セクハラ、昼夜問わずLINE送信も
福島県、男性職員を停職3カ月
2021年12月2日(木) 14:39 毎日新聞(寺町六花)
福島県は、本庁勤務の40代の男性管理職が、職場の女性職員にセクハラやパワハラをしたとして停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。11月30日付。
県によると、男性職員は4月以降、女性職員の容姿や自宅の写真を送るよう複数回要求し「美人だ」「付き合っている人はいるのか」などと繰り返し言及。無料通信アプリ「LINE」で、プライベートや緊急性の低い業務について休日・昼夜問わず連絡した。女性職員が控えるよう申し出た後は「仕事のやる気が感じられない」など長文の苦言を繰り返し送信。男性職員は「仕事がうまくいかず女性がそっけなくなり、ノイローゼだった」と説明しているという。
また県は、相双地方の出先機関の50代男性が7月、指定速度を時速47キロ超過して走行したとして減給10分の1(1カ月)の処分にした。4月に夫を足蹴りしたとして暴行罪で略式命令を受けた本庁勤務の20代女性も戒告処分にした。
セクハラ・パワハラで県管理職40代男性停職
福島県、懲戒処分
2021年12月1日(水) 10:35 福島民友新聞
県は30日、セクハラ・パワハラ行為をしたとして本庁に勤務する管理職の40代男性職員を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。このほか相双地方の出先機関に勤務する50代の男性職員を減給1カ月(10分の1)、本庁に勤務する20代の女性職員を戒告とした。処分はいずれも同日付。
40代男性は4~10月、同じ所属の女性職員に対して写真を要求したり、「美人ですね」「スタイルがいいですね」などと繰り返し話し掛けたりした。会員制交流サイト(SNS)や電子メールでも土日昼夜を問わず、私的な話や緊急性の低い業務のメッセージを送信していた。女性が7、8月に拒否した後は、一転して「やる気が感じられない」などの長文の苦言をSNSなどで繰り返し送信した。
女性からの相談で発覚した。県によると、メッセージの送信は計118日にわたっており、女性に精神的苦痛を与えたとしている。男性は県に対し「自分の仕事がうまくいかず、いら立ちがあった」などと話しているという。
50代男性は7月17日、南相馬市の県道で私的に私用車を運転し、制限速度を47キロ超過する時速97キロで走行。取り締まり中の警察官に摘発され、罰金8万円の略式命令を受けた。20代女性は4月14日、自宅玄関でしゃがんでいた夫を蹴ったとして、暴行罪で罰金10万円の略式命令を受けた。
県女性職員に「早く結婚した方が良い」
…昼夜問わずLINE、管理職男性に停職処分
2021年12月1日(水) 8:25 読売新聞
福島県は30日、女性職員にセクハラ、パワハラ行為をしたとして、管理職の40歳代男性職員を同日付で停職3か月とする懲戒処分を公表した。
男性職員は今年4月~10月、女性職員に「早く結婚した方が良い。相手を紹介する」などとLINEで昼夜問わずに送り付けたほか、「仕事に取り組む姿勢にやる気が感じられない」などの長文メールで精神的な苦痛を与えた。
県の聞き取りに対し、男性職員は「当時は嫌がられているという認識はなかったが、苦痛を与えて申し訳ない」と話している。
県はこのほか、車を運転し速度超過で検挙された相双地方の出先機関の50歳代男性職員を減給1か月(10分の1)、夫に暴行を加えた20歳代女性職員を戒告とした。
《カウンセラー松川のコメント》
管理職の40代男性職員について
セクハラからパワハラに発展した事案ですが、
理由が「ノイローゼだった」とは、久しぶりにこの言い訳を聞きました。
ノイローゼの有無については医師でないと分かりませんが、
事案の経緯からすると、意中の女性に袖にされた事からの嫌がらせと言う
或る種[典型的]な流れとなっています。
また「「当時は嫌がられているという認識はなかった」とのことですが、
少なくても相手かせ拒否された後にまで
私的な送信をしているのは非常識ですし、
管理職としての能力にも欠けると言えましょう。
被害者の方へ
職場の男女間で起こりうる事案ですが、
被害者としては堪ったものではありません。
管理職で有る以上は他の職員以上に分別を付けて欲しいでしょうし、
この様な上司が同じ職場に残留されるのも嫌でしょう。
御自身の思いについて担当部署や職員組合へ伝えたり、
相談するのも一つの方法だと思います。
また、心身の不調を感じられたら心療内科や精神科への受診をお勧めします。
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