2021年9月27日月曜日

朝礼終わりに“平手打ち”…部下に暴行加えた自衛官 停職7日の懲戒処分「反抗的な態度に立腹しました」

朝礼終わりに“平手打ち”
…部下に暴行加えた自衛官 停職7日の懲戒処分
「反抗的な態度に立腹しました」

 

2021年9月27日() 21:53 東海テレビ

 

 三重県伊勢市の陸上自衛隊明野駐屯地で、40代の男性隊員が部下を平手打ちする暴行を加えたとして停職7日の懲戒処分となりました。

 

 懲戒処分を受けたのは、伊勢市の陸上自衛隊明野駐屯地航空学校に所属する40代の男性1等陸尉です。

 

 男性1等陸尉は今年2月、朝礼終わりに部下の男性隊員を指導する際、胸ぐらをつかんで頭を平手打ちしたということです。

 

 暴行を受けた男性隊員にケガはありませんでした。

 

 自衛隊の聞き取りに対し1等陸尉は暴行を認め、「深く反省しています」「反抗的な態度に立腹しました」などと話しているということです。

 

 1等陸尉は27日付で翌日から7日間の停職処分を受け、明野駐屯地航空学校の安井寛校長は「パワーハラスメント行為の防止について再度徹底し再発防止に万全を期して参る所存です」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

暴力はダメ・・・これは常識的なレベルでの話しだと思います。
しかし、人間は感情の動物なので喜怒哀楽もあります。
加害者の弁として「反抗的な態度に立腹しました」とのことです。
反抗的な態度にも主観と客観があります。
例えば、自分が訓話している最中に、
「上の空で聞いている様だ」「絶えず余所見をしていた」
どちらも反抗的な態度だと思います。
しかし、前者は主観的な判断で、後者は客観的な判断と言えます。
上意下達を徹底しなければならない公安職の世界では
どうしても[階級に物を言わせる」方が現れてしまいます。
今般の事案がどちらに該当するか、報道だけでは決めかねますが、
叱る前には「なぜ、その様な言動があったのか」これを確認してください。
案外と勘違いや特段の事情がある場合もありますから。
叱るのはそれからでも遅くはないですので。

被害者の方へ
あなたの行動が誤解を招いたのか、加害者の思い込みは分かりませんが
暴力を振るわれた事には恐怖だったと思います。
しかも、職場でとなると悔しさや恥ずかしさもあったでしょう。
加害者が真に反省しているならば、
一時の過ちとして許すのも大人の態度かも知れません。
どうか、これからも健やかに勤務をして頂きたいと思います。

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