2021年12月4日土曜日

同僚にストーカー行為の疑いで警部補逮捕「拒まれていたとは思っていない」と容疑否認

同僚にストーカー行為の疑いで警部補逮捕
「拒まれていたとは思っていない」と容疑否認

 

2021年12月4日() 13:10 京都新聞

 

 京都府警の57歳の警部補の男が、同僚の女性警察官にストーカー行為をした疑いで逮捕されました。

 

 ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、京都府警中京署の警部補・原啓次郎容疑者(57)です。警察によりますと、原容疑者は今年11月、同僚の20代の女性警察官が拒んでいるにもかかわらず、「好きや」などと一方的に好意を伝える電話を15日間に17回かけた疑いが持たれています。

 

 女性警察官が「パソコンのマウスの上から手を握られる」などとセクハラを訴え、京都府警が原容疑者に口頭で注意したほか、書面でも警告しましたが、改善されなかったということです。

 

 警察の調べに対して原容疑者は「何度か電話をしたが拒まれていたとは思っていない」と容疑を否認しているということです。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

ストーカー疑い警官「おまえが好きや」17回電話
 逮捕も「拒まれてない」と否認

 

2021年12月3日() 9:21 京都新聞

 

 女性警察官に執拗(しつよう)に電話をしたとして、ストーカー規制法違反容疑で逮捕された京都府警中京署地域課の警部補(57)が、女性から着信拒否された際、別の携帯電話などから連絡を繰り返していたことが2日、京都府警への取材で分かった。

 

 府警によると、女性警察官は「警部補からパソコンのマウスを操作する際に手を握られたり、肩をもまれたりした」と10月に上司に相談しており、府警はセクハラ被害についても調べる。

 

 逮捕容疑は11923日の間、府警で勤務する20代の女性警察官に恋愛感情を抱き、連絡を拒まれたのに「おまえのことが好きや」などと17回、電話を繰り返した疑い。「電話はしたが拒まれたと思っておらず、ストーカーではない」と容疑を否認しているという。

 

 府警の説明では、警部補は今年夏ごろ、「2人で出掛けよう」と女性にLINEや電話をするようになった。着信拒否されると、別の携帯電話や自宅の固定電話から連絡するようになったという。

 

 府警はストーカー行為として118日に警部補を口頭注意し、同17日にはストーカー規制法に基づく文書警告をした。だが、警部補は「納得できない」と言って電話をやめなかったという。

 

 府警監察官室によると、警部補は1986年採用で、主に地域課で勤務した。

 

 

 

同僚の20代女性警察官にしつこく電話
 57歳警部補の男を逮捕 「拒まれたと思っていない」と否認

 

2021年12月2日() 16:25 読売テレビ

 

 同僚の20代の女性警察官にしつこく電話を繰り返すストーカー行為を行ったとして、京都府警の57歳の男性警部補が逮捕された。「拒まれていたとは思っていない」と、容疑を否認している。

 

 ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、京都府警中京警察署地域課の警部補・原啓次郎容疑者(57)。原容疑者は先月、拒まれているにもかかわらず、同僚の20代の女性警察官に「お前のことが好きや」などと17回にわたり、繰り返し電話した疑いがもたれている。

 

 警察によると、今年秋に女性警察官が原容疑者のセクハラを上司に相談して発覚。その後、警察が口頭注意と警告を行ったにもかかわらず、原容疑者が電話を続けたため、悪質と判断し逮捕した。

 

 原容疑者は、多い日には7回女性警察官に電話していて、着信拒否をされても別の番号から電話することもあったという。原容疑者は「拒まれていたとは思っていないので、ストーカーではありません」と容疑を否認している。

 

 京都府警は「誠に遺憾であり、捜査結果などを踏まえ、厳正に対処する」とコメントしている。


《カウンセラー松川のコメント》

ストーカー規制法による文書警告を受けていたのが現職警察官。
まぁ現代の警察官は教員と同様に聖人君子ではなく、
ただの人と言う認識でいた方が良さそうです。
ニュースでは同僚への行為と報じられていますが、
加害者は署で警部補ならば係長と推定されます。
これに対し被害者は20代の女性警察官ですから、
巡査か巡査長でしょうから、役職は無いはずです。
階級での上下関係が明確な警察であれば、
これは同僚への行為ではなく、部下への行為です。
報道機関も警察に斟酌せず、もっと分かり易く報じるべきです。
そして、この後に及んで加害者は「拒まれていたとは思っていない」とは
白々しいにも程があります。

被害者の方へ
警部補からのストーカー行為では本当に対応に苦慮されたでしょう。
ここまでする輩ですから、今後の動きにも注意が必要です。
そして、心身に不調を感じられたら心療内科や精神科への診察をお勧めします。


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