2021年12月15日水曜日

千葉・市川市の補正予算案廃案 市議パワハラ調査、市長と議会対立

千葉・市川市の補正予算案廃案
 市議パワハラ調査、市長と議会対立

 

2021年12月15日() 8:48 毎日新聞(小林多美子)

 

 男性市議が市職員にパワーハラスメントをしていたとして、千葉県市川市が第三者調査委員会を設置するために今年度一般会計補正予算案に計上した関連費用78万円について、市議会が削除した修正案を可決したのを受け、村越祐民市長が求めた審議のやり直し「再議」が12月定例会最終日の14日に行われた。調査委設置に反対する市議が過半数を占める状況は変わっておらず、補正予算案が廃案となる異例の事態となった。

 

 地方自治法の定めで、再議になった修正案を可決するには市議会の3分の2の賛成が必要。この日の採決では3分の2を満たさず、否決された。だが関連費用を盛り込んだ補正予算案も否決され、廃案となった。ただ、同法の規定で予算案のうち、社会保障費など同法で定められた義務的経費約12億600万円は執行される。

 

 村越市長は8月、市長室に設置されたガラス張りのシャワー室の存在を明らかにするなど市長を追及してきた男性市議について、市職員にパワハラを繰り返していたと主張。市議会に特別調査委を設置するよう要請したが、9月定例会で一部会派が提案した調査委設置を求める決議案が否決されていた。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログの9月14日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: パワハラ問題で市川市議会 「第三者機関へ申し出」アドバイスを 村越祐民市長「議会の判断非常に残念」 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
問題ある市長と問題あるとされた市議との問題は
市議会を巻き込んで予算案の採否にまで及びました。
市長も市議も選挙で選ばれたので、双方譲らないでしょう。
このままですと、市民生活に影響も出るでしょうから、
解職請求に発展する可能性も否定出来ません。

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