2021年9月14日火曜日

労働局への相談「いじめ・嫌がらせ」1000件超【山口県】

労働局への相談「いじめ・嫌がらせ」1000件超【山口県】

 

2021年9月14日() 12:27 テレビ山口

 

山口労働局が昨年度、企業や労働者から受けた相談件数や内容をまとめました。職場での「いじめ・嫌がらせ」についてが、3年連続で1000件を超えています。昨年度、個別労働紛争解決制度に基づいて山口労働局に寄せられた相談は、延べ4116件でした。内容は、職場でのいじめ・嫌がらせが1048件で最も多く、次いで自己都合退職についてが538件などとなっています。いじめ・嫌がらせは3年連続で1000件を超えています。「個別労働紛争解決制度」は、労働条件や職場環境のトラブルを未然に防ごうというもので、労働局長が企業に助言や指導を行うほか、専門の委員会が紛争解決を図る「あっせん」を行います。昨年度は137件の助言・指導が行われたということです。いわゆるパワーハラスメントを巡っては、事業主に適切な措置を講じることを義務づける法律が去年、施行されました。来年度から中小を含むすべての事業所で義務化されることから、山口労働局では企業側に早めに防止措置を取るよう求めています。


《カウンセラー松川のコメント》

各地の労働局で相談件数等の発表がされております。
傾向に地域差は見られず、どこでもトップは[いじめ・嫌がらせ]です。
パワハラ防止は、中小企業でも来年の4月から義務化されます。
「うちは大丈夫」ではなく、企業としての義務ですから
必ず適切な措置を講じてください。

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