2021年9月28日火曜日

「働く女性」自殺増加、対策白書 コロナ禍、21年版の概要判明

「働く女性」自殺増加、対策白書 コロナ禍、21年版の概要判明

 

2021年9月28日() 21:08 共同通信

 

 厚生労働省の2021年版自殺対策白書の概要が28日、判明した。新型コロナウイルス感染拡大が起きた20年の自殺の状況を過去5年平均(1519年)と比較、分析した結果、増加が顕著だった女性の自殺の中で「被雇用者・勤め人」が381人増と大幅に増え、原因・動機では「勤務問題」が最も大きく増加したことが分かった。

 

 20年の自殺者数は21081人(前年比912人増)。男性は11年連続で減少したが、女性は2年ぶりに増加した。

 

 「勤務問題」の内訳について過去5年平均との比較で増加数が多かったのは「職場の人間関係」(39人増)だった。


《カウンセラー松川のコメント》

働く女性の自殺が大幅増加とのショッキングな統計値です。
原因・動機は勤務問題とのことですが、
この原因や動機の背景こそが予防には大切な部分です。
セクハラなのか、パワハラなのか、育児絡みなのか、通勤時間なのか。
もっとも多かったのは人間関係ですが、
それ以外の部分についてもきちんと解明しないと
効果的な対策は採れません。
概要に続いて詳報が出ると思いますので
この発表にも関心を持ちましょう。

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