2021年12月9日木曜日

【長崎】諏訪神社宮司セクハラ疑惑 女性が提訴へ

【長崎】諏訪神社宮司セクハラ疑惑 女性が提訴へ

 

2021年12月9日() 19:53 長崎文化放送

 

長崎市諏訪神社の宮司からセクハラ行為を受けたとして市内の20代の女性が近く損害賠償を求める訴えを起こす意向を固めたことが分かりました。

 

女性は8月、神社内の個室で池田剛康宮司に握手を求められ、応じた際、「そのまま引き寄せられてキスを迫られマスクを外されそうになった。引き寄せられながら『チューば』と言葉でも迫られた」と訴えています。

 

これを受けて宮司を除く6人の責任役員や氏子の代表者の常任総代らは宮司に退任や謝罪を求めていますが、池田宮司は「目の下に何かついているようで心配になったので顔を見せてほしいと頼み、マスクを取ってもらった」「手を引いて引き寄せてはおらず『チューば』とキスを迫ったこともない」などとして「セクハラ疑惑は真実でなく、存在しない」としています。その上で「私の配慮の足りない言動により不快な思いをさせた女性に深くおわび申し上げます」とする文書を公表しています。

 

女性の被害報告を受けた神社の禰宜2人は責任役員らと共に宮司に退任や謝罪を迫る一方、禰宜の部下に当たる権禰宜7人は宮司継続の嘆願書を神社本庁に出し、更に禰宜2人のパワハラに対する損害賠償の訴えを近く起こす方針です。

 

池田宮司も「一旦は退任することを決意したが権禰宜7人全員からの強い留任要望を受けて考えを改め、くんちと権禰宜7人を守るため留任を決意した」としています。

 

こうした中、被害を訴えている女性は、宮司のセクハラ行為により精神的苦痛を受けたとして、事実認定や損害賠償を求める訴えを遅くとも来年1月までに長崎地裁に起こす方針です。

 

女性側の代理人弁護士は「慰謝料をもらうことが目的ではなく、池田宮司の行為がセクハラに該当するかどうか、裁判所の判断を仰がざるを得ない」としています。

 

 

 ※ 他社のニュースも掲載致します

長崎市の諏訪神社 宮司セクハラ疑惑 被害を訴える女性が提訴へ

 

2021年12月9日() 12:19 テレビ長崎

 

諏訪神社の宮司によるセクハラ疑惑を巡り、被害を訴えている女性が宮司に対し、損害賠償を求めて訴えを起こす方針で準備を進めていることが分かりました。

 

長崎市の20代の女性は、諏訪神社の宮司から、顔を近付けてキスや握手を求められるなどしたとして、これまで宮司に対しセクハラ行為への謝罪を求めていました。

 

宮司側は、不快な思いをさせたことについては謝罪していますが、「セクハラ行為は存在しない」としています。

 

女性は、セクハラ行為などにより精神的苦痛を受けたとして宮司に損害賠償を求める訴えを起こす方針で、年明けまでに提訴する予定です。

 

女性の代理人弁護士は「話し合いでの解決は難しい。司法の判断を仰ぐしかないと考えた」とコメントしています。

 

また諏訪神社では、権禰宜7人がパワハラによって精神的苦痛を受けたとして、宮司の補佐役である禰宜を1213日までに提訴する方針です。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ12月2日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 【長崎】長崎市諏訪神社宮司「セクハラ疑惑は存在せず留任を決意」 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
いよいよ被害者が提訴に至りました。
ところで、被害者と加害者の二人きりの空間での事案は
[確たる証拠が無ければ言った者勝ちになってしまう]
のでは困ります。
本当は実際に発生しているか当事者が知っているので
両者が真実を明かすのが最適です。
しかし、常に両者が真実を明かす保証は無いので
裁判での決着となるのでしょうけど、ここで真実が解明される訳ではなく、
単に第三者としての判断が示されるだけです。
可能性としては[両者の認識の違い]かも知れません。
当に[藪の中]です。

被害者の方へ
提訴は自由ですが、裁判所が納得するだけの証拠を用意しないと
勝訴を掴むのは難しいです。

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