水上村長パワハラ疑惑問題…調査特別委の設置見送り【熊本】
2021年9月9日(木) 19:45 熊本県民テレビ
今年6月に明らかになった水上村長のパワハラ疑惑問題。
9日の村議会でパワハラ問題を調査する特別委員会の設置を求める住民からの請願書について議論が交わされた。
結果は「不採択」。委員会の設置は見送られた。
きょう開かれた水上村の定例議会。焦点のひとつとなったのが中嶽弘継村長のパワハラ問題。
車の中で録音された音声
「月曜からお前は使わん。謹慎にするね。もうあんたいらん」
この問題は去年、村長の車の運転手をしていた職員が公用車の中で中嶽村長から「辞めさせる」などの暴言を繰り返し受けたというもの。
職員はうつ病を発症し、休職を余儀なくされたとして中嶽村長と水上村を相手取り損害賠償を求める裁判を起こしている。
この問題を受け今年6月、村議会で調査特別委員会の設置案が提出されたが否決され、その後住民が再び委員会を設置するよう議会に請願書を提出した。
きょうの議会は6月と同様、報道機関を議場に入れずモニターのみの公開に。
議員の一部からは「すでにハラスメント防止や調査に取り組んでいる」などとして委員会の設置は必要ないという意見が出た。
そして、採決の結果。
「不採択とすることを決定いたした」
委員会設置への賛成が4人、反対が5人となり、委員会の設置は見送られた。
※ 他社の記事も掲載致します
村長パワハラの有無は?調査委設置の請願 再び否決【熊本】
2021年9月9日(木) 18:16 熊本放送
行政トップの、職員に対するパワハラはあったのか?
水上村の住民が、特別調査委員会の設置を求めた請願は、9日の村議会で再び、否決されました。
議場での報道撮影をシャットアウトして開かれた、9日の水上村議会。
審議されたのは、中嶽村長の職員へのパワハラの有無に関する特別調査委員会の設置を求める請願です。
同じ内容の請願は、今年6月に一度、否決されています。
Q村長、一言よろしいですか?
「忙しい」(中嶽村長)*パワハラを否定
そして、始まった審議。
「役場職員のハラスメント等に関する実態の調査はなされていて、防止策や環境改善についてもすでに取り組まれている」(調査委設置に反対 尾前武志議員)
「議会は何しよっとやろうかと、心の中で思っている人がかなり多い。(村の調査と裁判で村長の弁護を担当する弁護士は)同じ弁護士ということで、新たに洗いなおす必要がある」(調査委設置に賛成 荒嶽晋議員)
そして、採決・・・
結果は、5対4で請願は再び否決されました。
「本当に二の句がつげない、あきれ返りました」(請願をした住民)
《カウンセラー松川のコメント》
今年の6月11日付けで拙ブログでも報道を紹介しております、
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 車離れトイレに行った公用車運転手に村長「膀胱おかしいのか」と罵声…うつ病発症したとして提訴 (mms119.blogspot.com)
この件についての村議会の対応についてです。
加害者である村長は表か裏かは別として村内での影響力が大きいのでしょう。
だから議会でも及び腰な態度なのだと思います。
村長に非は無いのが明らかならば、
それを調査して公表しても差し支え無いと思うのです。
暴かれては困る何かがあるから、調査を拒んでいるとしか思えません。
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