2020年4月6日月曜日

パワハラ幹部自衛官を停職 海自、横須賀地方総監部

パワハラ幹部自衛官を停職 海自、横須賀地方総監部

 

2020年4月6日(月) 16:34 産経新聞

 

 海上自衛隊横須賀地方総監部(神奈川県横須賀市)は6日、複数の部下に対し、日常的にパワハラをしたとして、誘導武器教育訓練隊の40代幹部自衛官を停職20日の懲戒処分にしたと発表した。

 

 同総監部は、1~3等海佐のいずれかの「佐官」としたが、「個人が特定される恐れがある」として、具体的な階級や性別、パワハラの内容などを明らかにしていない。処分は6日付。

 

 同総監部によると、幹部自衛官は平成30年5~8月ごろの間、当時所属していた部隊の部下に暴言を発して威圧するなどパワハラがあった。「感情が表に出てしまった」と話している。内部通報があり発覚した。


《カウンセラー松川のコメント》

処分はしても氏名公表や個人特定の情報となる階級は伏せたまま。
これも見事な組織防衛。さすが防衛を専門とする中央官庁です。
こう言う処分方法ではパワハラの問題性は浸透し難いでしょうね。

2020年4月1日水曜日

「パワハラ」署長を戒告 職員自殺か、東京消防庁

「パワハラ」署長を戒告 職員自殺か、東京消防庁

 

2020年4月1日(水) 11:15 日本経済新聞

 

東京消防庁は1日までに、部下への不適切な指示で職場環境を悪化させたなどとして、牛込消防署(東京・新宿)の前署長の男性消防監(56)を戒告の懲戒処分にした。前署長は3月31日付で依願退職した。昨年12月に自殺を図って死亡したとみられる同署消防係長の男性消防司令(47)がパワハラを受けていたと投書があり同庁が調査していた。

 

東京消防庁は「不適切な指示があり、職員の死亡に一定の影響があったと推測される」とした一方、「業務の指示を逸脱しておらず、直ちにハラスメントと認定するに至らない」としている。

 

東京消防庁によると、消防司令は昨年12月11日に亡くなっているのが発見された。同庁は同26日付で前署長を人事部に異動させ、弁護士の意見を踏まえて調べていた。


《カウンセラー松川のコメント》

「自殺をするのは意思が弱いからだ」
「自殺は精神疾患者の行為」
そんな風潮の時代もありましたが、
パワハラを受けていたとの投書まであった上での調査で
職員の死亡に一定の影響があったと推測しても
ハラスメントと認定しない所に大組織の組織防衛力を感じました。
懲戒処分まで行うもハラスメントは破廉恥なので認めたくないのでしょうね。

2020年3月21日土曜日

熊本・上益城の消防職員自殺 第三者委が上司のパワハラ認定

熊本・上益城の消防職員自殺 第三者委が上司のパワハラ認定

 

2020年3月21日(土) 6:00 西日本新聞(長田健吾)

 

 熊本県上益城消防組合消防本部(同県御船町)の男性係長=当時(46)=が昨年5月、「上司からパワハラを受けた」と書き残して自殺した問題で、第三者委員会(委員長・古賀倫嗣熊本大名誉教授)は20日、「上司の指導は精神的な苦痛を与えるものだった」としてパワハラが自殺の一因と認める調査結果を公表した。同本部は19日付で直属の上司だった50代男性消防司令を停職6カ月の懲戒処分にした。

 

 調査によると、男性係長は昨年4月の同本部着任以降、消防司令から(1)仕事を丸投げされ質問すると「自分で調べろ」などと怒鳴られる(2)外部業者の前で叱責(しっせき)を受ける-などのパワハラを日常的に受けており、第三者委は「自殺の原因の一部になった」と認定した。

 

 男性は同5月7日に自殺。真相究明を求める遺族の請願を受けて設置された第三者委が関係者から聞き取りをしていた。古賀委員長は「上司側にパワハラに対する認識がなく、問題だ。研修や職場環境の改善が必要だ」と指摘した。

 

 長田聖一消防長は記者会見で「尊い命が亡くなり、申し訳なく思っている。再発防止に努めたい」と謝罪。男性の妻(47)は取材に対し「夫の無念は少しは晴らせたと思う」と涙ながらに話した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2019年6月11日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 消防職員自殺はパワハラか 遺族が調査要請 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
遺族の要請によりり第三者委員会が設置され、その調査結果が公表されました。
やはり遺書のとおりパワハラは行われて、具体的な行為も明らかになりました。
内部の者の前でなく、外部の者が居る時にもパワハラは行われていたことは
より一層のストレスとなっていたはずです。
この調査結果を受けて、加害者には懲戒処分が科せられたそうですが、
失われた命は絶対に戻りません。
組織を挙げてハラスメント防止に取り組んで頂きたいです。

2020年3月14日土曜日

高幡消防パワハラ認定 組合に一部賠償命令 高知地裁判決

高幡消防パワハラ認定 組合に一部賠償命令 高知地裁判決


2020年3月14日(土) 08:45 高知新聞


 高幡消防組合(組合長=楠瀬耕作・須崎市長)の須崎消防署の職員32人(うち1人は退職)が、未払いの手当と、上司からパワハラを受けた損害賠償として計504万円の支払いを求めた訴訟の判決が13日、高知地裁であった。西村修裁判長はこのうち職員2人にペットボトルを投げつけるなどした行為をパワハラだと認定し、組合に6万6千円の支払いを命じた。

 判決によると、同署の副署長は2015年9月、署への荷物が届かないことについて「俺を疑っているのか」と職員を語気強くただし、30分以上正座させて空のペットボトルを投げつけた。16年10月には、休暇中の同僚への連絡を拒否した別の職員に気分を害し、靴を脱いだ片足を職員の膝の上に置いた。


《カウンセラー松川のコメント》

これだけ大勢の職員から訴えられた役所も他にないのではないでしょうか?
しかも賃金未払いで訴えられる官庁も珍しいですし、恥ずかしいです。
ところで、今般の記事では当然賃金未払いではなく、
パワハラの存在についてです。
副署長が御機嫌斜めでのパワハラ。
よくもこんな人間性で管理職になれたと逆に感心してしまいます。
それほどまでに人材が枯渇しているか、
人を見る目が無い幹部揃い組織だったのでしょう。

2020年2月26日水曜日

女子部員が学内委に処分訴え 松山大、駅伝監督らパワハラか

女子部員が学内委に処分訴え 松山大、駅伝監督らパワハラか

 

2020年2月26日(水) 愛媛新聞

 

 松山大女子駅伝部で、監督から体重管理を巡りどう喝されるなどパワハラを受け続けているとして、複数の女子部員が監督らの処分を求め、大学のハラスメント防止委員会に申し立てていたことが25日、愛媛新聞の取材で分かった。

 

 ハラスメント行為があったと申し立てられたのは、2008年に監督に就任した経済学部の男性准教授(50)と、栄養面の女性コーチの2人。申し立ては昨年11月中旬、複数の学生の連名で提出され、2人は現在、指導を外れている。

 

 申し立てで学生側は、発言などが監督の意に反した場合、「辞めろ」と言われることが多く、排除されてしまうという恐怖感から本音で話をすることが困難な状況が常態化していると指摘。体重管理では、虚偽の体重を日誌に記載せざるを得ない精神状態にまで追い詰められていると訴えている。

 

 昨年10月には体重の虚偽報告を打ち明けた部員の方向へ准教授がダンベルを投げたほか、他の部員への平手打ちや不透明な経費の徴収があったと主張。多くの部員が退部や休部に追い込まれているといい、指導体制の改善も求めている。

 

 准教授は25日、取材に対し、申し立て内容は知らないとした上で「3月に調査を受けるため詳細は答えられないが、パワハラがあったとの認識はまったくない。その根拠や証拠はあり、真実を明らかにしたい」と話した。

 

 松山大学生部は「担当者がいないためコメントできない」としている。

 

 女性コーチについて学生側は、准教授の言いなりで選手に寄り添うことはなく、ハラスメントの原因の一つになっていると主張。女性コーチは取材に「大学に聞いてほしい」と述べた。

 

 准教授は07年に松山大の陸上競技部員の指導を開始。08年創部の女子駅伝部を率い、16年には全日本大学女子駅伝で初優勝に導いたほか、トラック種目の指導でも実績を上げていた。

 

 女子駅伝部は現在、離任していた男性コーチが復帰し、指導している。


《カウンセラー松川のコメント》

監督による暴力や上納金、コーチによる精神的攻撃。
部員連名で訴えられているとなると、信憑性は高くなりますが、
監督は「事実ではない。証拠もある」と主張。
最初から全面対決です。
体育会系の指導では厳しさから暴言や暴力に至る事も少なくありませんが、
その価値基準は時代によって変わっていますので
対応も難しいと思います。
成績を出している監督なだけに大学側の対応も難しいのではないでしょうか。

2020年2月8日土曜日

深谷市消防本部 後輩を殴打・暴言、パワハラで職員4人処分

深谷市消防本部 後輩を殴打・暴言、パワハラで職員4人処分

 

2020年2月8日(土) 07:01 産経新聞

 

 深谷市消防本部は7日、後輩職員を殴るなどのパワーハラスメントをしたとして、男性消防司令補4人を減給などの懲戒処分とした。

 

 市消防本部によると、休日に酒に酔った状態で職場を訪れ、後輩職員を呼び出して暴言を吐きながら突き飛ばすなどした係長(45)と、後輩職員の胸ぐらをつかみ壁に押しつけるなどした主査(45)を、それぞれ減給10分の1(2カ月)の懲戒処分とした。

 

 また、後輩職員の頭をヘルメット越しに複数回殴るなどした係長(41)を減給10分の1(1カ月)、部下をばかにする発言をしたり会議中に頭を平手でたたいたりした係長(46)を戒告の懲戒処分とした。


《カウンセラー松川のコメント》

酒酔いで職場に入るのが御法度なのは消防や官公庁どころか
飲食店で業務上の飲酒でもない限りは当たり前のことでしょう。
それを平気でやってしまう段階で非常識です。
45歳の係長が非常識で務まるのも悲しいと思います。
全ての事案が暴力と言うのも情けない話です。
今までどんな職場教育をしていたのか大変気になります。

被害者の皆様へ
腕力や言葉の暴力で本当に嫌な思いをされたと思います。
懲戒処分が出たので、これで一件落着となります。
しかし、人間の本質を変えるほどの懲戒ではありませんから、
再発の可能性もあります。
何か起きたら、遠慮なく然るべき部署に申告をして、
健全な職場環境を維持してください。

2020年2月5日水曜日

部下に暴言、胸ぐらつかみ「追い込んでやる」、パワハラ消防司令補を処分…依願退職/吉川松伏消防組合

部下に暴言、胸ぐらつかみ「追い込んでやる」、
パワハラ消防司令補を処分…依願退職/吉川松伏消防組合

 

2020年2月5日(水) 埼玉新聞

 

 吉川松伏消防組合は4日、部下の職員に乱暴な言動などのパワーハラスメント行為を行ったとして、松伏消防署の男性消防司令補(45)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は1月31日付。

 

 同組合によると、消防司令補は2019年12月30日、緊急出動を終えて署に戻り車両を下車した際に、同乗していた部下職員の胸ぐらをつかみ「やってやる」「追い込んでやる」などと暴言を放ったという。聞き取り調査を行ったところ、消防司令補が同年4月ごろから、複数の部下職員に指導の範囲を超えた同様の言動があったことが分かった。消防司令補は1月31日付で依願退職した。

 

 また、速度違反で摘発された同署の男性消防士(21)を減給1カ月の懲戒処分にした。男性消防士は19年10月8日、公務外で高速道路を自家用車で走行中、法定速度を63キロ上回る113キロで走行し、罰金による刑事処分と90日間の運転免許停止処分を受けた。

 

 同消防組合の戸井田勉消防長は「二度とこのような不祥事を起こさないよう、再発防止に徹底して取り組んでまいりたい」とコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

胸ぐらを掴み「やってやる」「追い込んでやる」とのことですが、
ヤミ金の取り立て屋の発言かと思いました。
何が原因でこの様な発言になったか、ニュースからでは分かりませんが
真っ当な人の言動とは考え難いです。
懲戒処分と同日に依願退職とのことですが、
処分時に上司から因果を含められたか、
または処分されたことで被害者の立場が俄然有利になり
加害者として非常に厳しい環境に置かれたと推測しております。