2021年12月11日土曜日

神職7人が神社の上司を提訴「パワハラで精神的苦痛」 長崎地裁

神職7人が神社の上司を提訴「パワハラで精神的苦痛」 長崎地裁

 

2021年12月11日() 10:05 毎日新聞(中山敦貴

 

 パワーハラスメントにより精神的苦痛を受けたなどとして、長崎市上西山町の諏訪神社の権祢宜(ごんねぎ)7人が10日、上司にあたる祢宜2人に対し、慰謝料など計880万円の支払いを求め長崎地裁に提訴した。原告側の代理人弁護士が明らかにした。

 

 訴状などによると、権祢宜は祢宜から日常的に「ばか」などと大声で叱責された他、セクハラ疑惑で辞任を求められている男性宮司の「続投」を県神社庁に嘆願した際は、「許さん」と威圧されたとされる。権祢宜の一人はパワハラにより「心因反応」などと診断されたという。

 

 宮司のセクハラ疑惑を巡っては、被害者の女性が近く損害賠償を求めて長崎地裁に提訴する方針。

 

 

 ※ 他社のニュースも掲載致します

【長崎】諏訪神社権禰宜7人が禰宜2人をパワハラ提訴

 

2021年12月10日() 21:03 長崎文化放送

 

長崎市諏訪神社の権禰宜7人が上司に当たる禰宜2人からパワハラを受けたとして880万円の損害賠償を求める訴えを10日、長崎地裁に起こしました。

 

訴状によりますと権禰宜7人は「馬鹿」「死ね」などの大声で叱責されるなど業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動で精神的な苦痛を受けた上、1人は禰宜と責任役員らがセクハラ疑惑を理由に退任を求めている池田宮司の継続を願う嘆願書を県神社庁に提出した後、「お前たちも許さん、一生。それだけのことばした」と脅され、心因性の耳閉塞感症と診断される傷害を受けたとしています。

 

その1人に220万円、ほか6人に1人当たり110万円、合わせて880万円の損害賠償を求める10日付の訴状を長崎地裁に提出しました。

 

 

 

諏訪神社の権禰宜7人が上司のパワハラで提訴

 

2021年12月10日() 12:56 長崎放送

 

長崎市・諏訪神社の権禰宜7人が上司である禰宜2人から日常的にパワハラを受けているとして総額880万円の損害賠償を求める裁判を10日にも長崎地裁に起こします。

 

提訴するのは諏訪神社に在籍する全ての権禰宜7人です。

訴状によりますと権禰宜7人は上司である2人の禰宜から日常的に「バカ」「死ね」など人格を否定する言葉を言われ続けていて1人の権禰宜は精神的苦痛で左耳が聞こえづらくなり現在、休職しているということです。

また、セクハラ疑惑で氏子らから辞任を求められている宮司について継続を求める嘆願書を神社庁に出したことに対し2人の禰宜から「お前たちも許さん」などと威圧されたとしてこれらのパワハラ行為に対する慰謝料として総額880万円の支払いを求める訴えを10日にも長崎地裁に起こすことにしています。

一方、宮司のセクハラ疑惑については被害者の女性が宮司を相手取り年内にも損害賠償を求めて提訴する方針で諏訪神社の一連の問題は今後、法廷の場でも争われることになる見込みです。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログの12月9日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 【長崎】諏訪神社宮司セクハラ疑惑 女性が提訴へ (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
宮司のセクハラ問題から禰宜のパワハラ問題に発展。
[宮司&権禰宜 vs 禰宜&氏子の一部]との構図になりました。
既にパワハラ提訴は、その意思が報道されてますので驚きませんが
内部抗争の様になってしまい、地元の皆様はどう思われているのでしょうか。

被害者の皆様へ
宮司のセクハラ問題とセットにされがちですが、
パワハラはパワハラとして正々堂々と争ってください。
提訴された以上はセクハラ問題の対抗策でありませんことを
切に願っております。

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