2021年2月17日水曜日

「土下座を強要された」かんぽ不正暴いた1000の声

「土下座を強要された」かんぽ不正暴いた1000の声

 

2021年2月17日(水) 10:44 西日本新聞(宮崎拓朗)

 

 かんぽ生命保険の不正販売問題を巡り、日本郵政グループは不正に関与した郵便局員ら2050人を懲戒処分とした。不正の調査は3月末までの完了を目指しており、処分者数はさらに増える見通し。2019年夏以降、保険の積極的な営業に踏み出せないままで、信頼回復への道は険しい。

 

 「多数の顧客に不利益を生じさせ、深くおわびを申し上げる」。本紙が保険料の二重払い問題を報じた3日後の19年7月10日。かんぽ生命の植平光彦社長(当時)は記者会見で大規模な不正販売を認めて謝罪し、「法令違反はない」としてきた姿勢を一転させた。

 

 郵政グループは同月末、二重払いや無保険状態になるなど、保険の乗り換えに絡む不正が疑われる契約が約18万3千件に上ると公表。その後、多額の契約をさせたケースなど約22万件を調査対象に追加した。

 

 20年1月に就任した日本郵政の増田寛也社長は「グループ全社にとって創業以来、最大の危機」と表明した。

 

 これまでに行った懲戒処分の内訳は、解雇25人を含む現場の営業担当者1173人▽郵便局長ら管理者499人▽本社などの責任者378人。

 

 本紙には、局員や顧客から計千件を超える情報提供があり、「過剰なノルマが不正の背景にあった」との内部告発が相次いだ。ある局員は「営業実績が低迷すると懲罰研修に呼び出され、土下座を強要された」と訴えた。

 

 郵政グループは07年の民営化後も、全国で郵便や貯金、保険のサービスを提供するよう法律で義務付けられている。約2万4千の郵便局網を維持するために金融事業の収益に依存するいびつな構造がある。どのように郵政事業を維持していくのか。経営陣には、グループの将来像を提示する役割も求められる。 


《カウンセラー松川のコメント》

記事では[パワハラ]の名称は登場しませんが、
・・・土下座を強要された
この事案は明らかにパワハラです。
過去に年賀状の自爆営業も社会問題として取り上げあれましたが、
従業員に対する教育や職場環境とあちらこちらに
異常が残っているのでしょう。
元々は親方日の丸で郵政省の出先機関だったものが
民間企業となって運輸や金融で同業他社と競う様になったのですから
各種の歪みが露呈しても変ではありません。
トップが声高に叫ぶだけでなく、
現場幹部が実行するべく方策を採らないと
これからも不正や各種ハラスメントは減らないと思います。

生徒5人に正座1時間・腹を強くつまむ…中学教諭を処分

生徒5人に正座1時間・腹を強くつまむ…中学教諭を処分

 

2021年2月17日(水) 1:42 読売新聞

 

 山形県教育委員会は15日、体罰をしたとして、いずれも村山地区の公立中学校の50歳代男性教諭2人について、1人を減給10分の1(1か月)の懲戒処分、もう1人を文書訓告処分にした。

 

 懲戒処分の男性教諭は、2017年1月頃~18年9月頃、部活動でミスをしたり、指示に従わなかったりした生徒5人を平手でたたく、体育館で正座を約1時間させる、腹を強くつまむなどの体罰を加えた。

 

 また、17年4月頃~18年11月、複数生徒に「バカ」「チビ」などの暴言を浴びせ、同11月に部活動の指導で生徒1人の首にねんざを負わせた。教諭は「大変申し訳ないことをした」と話しているという。

 

 もう1人の男性教諭は20年11月、授業中に教諭に向けて、定規で日光を反射させるいたずらをした生徒の頬を平手で1回たたいた。


《カウンセラー松川のコメント》

記事の内容だけではコメントが難しいですが
現代社会では[体罰=暴力=禁止行為]の認識なので
教育や指導の名の下での物理攻撃は厳禁なのでしょうね、
また、言葉による暴力も同様なのでしょう。
昭和の教育界とは状況が変わってしまっていますが、
基本的な躾けを家庭で施さないまま
学校に送り出す保護者が増えている現在、
「教員の置かれている環境は劣悪なのではないか」と
感じております。

2021年2月16日火曜日

姫路市議の威圧発言はパワハラ 百条委員会が調査結果

姫路市議の威圧発言はパワハラ 百条委員会が調査結果

 

2021年2月16日(火) 17:30 共同通信

 

 兵庫県姫路市の松岡広幸市議(54)が市職員に威圧的な発言をした問題で、市議会の調査特別委員会(百条委員会)は16日、松岡氏の言動は「不当要求行為であり、パワハラに該当する」との調査結果をまとめた。22日の本会議で報告する。

 

 百条委は「市職員の公正な職務執行を大きく阻害するものだったことは明白」と指摘。辞職勧告決議の検討を求め「市は法的措置も講じるべきだ」とした。

 

 市によると、松岡氏は2019年6月、公園のフェンスを高くするよう市に要請した際、職員の対応に不満を抱き「適当なこと言うたら、とことんいくで」などと声を荒らげて叱るなどした。


《カウンセラー松川のコメント》

対応した市役所職員や対応内容とか当該市議要請内容詳細が不明の為に
「適当なこと言うたら、とことんいくで」
この発声が荒げていただけで不当要求行為とは思えないので
他にも報道に出せない問題が相当にあったのだと推測しています。
市区町村議員は動きの悪い職員に対して威圧的な発言は多い様ですので
ここまで問題化したことにも何かあったと考えられます。
その部分が触れられていないので、コメントも難しいです。

部員指導が「アカハラ」認定 松山大女子駅伝部前監督に停職処分【愛媛】

部員指導が「アカハラ」認定 松山大女子駅伝部前監督に停職処分【愛媛】

 

2021年2月16日 (火) 12:00 テレビ愛媛

 

松山大学女子駅伝部で監督から部員への指導が「アカデミックハラスメントにあたる」と大学が認定していた問題で、この監督に停職45日間の処分が出されていたことが分りました。

 

この問題は女子駅伝部の監督を務めていた男性准教授が部員に対して「もう辞めていいよ」と退部を迫るような発言をしたり、ダンベルを投げるなどの行為が、教育上不適切な言動の「アカデミックハラスメント」にあたると、去年4月、大学のハラスメント防止委員会が認定。

 

前監督側は「事実と違う」などとして異議申し立てを行いましたが、防止委員会は再調査しないとしていました。

 

その後、先月26日、前大学が監督に対して停職45日間の処分を出したことが分りました。

 

前監督の代理人弁護士は「事実誤認や手続きに問題があり今後、民事訴訟も視野に対応を検討したい」としています。

 

松山大学は「当事者のプライバシーの問題もあり現時点でコメントは差し控える」と答えています。 


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2020年5月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 松山大女子駅伝部で“アカハラ”認定 大西監督は「事実と違う」異議申し立て (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
体育会とか競技運動部と称される課外活動は
[教育の一環]と言う大義名分は有っても
[勝てば官軍]の世界ですから、
その指導も[勝つ為の指導]となるのでしょう。
ヤル気を感じさせない部員に対しての発見として
「もう辞めていいよ」
ならば、これをアカハラとするかは微妙かと感じます。
ダンベルを投げる行為が部員にとって身の危険を感じさせたならば
ハラスメントの誹りは免れないでしょう。
事案の前後関係等の詳細が分からないので
一括りにハラスメントとなるのかは難しいとも言えます。
しかし、被害者側に立った大学と加害者の見解の相違がこうなると、
訴訟問題に発展する可能性もあります。

2021年2月12日金曜日

部下の胸ぐらつかみ暴言、パワハラの消防司令を処分 鹿行広域消防

部下の胸ぐらつかみ暴言、パワハラの消防司令を処分 鹿行広域消防

 

2021年2月12日(金) 20:03 茨城新聞

 

部下にパワーハラスメントをしたとして、鹿行広域事務組合消防本部は12日、消防司令の男性(51)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。管理監督責任を問い、消防司令長を含む上司2人を厳重注意とした。

 

同本部によると、消防司令は昨年12月27日、業務中に同じ警防課の20代職員男性の勤務態度に腹を立て、胸ぐらをつかみ暴言を吐くなど精神的苦痛を与えた。翌28日、男性が別の消防司令に報告し、調査の結果パワハラが判明した。消防司令は「かっとなり怒鳴ってしまったことなどは不適切だった。反省している」と内容を認めている。部下の男性は依願退職を申し出て、3月1日付で退職するという。

 

同本部消防長の原浩道潮来市長は「地域の皆さまの期待と信頼を裏切る行為で、極めて遺憾。ハラスメントの防止、撲滅に向け、組織を挙げて取り組む」とコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

20代男性職員の勤務態度の詳細は分かりませんが
胸ぐらを掴んだ段階で暴力行為ですから
これは厳に慎まないといけないです。
男性職員は3月1日付けで依願退職をするそうですが、
この後に法的行動に出てしまうと
[退職に追い込まれた職員 対 パワハラ組織]
と言う構図になりますので、
日頃から幹部間でも情報交換や各種事案防止について
意思疎通を図る必要があると思います。

2021年2月11日木曜日

消防職員の自殺巡り遺族が郡山市長に要請

消防職員の自殺巡り遺族が郡山市長に要請

 

2021年2月11日(木) 12:02 福島中央テレビ

 

郡山地方広域消防組合の男性職員が自殺した問題をめぐり、遺族が郡山市長宛てに第三者委員会の設置を求めたことがわかった。

郡山地方広域消防組合の当時34歳の男性職員は2018年1月、職場でのパワハラ(パワーハラスメント)を訴える遺書を残して自ら命を絶った。

遺族は先月、消防組合に対して、事実関係を確認する第三者委員会の設置を求めたが、要請が断れたことから、管理者の郡山市長に対して10日にあらためて設置を要請した。

10日は遺族の記者会見を受けて、消防組合もその日に会見を開き、弁護士の助言のもと内部調査して遺族に結果報告したことや設置見送りについて、市長とも協議した対応などと説明した。

内部調査では「パワハラの事実なかった」などとされている。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログの1月21日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 消防職員の遺書、妻に戻る 実名挙げパワハラ訴える内容 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
パワハラの事実認定について、
当局側の姿勢や見解と遺族の見解が真っ向から対立し
そのトラブルが拗れている事案です。
第三者委員会が設置されても本当に中立の立場で調査しているのか
疑問が残る事例も散見される様ですが、
その第三者委員会さえも設けなかったところで
遺書まで残して自殺されてしまった遺族としては
その遺書にてパワハラが言及されていれば
いくら内部調査で「パワハラは無かった」と回答しても
到底納得出来るものではありません。
そして、この回答では「遺書に嘘が書かれていた」と
消防組合は言及したも同然ですから、
その点でも遺族は納得しないはずです。
「死人に口無し」とも言われますから、
遺族が納得出来なくても、
せめて理解は出来る内容を行政として回答しない限り
この問題は解決しないと思います。

2021年2月10日水曜日

部下に「小学生か?」 パワハラで市の係長を処分 福島・郡山

部下に「小学生か?」 パワハラで市の係長を処分 福島・郡山

 

2021年2月10日(水) 11:36 毎日新聞(笹子靖)

 

 福島県郡山市は9日、部下にパワーハラスメントを行った50代の男性係長を減給(10分の1、2カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 

 市によると男性係長は昨年4~9月、特定の部下職員に「小学生か?」「いちいち聞くな」などと、他の職員の面前で人格や能力を否定する発言を繰り返した。また、十分説明せずに困難な業務を指示し、担当外の過大な業務を強いられている認識を与えた。

 

 部下職員は精神的苦痛で体調を崩し、勤務が数カ月間できなくなった。部下職員が市の窓口に相談し、パワハラが発覚したという。


《カウンセラー松川のコメント》

パワハラ6類型うち
・精神的な攻撃
・過大な要求
を体現している事案です。
しかし、この報道でも被害者側の勤務態度や能力までが示されていないので
パワハラ事案に至った経緯や上司の過去や日頃の言動まで把握出来ないと
深いコメントは難しいです。
しかし、理由はともあれパワハラ6類型を実行し、
しかも担当外での過大な業務を強要したとなると
実行した側に非が発生しますので、この点には十分注意する必要があります。
障害者雇用で通常採用者とは異なる経路で採用された職員や従業員であると、
従来のままの指示命令では対応出来ない場合もありますので、
この点でも上席者は注意が必要です。