2021年9月10日金曜日

部下の書類に「お前のために仕事しているんじゃない」と警視書き込み

部下の書類に「お前のために仕事しているんじゃない」と警視書き込み

 

2021年9月10日() 8:11 読売新聞

 

 宮崎県警は9日、複数の部下にパワーハラスメント行為を繰り返したなどとして、男性警視(50歳代)を戒告処分にし、発表した。

 

 発表によると、警視は2018年3月~19年2月、部下の警察官3人に対し、胸元をつかんで壁におしつけたり、部下が提出した書類に「お前のために仕事しているんじゃないぞ」と書いて返したりしたほか、身体的特徴に関する侮辱的な発言をするなどした。また今年3~6月、別の部下の警察官2人に対しても不適切な言動をした。

 

 今年5月、不適切な言動を受けた2人のうち1人が体調を崩して発覚。他の部下らについても調査したところ、パワハラなどが明らかになった。問題発覚のきっかけとなった警察官は現在、休養中で、不適切な言動を受けたもう1人も体調を崩して治療を受けている。警視は「(5人に)迷惑をかけ、非常に申し訳ない」と話しているという。

 

 日高俊治首席監察官は「幹部による適正な業務、人事管理を改めて徹底し、再発防止と信頼回復に努める」との談話を出した。


《カウンセラー松川のコメント》

上位者は神様の如く振る舞う[階級社会あるある]のパワハラですね。
「お前のために仕事しているんじゃないぞ」とは
ここまで自らを[ヒラメ上司]と言い切る例も少ないですが、
キャリアとノンキャリアと言う職場での階層が二極化している警察では
キャリアの顔色を伺うノンキャリ上司とその上司の顔色を伺う者が
跋扈している様に思えています。
だから、あの様に部下の為には働かない上司が現れてしまうのです。
部下の為に働いても直接は上司からの[覚えめでたい]事にはなりませんから。
貴族と庶民の様な二極化したシステムを続ける限り、
この様なトラブルも起こり続けることでしょう。

被害者の皆様へ
残念ながら現行の警察制度ではこの問題は続発します。
被害に遭われたのは残念ですが、抜本的な解決は無理ですので
そこは割り切ってください。

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