2021年9月16日木曜日

パワハラで初、校長懲戒処分 福島県教委、死亡事故の教諭も減給

パワハラで初、校長懲戒処分 福島県教委、死亡事故の教諭も減給

 

2021年9月16日() 11:27 福島民友新聞

 

 県教委は15日、パワハラ行為をした県中の公立小の50代女性校長と、交通死亡事故を起こした同地区の県立高の女性教諭(34)をそれぞれ減給(10分の13カ月の懲戒処分にしたと発表した。県教委がパワハラ行為で懲戒処分とするのは初めて。

 

 県教委によると、女性校長は25月、勤務する学校の男性教諭に対し、担任する児童の前で「実際に登校の様子を見ていないのに、よく指導できるわね」などと不適切な言葉で叱責(しっせき)を繰り返し、精神的苦痛を与えた。被害を受けた男性教諭の家族が、県が設置する教職員向けの窓口に相談して発覚した。女性校長は男性教諭に謝罪し、通常通り勤務している。

 

 女性教諭は昨年8月、乗用車で相馬市の県道を走行中に横断中の高齢男性をはね、死亡させる事故を起こした。今年7月、罰金50万円の略式命令を受けた。事故当時は相双地区の県立高に勤務していた。

 

 

※ 他社の報道も掲載致します 

挨拶を無視、児童の前で叱責や嫌味も
…小学校校長の女性が部下にパワハラで懲戒処分<福島県
>

 

2021年9月15日() 17:51 福島テレビ

 

減給3カ月の懲戒処分を受けたのは、県中地区にある公立小学校の校長の50代の女性。

 

県教育委員会によると、この校長は同じ学校に勤務する男性教諭に対し、挨拶を無視していたほか、児童の目の前で叱責したり嫌味を言ったりするなど、パワー・ハラスメントを繰り返していたという。

 

男性教諭の家族から相談を受けて発覚したもので、県内の教職員がパワー・ハラスメントで懲戒処分を受けたのは初めて。

 

また、20208月に交通事故を起こした県中地区の高校教諭も、減給3ヵ月の懲戒処分を受けた。

 

県内では不祥事による教職員の懲戒処分が相次いでいて、県教育委員会は「県民の皆様の信頼を裏切る結果となったことを重く受け止め、研修会を開催するなどして再発防止に努める」とコメントしている。


《カウンセラー松川のコメント》

こんな程度でも校長が出来る時代となりました。
加害者の小学校校長は児童並みの精神構造なので
常に指導の視線で物事を見られる良い教員との評価だったのでしょうか?
部下の指導も満足に出来ないのに校長まで昇進出来るのですから、
教員の昇進基準も大したことは無さそうですね。
児童と接する最前線の教員の皆様も管理職がこの程度では
本当にお仕事も大変だと思います。
県教委は「研修会を開催するなどして再発坊に務める」とのことですが、
通り一遍の研修を開催したところで真の教育効果なんて現れないのは
きっと御存知のはずでしょう。
再発防止策の実態も教えて頂きたいものです。

被害者の方へ
御自身が虐めの被害者となられてしまったのは災難でしたが、
この経験を活かして児童の虐め防止に務めて頂けると幸いです。

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