2021年12月18日土曜日

部下にパワハラ、精神疾患を発症させる 陸自・朝霞駐屯地、女性の幹部自衛官を停職処分 別の隊員が報告

部下にパワハラ、精神疾患を発症させる
 陸自・朝霞駐屯地、女性の幹部自衛官を停職処分 別の隊員が報告

 

2021年12月18日() 7:50 埼玉新聞

 

 陸上自衛隊朝霞駐屯地は17日、部下にパワーハラスメントをして精神疾患を発症させたとして、同駐屯地陸上総司令部の女性の幹部自衛官を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 同駐屯地によると、女性幹部は昨年11月ごろから今年5月ごろ、当時所属していた部隊の事務室で、部下の隊員に職務指導に絡み大声を出すなどの威圧的な言動を継続的に行ったり、隊員の人格を否定する発言を繰り返した。隊員は精神疾患を発症した。言動を聞いていた所属部隊の別の隊員が今年6月、上司に報告して発覚。女性幹部は「パワハラに関する認識が甘く、部下隊員を深く傷つけたことを非常に反省している」と話しているという。


《カウンセラー松川のコメント》

6ヶ月間のパワハラで6ヶ月間の停職。
そんな計算ではないと思いますが、被害者を精神疾患させたのですから
加害行為としては相当悪質です。
今般の事案では被害者ではなく別の隊員からの報告で発覚なので、
この点からも行為の悪質性が覗えます。
被害者が精神疾患にまでなったのを加害者は知らなかったのでしょうか?
幹部自衛官たる加害者が「パワハラの認識が甘い」と
平気で発言しているのも驚きました。

被害者の方へ
階級社会の弊害が現れた結果ですが、
精神疾患になるまでよく頑張ったと思います。
社会復帰されたら、
この経験を活かして後輩や部下の正しい育成をして頂きたいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿