生徒の口にテープ、「お祈りしようか」… 体罰やパワハラで教員処分
2026年3月24日(火) 20:15 朝日新聞(原晟也)
重度の障害がある生徒の口をテープで覆う体罰をしたとして、兵庫県教育委員会は24日、阪神地区にある県立特別支援学校の男性臨時講師(28)を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。
県教委によると、講師は2月10日、授業中に自分の手をなめる行動を繰り返す中学部の女子生徒に、やめるよう複数回注意した。だが、隣にいた男子生徒の袖を繰り返しなめようとしたため、右手で強く頰をつかんだ。
その後、女子生徒を教室の後ろの方に移動させて布マスクをつけようとしたが、見当たらなかった。さらに女子生徒が講師をなめようとしたため、口を10~15分間にわたって養生テープで覆った。授業が終わり、テープは外したが、女子生徒は右頰に皮下出血を負った。講師は「行動を急いで制止しないといけないと思った」と説明しているという。
県教委は他にも、播磨西地区にある県立高校の男性非常勤講師(67)と阪神地区にある県立特別支援学校の50代の女性校長を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とした。
非常勤講師は1月、授業中に行動が遅かった男子生徒の左腕を拳でたたいた。特別な支援を要する生徒だったのに、情報を確認していなかった。校長は昨年11月、悩みを相談した事務職員に「神様に預けてみよう」「お祈りしようか?」などと自身の宗教的価値観に基づいた発言をして、宗教的行為をさせるパワーハラスメントをしたという。
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