消防士自殺1億円支払いへ、山形 パワハラ訴訟、和解見通し
2021年2月1日 19:25 共同通信
2014年に山形県の酒田地区広域行政組合消防本部所属の男性消防士=当時(20)=が自殺したのは、上司のパワハラが原因だとして、両親が組合に1億5千万円の損害賠償を求めた訴訟は1日、山形地裁鶴岡支部(三宅康弘裁判長)で和解が成立する見通しとなった。組合が慰謝料や逸失利益など1億1千万円を支払うとの内容。
同日の和解協議後、両親側の代理人が明らかにした。組合は第1回口頭弁論でパワハラと自殺の因果関係を認めていた。
両親側の代理人によると、組合議会で関連議案が可決されれば、24日の次回協議で和解が成立する。
《カウンセラー松川のコメント》
どんなに巨額の費用を費やしても亡くなられた方は蘇りません。
それでも1億5千万円の賠償請求に対して、
1億1千万円で和解が出来たのは金額的には大きな成果です。
しかし、心無いパワハラが原因で組合の貴重な財源から
1億円以上の支出がある事は管内の方々にとっては大きな損失です。
せめて、どうか無事に和解が成立する事を願っております。
それこそ、パワハラに1番の問題がありますからね。パワハラをしている側にはその認識が無さすぎますが、まずは少しでも気づいて欲しいですし、指導も伝える言葉ややり方は改善が必要でしょうね。なくしてしまった命は戻りませんから。
返信削除パワハラでも加害者側から見て[加害者がパワハラと承知している][加害者がパワハラと認識していない]このどちらかですが、後者の場合は職場や業界で各自が自覚する為の施策を採らない限りは、パワハラは無くならないでしょう。
削除それは、公安職に限らず、官民問わず他の職種でも同様です。