後輩隊員に茶碗投げつけか 海自海曹長を停職処分

後輩隊員に茶碗投げつけか　海自海曹長を停職処分

 

2021年9月14日(火) 18:53　テレビ神奈川

 

海上自衛隊横須賀地方総監部は、後輩隊員に茶碗を投げつけるなどの不適切な指導があったとして、50代の男性海曹長を停職処分にしました。

 

停職2カ月の懲戒処分となったのは、海上自衛隊横須賀基地業務隊に所属する、50代の男性海曹長です。

 

横須賀地方総監部によりますと、男性海曹長は2017から18年にかけて、当時所属していた別の部隊で、後輩隊員に対し茶碗を投げつけたり顔を殴ったりなどのパワーハラスメントがあったということです。

 

また、他の複数の隊員への暴言も確認されていて、男性海曹長は「被害者の心を傷つけてしまったことを申し訳ないと思う」と行為を認めているということです。

《カウンセラー松川のコメント》

自衛隊のハラスメントへの懲戒処分は数年前の事案に対してで、
今般も3～4年前の事案です。
極めて慎重に調査検討しているのか、
事案件数が多くて処理に時間を要しているのか、
どちらにしても他の機関よりも古い事案が多いのが気になります。
さて、今般の事案。茶碗を投げつけたら、
茶碗は割れて誰かが片付けをしなければなりません。
当然、投げた当人は知らぬ顔でしょうから、部下が片付けていたのでしょう。
これだけでも質の悪い行為です。
しかも、顔面殴打までしているのですから、社会人としては失格です。
それでも勤務継続出来るのですから、
自衛隊のハラスメント事案は物凄く多い気がします。
有事になったらどれだけ後ろから撃たれる自衛官が出るのか心配です。

被害者の皆様へ
粗暴な者でないと有事には務まらないので、
特異な活動をする組織として雇用しているのでしょう。
当面は粗暴犯が残留するでしょうから、
被害に遭ったら遠慮無く申告しましょう。