2021年12月20日月曜日

和歌山県、7人を懲戒処分 平成19年以降2番目の多さ

和歌山県、7人を懲戒処分 平成19年以降2番目の多さ

 

2021年12月20日() 21:07 産経新聞

 

和歌山県は20日、パワーハラスメント(パワハラ)や飲酒運転などで4件7人を懲戒処分にしたと発表した。今年度の懲戒処分は計7件10人となり、不祥事防止を目指して平成19年に全国の地方公共団体では初めてという監察査察制度を立ち上げて以降、件数・人数ともに2番目の多さとなった。

 

県によると、港湾空港振興課(いずれも肩書きは当時)の課長補佐級の40代男性は、部下へのパワハラで減給10分の1(1カ月)とした。今年4~10月、部下の男性に指導中、「ばか」「年下の後輩の方が仕事ができる」などといった趣旨の発言を繰り返したという。

 

海草振興局建設部の主事の20代男性は停職3カ月とした。平成26~28年度と30年度~令和2年度、担当していた計約1200件の業務について事務処理を行わなかったり、文書を紛失したりした。事業者から約700万円の徴収漏れもあるという。

 

管理監督責任で当時の所属長の50代男性2人も戒告とした。

 

紀南家畜保健衛生所の副主査の30代男性は、飲酒運転を繰り返したとして免職とした。11月12日夜から翌13日未明にかけて、田辺市内の複数の飲食店で飲酒。駐車場に停めた自家用車で仮眠をとり、早朝、車を運転して県警に摘発された。県の聞き取り調査に対し、昨年8月以降、同様の飲酒運転を繰り返したと話しているという。

 

子ども・女性・障害者相談センターの福祉主事の20代男性は今年5~8月、センターが保護した未成年女性を宿直勤務中に複数回、就寝する部屋から呼び出してわいせつな行為をしたとして免職とした。

 

管理監督責任でセンターの次長(所長心得)の50代男性も戒告とした。

 

県によると、今年度の懲戒処分は下半期に集中。10月には酒気帯び運転を繰り返した田辺保健所の副主査の30代男性と、酒気帯び運転で人身事故を起こした県税事務所の主任の50代男性を免職とした。

 

11月には、県税事務所の主事の20代男性が、酒に酔って後輩を殴り、負傷させたとして減給10分の1、3カ月としている。

 

県によると、過去の懲戒処分は平成19年以降で26年が11件11人と最多。その後は年1~4件にとどまっていたという。


《カウンセラー松川のコメント》

港湾空港振興課の課長補佐級の40代男性について
「ばか」「年下の後輩の方が仕事ができる」指導時にこの様な発言でも
パワハラとされる時代になりました。
上司や先輩は言動に注意をしなければなりません。
例え本当の事を言っても問題視される時代ですから。

被害者の方へ
勤務実績は如何だったのでしょうか?
ここまで発言されるほど酷かったかは御存知かも知れませんね。


子ども・女性・障害者相談センターの福祉主事の20代男性について
保護されるべき者が職員の劣情の捌け口にされるとは、
使命感もへったくれも無い職員です。
しかし、職員も聖人君子ではないので、
今の世の中ならば、この様に事案が起きても不思議ではありません。
昔の様な使命感を持った者ばかりではなく、
単に収入を得る為や安定性から公務員に成った者も少なくないですから。

被害者の方へ
言葉もありません。
どうかこれからは健やかに育って欲しいと切望しております。

0 件のコメント:

コメントを投稿