元看護師の女性が労災認定求めた控訴審 高松高裁が訴えを棄却
2021年12月8日(水) 19:22 瀬戸内海放送
元看護師の女性が国に労災を認めるよう求めた裁判で、高松高等裁判所は訴えを棄却しました。
訴えているのは、高松市の介護老人保健施設で看護師長を務めていた寳田都子さん(69)です。
長時間の時間外労働などで適応障害を発症したとして、高松労働基準監督署に労災請求したものの認められず、国に決定の取り消しを求めています。
去年6月、一審の高松地裁は訴えを退け、寳田さんが控訴していました。
8日の判決で高松高裁の片田信宏裁判長は、「長時間労働やパワハラなどの証拠の信用性を認めることができない」などとして、訴えを棄却しました。
(寳田都子さん)
「本当に残念な結果でした」
寳田さんは、上告するかどうか検討するということです。
《カウンセラー松川のコメント》
虚偽の提訴とは思えませんが、
やはり第三者を納得させるだけの証拠を用意しないと
勝訴は得られないでしょう。
地裁、高裁とで原告の訴えを棄却ですから、
決定的な証拠を用意しない限りは最高裁も無理です。
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