットワーク」は、市議会議長に事実関係の調査などを求める申し入れ書を提出。議長らが調査している。

 

 堀内市議は2期目で、「1期目の時は言いたくても言えなかった。男性市議からの謝罪がなく、仲間の支えもあったことから警察に被害届を出すことにした」としている。

 

 《カウンセラー松川のコメント》

4年半ほど前の事案ですが、もう「セクハラ」の概念は社会的に浸透していました。
そして、それ以上に「恋愛関係や親子関係でもない異性にキスをする行為」が
正当な行為なのか判断出来ないのは、酔っていたとしても異常ですし、
その様な公人なら資質が足りないと言えるでしょう。
しかし、5年弱も前の事案を、今更に表沙汰にするのは、
あまりにも時機を逸しているとも言えます。
被害に遭ったのが1年生議員だろうとベテラン議員であろうと、
堂々と被害を申告するべきですし、
申告し難い雰囲気ならば誰かに相談するべきだったと思います。
決して、加害者を擁護する気は毛頭ありません。
しかしながら、被害を表沙汰にしなかったのは、
「次の選挙での当選狙い」と言う、利己の思いが有ったのではないでしょうか?

被害者の方へ
嫌な思いをされたのだと思います。
しかし、子供ではないのですから、早めに対処する事も検討し、
数年間伏せておくなら、墓場まで持っていく気概が欲しいと思います。


2025年4月27日日曜日

「家に行っていい?」男性上司からのセクハラで休職 復職後も同じ職場…「加害者は何も責任を取らない」

「家に行っていい?」男性上司からのセクハラで休職 復職後も同じ職場…「加害者は何も責任を取らない」

 

2025年4月27日() 17:00 西日本新聞(河野賢治)

 

 元タレント中居正広氏の性暴力を発端にしたフジテレビの問題を巡り、職場のセクハラにあらためて厳しい目が向けられている。セクハラの相談は全国で年間6千~7千件台に上り、高止まりが続く。福岡市内の女性会社員も深く傷ついた一人だ。「死にたいくらいつらい。会社は親身になって対応してほしかった」と涙ながらに訴えた。 

 

 「家に行っていい? 行ったら駄目なの?」「俺の着替えを置いといてよ」

 

 女性は2016年、今の会社に入って間もなく、男性上司にたびたび声をかけられるようになった。職場の飲み会では体を密着させ、肩を抱いてくる。嫌だったが何も言えなかった。

 

 男性社員から好意を持たれている、という話も聞かされた。「あなた胸が大きいよね。それがいいんだって」。同僚たちはみだらな言動を目にしても、笑うだけで止めなかった。

 

 上司は仕事の評価を担う立場にあり、女性は怖くて拒めなかった。「悔しかったです」。19年、人事部署にメールで被害を報告したものの、詳細な聞き取りはしてもらえなかった。

 

 女性は以前、入社前に勤めていた別の会社でも、社長から「胸が大きいね」「何カップ?」と言われ続けて体調を崩した。耐えかねて退職し、試験を受けて入ったのが今の会社だ。

 

 入社面接のことを鮮明に覚えている。「二度とあんな思いをしたくない」と覚悟を決め、前の会社をセクハラで辞めたと打ち明けた。その場で面接官だったのが、みだらな言動をしてきた上司。つらい経験を聞いていた人物からの行為に、ショックが増した。

 

     ∞∞

 

 やがて、目まいや吐き気に悩まされるようになり、昨年春にうつ病と診断されて休職。人事部署に再び被害をメールで報告した。復職の際は、その上司との接触を避けるため、元の部署に戻さないでほしいと伝えた。勤務先は複数の企業でつくるグループ会社の一つ。異動先の選択肢は十分にあると思っていた。

 

 ところが数カ月後、休職期間満了に伴って復帰を決めると、以前の職場に戻るよう言われた。再び上司と顔を合わせたことや、体調が十分に回復しない中で働き始めたこともあり、症状が悪化。職場では自分だけ業務連絡が来なかったり、話の輪から外されたりした。再び休職し、現在も復帰できないでいる。

 

 女性は、2度にわたり人事部署に被害を告げたのに、十分な聞き取りがなかったことを残念に思う。昨年春の1度目の休職後から、会社は産業医との面談を数回設けてくれた。ただ、「もっと早く対応して、復帰先もよく考えてくれれば」と納得がいかない。

 

 2度目の休職も期間に限りがある。それを過ぎて復帰できないと、社内規定で自主的に退職となる。「加害者は何も責任を取らないのに、会社の言いなりになって辞めるのは悔しい。被害をきちんと聞いてもらい、普通に仕事がしたかっただけなのに」。女性は声を詰まらせた。

 

セクハラ

 職場で行われる性的な言動により、労働者が不利益を受けること。身体への接触や性的な話をすることが代表例。性別を問わず加害者にも被害者にもなり得るほか、同性への行為も該当する。「職場」の定義は幅広く、日常的に勤務する事務所をはじめ、取引先の事務所や顧客の自宅、出張先、業務の延長と考えられる飲み会も含まれる。


《カウンセラー松川のコメント》

傷病休職でも、私傷(原因が業務外)と公傷(原因が業務に起因)で
期間設定が異なるのが通例かと思います。
それは、私傷ならば自己責任なので、一定の期間は従業員への健康配慮としても
期間を超える場合は欠勤扱いになったり、退職とされても止む無しなのでしょう。
しかし、公傷は業務執行が原因で起きたので、雇用側が責任を持って
治療に協力するべきなので、期間設定を設けないのも当然です。
さて、記事の案件では、上司によるセクハラが原因で発症しているのですから
公傷扱いとして、雇用側は治療期間を全て休職扱いにするべきでしょう。
その為にも、セクハラと発症の因果関係を証明し、
セクハラの証拠も確保する必要はあります。

2025年4月26日土曜日

武生看護専門学校パワハラ問題、教職員の不適切な言動を確認 調査委員会の報告書公表 福井県

武生看護専門学校パワハラ問題、教職員の不適切な言動を確認
 調査委員会の報告書公表 福井県

 

2025年4月26日() 11:00 福井新聞

 

 武生看護専門学校(福井県越前市)の卒業生らが教職員によるパワーハラスメント被害を訴えている問題で、学校を運営する武生医師会は425日、事実関係を調べるために設置した調査委員会の報告書を公表した。教職員の不適切な言動が5件確認されたと結論づけており、これらの言動や学校側の対応の不備について卒業生らに対し謝罪する機会を設け、再発防止策を説明することを医師会に求めている。

 

 不適切とされた言動について、武生医師会の担当者は「パワハラだったかは、それがなかったとはいえない」との認識を示し、「今後、(卒業生側から)謝罪の要求などがあれば対応していきたい」と話した。言動があった教職員に関しては「何らかの処分が必要かどうか協議する」と述べた。

 

 申出書では10件以上の被害を訴えていたが、報告書に記載された5件以外については調査で事実確認に至らなかった。

 

 パワハラなどの被害を訴えているのは学生(昨年時点)と卒業生の計4人。202124年に人格を否定する暴言などを受けたと訴える申出書を、昨年10月に武生医師会に送付した。同医師会は学校カウンセラー、人権啓発と危機管理の専門家に学校事務局長を加えた委員4人で構成する調査委を設け、学生や教職員らに聞き取り調査をした。

 

 報告書によると、「お前あほじゃねえけ。社会人としてよくやってこれたな」との発言を受けたとの訴えについて、男性教員が調査に「普段からあほやなと口癖で言ってしまうことはあった」と答えた。女性教員が着替えている更衣室で指導を受けたとの男子学生の申し出には、教員が事実を認め「もう少し配慮すべきだった」と話した。

 

 また、「教員や副校長が(パワハラの)被害を校長に伝えず、もみ消されている」という訴えには「教員から対策の遅れを認める発言が確認された」とした。その上で「学校全体で内容を十分共有した上で、組織として一貫した対応だったかは疑問が残る」と指摘している。

 

 報告書を受け、校長の林秀樹武生医師会長は「不適切な言動が数件確認された事実を重く受け止め、再発防止はもとより、学生一人一人の人格を尊重した教育、円滑なコミュニケーション形成に誠意をもって努めていく」とするコメントを発表した。



※ 他社のニュースも掲載致します

武生看護専門学校パワハラ問題
 被害者は「人権救済」と医師会への「謝罪」求める
 「一部不適切な言動を確認」第三者委が報告書を公開 【福井】

 

2025年4月30日() 19:00 福井テレビ

 

越前市の武生看護専門学校の卒業生ら4人が、複数の教職員からのパワハラ被害を訴えている問題について、学校を運営する武生医師会は202411月に第三者委員会を設置し調査を行ってきました。その報告書がこのほど公開され、教職員から「一部不適切な言動が数カ所確認された」と結論づけています。

   

武生看護専門学校のパワハラ問題を巡っては202410月、当時の学生3人と卒業生1人が、2021年から24年にかけて複数の教職員から暴言を吐かれたり、威圧的な態度などを取られたことで、うつ病の診断を受けるなど精神的苦痛を受けたとして、パワハラに関する申出書を、学校を運営する武生医師会に送付しました。

  

202411月には武生医師会が第三者委員会を設置し、聞き取り調査などを進めてきました。

  

このほど公表された報告書では、男性教員について「普段から『あほやな』と口癖で言ってしまうことがあった」ことが認められました。

  

また、女性教員が着替えている更衣室で男子学生が指導を受けたことについては「もう少し配慮すべきだった」などと学校側の見解が示され、合わせて5件について「一部不適切な言動が数カ所確認された」としました。

   

この内容を受け、武生医師会の林秀樹会長は「教職員による不適切な言動が数件確認された事実を重く受け止め、再発防止はもとより、学生一人一人の人格を尊重した教育、円滑なコミュニケーション形成に誠意を持って努めていく所存です」とコメントしています。

          

福井テレビでは、パワハラ被害を訴えた卒業生ら4人のうちの1Aさんに、報告書についての受け止めを聞きました。

  

パワハラ被害を訴えるAさん:

「私たちの主張が一部とはいえ、認定されたことには安堵している。(当時)学生として安心して学ぶ権利を奪われたことは辛かったが、少し報われたように思う」

   

その一方で、ノートを机に叩きつけられたことや、大声で怒鳴られたことなどは調査書に反映されませんでした。

  

パワハラ被害を訴えるAさん:

「全部が認められなかったことは、すごく悔しく悲しい思い。(今後は)武生医師会に対して謝罪を求めていく。ハラスメント防止策について具体的な内容を教えてもらいたい」

 

取材したAさんは、この件について福井地方法務局にも人権救済を求め、すでに調査を依頼していて、その結果を踏まえ、今後も武生看護専門学校を運営する武生医師会に謝罪文やパワハラ防止の具体的対策を求めるとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2024年12月18日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼「お前アホじゃねぇんけ?」看護学校で教職員が学生に“人格否定” 着替え中の女子と同室で男子に実習 被害者が証言
これの続報です。
10件の訴えに対して、5件を認定。
では、残りの5件は、被害者の一方的な思いに過ぎないのか、
それとも虚偽申告と言いたいのでしょうか。
しかしながら、どの様な背景で発言したのか不明ですが、
「お前あほじゃねえけ。社会人としてよくやってこれたな」
この発言でさえもパワハラとされてしまうのは
決して褒められた発言ではありませんが、
パワハラと言うのも大袈裟な気がします。
強い言葉で叱責されたならば、何でもパワハラにしてしまう風潮も
危険だと思います。

被害者の皆様へ
健全な教育環境を整えたいのは、誰しもの願いです。
それが叶うと良いと思います。

2025年4月25日金曜日

▼山形・西川町に「第三者委員会」設置 議会には「百条委員会」 町長のパワハラ疑惑を調査

山形・西川町に「第三者委員会」設置 議会には「百条委員会」
 町長のパワハラ疑惑を調査

 

2025年4月25日() 18:05 山形放送

 

山形県西川町の菅野大志町長が職員にパワーハラスメントを行った疑惑をめぐり、外部の委員が調査を行う「第三者委員会」と町議会が調査を行う「百条委員会」の設置が25日、決まりました。

 

西川町・菅野大志町長「お騒がせしていることにお詫びを申し上げる」

 

25日開かれた西川町議会の臨時会。冒頭、菅野町長が陳謝しました。

菅野町長をめぐっては、3月末に退職した元職員の男性が在職時に町長に襟元をつかまれ町長室に連れ込まれたと訴えるなど、職員に対するパワハラの疑惑が浮上しています。

この問題を受け、町は25日、外部の委員が事実関係の調査にあたる第三者委員会の設置などを盛り込んだ条例案を町議会臨時会に提案しました。

 

西川町議会・荒木俊夫議員「第三者委員会の透明性をどのように確保するのか」

西川町・内藤翔吾副町長「本件については町長が当事者なので、私、副町長が代理としての権限を持つことで透明性の確保を担保したい」

 

採決「本案を議案の通り決定することに賛成の議員の起立を求めます」(全員起立)「全員起立です。よって本案は原案の通り可決されました」

 

さらに、議員から、町議会が調査権限を持ついわゆる「百条委員会」の設置が提案され、可決されました。

町議会事務局によりますと、百条委員会が設置されるのは西川町議会では初めてだということです。

今後、第三者委員会と百条委員会から調査を受けることになる菅野町長は。

 

西川町・菅野大志町長「パワハラの常態化は私としてはないと思うが、もしかしたら、そのように感じていた職員もほかにもいらっしゃったのかどうか、そこはしっかりと調査していただきたい。調査には全面的に協力させていただきたい」

 

第三者委員会の委員は県弁護士会に所属する弁護士3人以内で構成する方針で、町は大型連休明けを目途に県弁護士会に委員の推薦を依頼し、決定後に調査を始める考えです。そして、来年1月か2月を目途に最終報告書の提出を受けたいとしています。

 

中川悠アナウンサー「年明けの1月、2月くらいの提出は遅いのではという意見もありますが」

 

西川町・内藤翔吾副町長「必要な調査がされないことなどがあってはならない。まずは何が真実だったか、ハラスメントと認められるような事案があったかどうかをていねいに調査いただき、可能な限り早めの結果報告をいただきたい」

 

一方、百条委員会の委員は町議8人で構成され、町長や職員を対象にハラスメントが疑われる行為などの調査にあたる予定ですが、具体的な調査内容などは未定だとしています。5月の第2回会議で調査スケジュールなどを決めていきたいということです。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

西川町・菅野町長のパワハラ疑惑 第三者委員会 百条委員会設置へ
 町長は「基本的に業務上の指導から外れたことはしていない」(山形)

 

2025年4月25日() 18:39 テレビユー山形

 

山形県西川町の菅野大志町長のパワーハラスメント疑惑をめぐり、西川町の臨時議会がきょう開かれ、第三者委員会の設置をすすめる条例案と百条委員会の設置が可決されました。

 

藤井響樹アナウンサー「まもなく臨時の議会が始まります。菅野町長の表情を見てみると非常に落ち着いています」

 

西川町の菅野町長をめぐっては職員の襟元をつかみ町長室に連れ込むなどパワーハラスメントと疑われるような行為が指摘されています。

 

きょう開かれた臨時議会では最初に、町が提出した、パワハラがあったかどうかを判断する第三者委員会の設置に向けた「ハラスメント防止等に関する条例案」について審議が行われました。

 

「本案を原案の通り決定することに賛成の議員は起立を求めます」

 

「よって本案は原案の通り可決されました」

 

審議の結果、全会一致で可決され、今後、第三者委員会が設置される予定です。

 

町は県弁護士会の弁護士3人に委員を依頼するとしています。

 

■「百条委員会」設置へ

 

また、議員側はハラスメント疑惑に関する特別委員会いわゆる「百条委員会」の設置を議会に提出しました。

 

こちらも全会一致で可決となり、今後、佐藤耕二議員を委員長とした議員8人を委員として、3年前までのハラスメント疑惑について調査を行うことが決まりました。

 

2つの委員会から調査が行われることについて菅野町長は。

 

西川町 菅野大志 町長「もちろん調査には全面的に協力させていただきたいと思っている。(Q改めてパワハラの認識はあったか?)本人にとっては強く感じたかもしれないが基本的には私は業務上の指導から外れたことはしていないと考えている」

 

今後の進退について問われると。

 

西川町 菅野大志 町長「これまでの実績と調査の結果を踏まえて判断することになるかなと思っている。私としましては西川町が大好きでございますので可能な限り、選ばれる限り西川の為、山形の為に働いていきたいなという思いはある」

 

第三者委員会とは別に百条委員会を設置した理由について議員側は。

 

西川町 佐藤耕二 議員「二元代表制のもとでこのように大きな問題になっているので、そう(百条委員会を設置)しなければいけないと議会としてはとらえている。事実関係をしっかり調査して町民にしっかり伝えるという目的でやっていきたい」 

 

第三者委員会が立ち上がれば、町側は、来年4月の町長選挙の前の1月か2月までに最終報告書をまとめたいとしています。

 

百条委員会は、来月9日の臨時議会を終えてから早急に調査を進めていきたいとしています。

 

 

 

【山形】西川町長のパワハラ疑惑を調査 第三者委員会を設置

 

2025年4月25日() 19:00 山形テレビ

 

西川町の菅野大志町長をめぐるパワハラ疑惑について調査する「第三者委員会」が設置されることが決まりました。

 

【斉藤アナウンサー】「パワハラ疑惑に関する臨時議会が始まります。多くの報道陣も訪れていて議場の中は独特の緊張感。」

 

菅野町長をめぐっては去年12月、退職を希望していた元職員の男性に対し「後任が決まるまで事業を遂行する」という内容の誓約書に署名を求め、男性が拒否すると襟元を掴み町長室に連れ込むなど「ハラスメント」と疑われる行為が指摘されています。

 

きょう開かれた町議会・臨時議会の冒頭では菅野町長からのあいさつがありました。

 

【西川町菅野大志町長】

「報道にあった未熟な行為に対して当該職員に対してお詫びを申し上げるとともに町民の皆様、提携企業の皆様にお騒がせしていることに対してこの場をお借りしてお詫びを申し上げます」「町長に就任し早3年が経過ました。初心に返り、課題山積の行政をこれからも担っていきたい。」

 

その後の審議ではパワハラの有無を調査する「第三者委員会」の設置に向けたハラスメント防止に関する条例案が提出されました。

 

また、審議の中では町政運営への意見が述べられる場面もありました。

 

【佐藤光康町議】

「菅野町政の『対話による町づくり』を揺るがす大きな問題。重く感じてもらってハラスメントのない本当の『対話による町づくり』をしていただきたい。」

 

この条例案は全会一致で可決され、5月上旬をめどに県弁護士会に第三者委員会の 人選を依頼し、来年1月から2月までに報告書を提出するよう求める予定です。

 

議会終了後、菅野町長が報道陣の取材に応じました。

 

【菅野町長】

「当事者になってみて分かったがその時の記憶があまり残っていなくて。(元職員を)説得して笑顔で退職していただきたかったなと思ったことは覚えている。ただその前の行動、引き連れてしまったというのは大変申し訳なかった」「(ハラスメントにあたるという考えには至らなかった)今顧みれば、気をつけなくちゃいけないんだと。相手がどのように考えるか、どこまで許されるのかが自分でも判断できなかった。その時は疲れていた、私が疲れていた事だけは認識していて冷静な判断が出来なかったと反省しています。」

 

また、第三者委員会とは別に「百条委員会」も設置され、佐藤耕二町議が委員長に選任されました。

 

59日の臨時議会後に今後の対応を協議していくということです。

 

【菅野町長】

「業務上の指導から外れたことはしていないと考えている。人格を否定するとかではなく目標設定や町民や地域のために指導はしてきたつもり。一方で(指導に)ついていけなかった方へのケアはこれからしっかりしていかなくてはいけない。」

 

 

 

【山形】第三者調査委員会・百条委員会の設置 全会一致で可決
菅野大志町長めぐるパワハラ疑い 西川町

 

2025年4月25日() 19:01 さくらんぼテレビ

 

西川町の菅野大志町長による職員へのパワハラ疑いについて、西川町議会は「ハラスメント第三者調査委員会」と「百条委員会」を設置する条例案を全会一致で可決した。

 

25日に開かれた西川町議会の臨時議会。

 

(西川町・菅野大志町長)

「私の一連の報道になった未熟な行為と、当該職員に対してお詫びを申し上げるとともに、お騒がせしていることをこの場を借りてお詫びする」

 

25日の臨時議会で、菅野町長による職員へのパワハラ疑いについて、町は弁護士に調査を依頼する「ハラスメント第三者調査委員会」を設置する議案を提出。

 

一方、町議会も、関係者を出頭させることができるなど強い調査権限を持つ「百条委員会」を設置する議案を提出した。

 

(議長)

「法案を議案の通り決定することに賛成する議員の起立を求めます。全員起立です。よって法案は議案の通り可決されました」

 

採決の結果、「ハラスメント第三者調査委員会」と「百条委員会」を設置する条例案はいずれも全会一致で可決した。

 

菅野町長をめぐっては、3月に退職した元職員の男性が「菅野町長に人権侵害を受けた」として法務局に人権救済を申し立てるなど、パワハラが疑われる事案が複数あるとされている。

 

町が設置する「第三者調査委員会」は、菅野町長のパワハラ疑いについて外部の弁護士に調査を依頼する予定。

一方、議会が設置する「百条委員会」は、菅野町長のパワハラの疑い以外にもすべての職員を対象としたハラスメントに関する調査を行う考え。

 

(百条委員会・佐藤耕二委員長)

59日に臨時議会があるが、それが終わってから早急に百条委員会を召集して、今後の打ち合わせ・スケジュールなどを考えていきたい」

 

(西川町・菅野大志町長)

「元職員に対して引っ張ってしまったという行動をしたのは、この前も会見で謝罪した通り。私としては常態化しているということはないと思うが、もしかしたらそのように感じていた職員もほかにもいたのかどうか、そこはしっかり調査をしてもらいたい」

 

町の第三者委員会は副町長が設置者となり、委員が決まり次第、調査を諮問するとしている。

 

 

 

山形・西川町長のパワハラ疑惑で第三者委と百条委設置
…菅野大志氏「常態化していたとは思っていない」

 

2025年4月27日() 17:45 読売新聞

 

 山形県西川町の菅野大志町長のパワーハラスメント疑惑を巡り、町議会は25日の臨時会で、町の第三者委員会を設置する条例案と、議員の調査特別委員会(百条委員会)を設置する議案を、いずれも全会一致で可決した。

 

 臨時会の冒頭で、菅野町長は元職員の襟元をつかんだことに触れ、「大変申し訳ありませんでした」と謝罪。「今週で町長に就任して3年が経過した。初心に返り、課題山積の町政をこれからも担っていきたい」と所信を語った。

 

 第三者委の設置は「町職員のハラスメント防止等に関する条例」で定められた。町は5月上旬頃に県弁護士会に委員の推薦を依頼し、選任され次第、同委を設置する。最終報告書の完成は来年1~2月頃を目指す。同条例では、外部相談窓口の設置などの再発防止策も規定した。

 

 百条委は同日、第1回委員会を開き、設置議案を発議した佐藤耕二議員を委員長に選任した。議長以外の議員全員が委員を務める。調査方法は今後検討していく。佐藤委員長は議会後、「問題となっている事案以外も全て調査し、事実関係を明らかにした上で、町民に伝えたい」と話した。

 

 菅野町長は報道陣に対し、「人格を否定するなど、業務上の指導から外れることはなかった。(パワハラが)常態化していたとは思っていないが、しっかりと調査してほしい」と語った。

▼「俺は女の人生狂わせたい」セクハラ被害も耐えるしか…女性起業家の告白 “声をあげにくい”投資家からのハラスメント 女性を最も追い詰めたものは

「俺は女の人生狂わせたい」セクハラ被害も耐えるしか
…女性起業家の告白 “声をあげにくい”投資家からのハラスメント
 女性を最も追い詰めたものは

 

2025年4月25日() 16:58 東京放送

 

企業のハラスメントへの対策が進む一方で、立場や仕組みから声をあげられない人もいます。ある女性起業家は、自らの受けたセクハラ被害について「耐えるしかなかった」と苦しい思いを語りました。

 

セクハラを受けた起業家の女性

「逃げられないからというか、力関係があると思ったのかわからないですけど…」

 

2年前、AIを活用したサービスを提供する会社を立ち上げた20代の起業家の女性。出資が決まった矢先、相談相手でもあった投資会社の担当者の言葉に耳を疑ったといいます。

 

セクハラを受けた起業家の女性

「『俺は女の人生を狂わせたい』『ホストみたいな感じで、女性から金とかを巻き上げられる存在になりたいんだよね』とシラフの状態で言われて」

 

「起業のお祝い」とする食事の場。この日を境に不快な言葉に悩まされるようになります。会議でも…

 

セクハラを受けた起業家の女性

「今までは全然そんなことなかったんですけど、顔の話から始まって『容姿を磨け』って」

 

さらに、何より女性を追い詰めたのは周囲の受け止め方でした。

 

セクハラを受けた起業家の女性

「セクハラをセクハラだと思ってくれない人が本当に多くて。『出資してもらったのにそんなこと言うなんて』って、同じ起業家から非難されたこともあるし、そういうのを耐えてこそ経営者じゃない?女として気に入られたならよかったんじゃないみたいな」

 

女性はその後、適応障害を発症。会社を成功させるため、一緒に働く従業員のために「耐えるしかなかった」と話します。

 

女性起業家のセクハラ被害。当事者団体によると、「女性起業家の半数以上がセクハラを受けたことがある」とする調査結果もあるといいます。

 

スタートアップユニオン 松阪美穂 代表

「無理やりキスをされてしまったり、『性的な関係を持ったら投資するよ』と言われたりとか、そういったことがありました」

 

これらの背景について専門家は…

 

労働問題に詳しい 大竹寿幸 弁護士

「投資を受けられなければ、自分のやりたい事業もできないっていう意味では、投資家と起業家の立場が非常に強弱がはっきりしている」

 

現在、企業にはハラスメント対策が義務付けられていますが、起業家については企業の労働者ではないため、対象ではありません。女性は“起業家も守られる仕組みを整備してほしい”と訴えます。

 

セクハラを受けた起業家の女性

「経営者や起業家も1人の人間ですし、ハラスメントや人権侵害に耐えるべきという風潮はもうやめてほしい」

 

挑戦する人を支える仕組みが求められています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ3月14日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 投資会社の担当者から「女の人生狂わせたい」…女性起業家の半数超がセクハラ被害、声上げられず
これと同じ内容です。
既に読売新聞で採り上げている記事を東京放送が放映するとは、
情けない話です。


▼富山県 土木部の男性職員2人(48歳、55歳)懲戒処分を公表 交通事故と同僚への暴言

富山県 土木部の男性職員2人(48歳、55歳)懲戒処分を公表
 交通事故と同僚への暴言

 

2025年4月25日() 14:46 チューリップテレビ

 

富山県は25日、土木部の課長補佐級職員2人に対する懲戒処分を発表しました。1人は交通事故を起こし減給処分、もう1人は同僚への暴言により戒告処分となりました。いずれも令和6年中に発生した事案で、県の「職員の懲戒処分等に関する公表基準」に基づき公表されました。

 

富山県によりますと、このうち土木部に所属する48歳の男性課長補佐級職員は、令和51127日午後、私有車を運転中に交差点を右折する際、対向車と接触事故を起こし、相手にけがを負わせたということです。

 

男性職員は事故で、被害者に約6週間のけがを負わせたほか、免許停止60日などの行政処分を受けています。

 

このため男性職員は令和61220日付で減給1月(給与の10分の1)の懲戒処分を受けています。

 

■同僚への暴言繰り返し戒告処分

 

もう1件は、同じく土木部に所属する55歳の男性課長補佐級職員が、令和5年度中に同僚職員に対して暴言を吐き、精神的苦痛を与えたとして、令和61220日付で戒告処分となりました。

 

県によりますと、この職員は部署内での業務上のやり取りの中で、複数回にわたり不適切な発言を行っていたとのことです。被害を受けた職員からの相談を受け、調査の結果、パワーハラスメントに該当すると判断されました。

 

今回の事案を受け富山県人事企画室は「公務員は県民の信頼の上に成り立つ職務であることを改めて全職員に周知徹底し、再発防止に全力で取り組みます」コメントしたうえで、交通安全に関しては、定期的な注意喚起と安全運転講習の実施を徹底するとしています。また全職員を対象にしたコンプライアンス研修の強化と、特に管理職向けのハラスメント防止マニュアルに基づいた研修を強化していくとしています。