2026年3月10日火曜日

▼フキハラで部下100人超の警視正処分 「萎縮させた」警視庁が認定

フキハラで部下100人超の警視正処分 「萎縮させた」警視庁が認定

 

2026年3月10日() 6:00 朝日新聞

 

 職場で不機嫌な態度を取り、部下の勤務環境を悪化させたとして、警視庁が、署長や本部の課長を務めた警視正の男性(60)を警務部長注意とする処分にしたことがわかった。処分は昨年12月付で、言動で部下を萎縮させたとして、いわゆる「不機嫌ハラスメント(フキハラ)」と認定したという。警察関係者が明らかにした。

 

 処分とは関係なく39日付で辞職した。辞職する前の部署で、男性の部下は100人以上いた。

 

 警察関係者によると、警視庁や警察庁に「(男性から)パワハラを受けている人がいる」といった訴えが複数あった。警視庁が部下らに聞き取ったところ、男性に反論すると不機嫌になる▽一方的で、意見具申できない▽一度嫌われたら終わり▽部下の報告を途中で遮る▽部下の好き嫌いが激しい――などの証言があった。

 

 一方で、明確に「(自分が)パワハラ被害にあった」という人はおらず、「誰よりも仕事をする」「指摘や指示はもっともだった」といった声もあったという。

 

■懲戒処分ではない「監督上の措置」 訓戒に次ぐ処分

 

 警視庁は、男性が20219月~259月ごろ、良好な職場環境を整える立場にあったにもかかわらず、部下に対して日常的に不機嫌な態度で接したなどと認定した。警視庁は男性を警務部長注意とした。

 

 懲戒処分ではなく、「監督上の措置」に当たり、訓戒に次ぐ処分という。

 

 警視正は警視の一つ上の階級で、一部の警察官しかなれず、身分は国家公務員だ。

 

 警視庁はハラスメントを根絶するため、こうした訴えがある度に調査をして、事実が確認できれば注意や処分をしているという。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

不機嫌ハラスメントで部下萎縮 警視庁、上司だった男性を処分

 

2026年3月10日() 11:41 共同通信

 

 不機嫌な態度で部下を萎縮させるなど職場環境を悪化させたとして、警視庁が警視正だった男性(60)を警務部長注意とする処分にしていたことが10日、関係者への取材で分かった。いわゆる「不機嫌ハラスメント」と認定。処分は昨年12月で、男性は処分と関係なく今月9日付で辞職した。男性は辞職前の部署で部下が100人以上いた。

 

 関係者によると、警視庁は、男性が20219月~259月ごろ、本部の課長などとして勤務していた際、部下に日常的に不機嫌な態度で接し、職場環境を悪化させたと認定した。

 

 警視庁や警察庁に「(男性から)パワーハラスメントを受けている人がいる」などの複数の訴えがあった。

 

 

 

警視庁の警視正「フキハラ」で処分 意見すると不機嫌に、部下が萎縮

 

2026年3月10日() 19:42 毎日新聞(春増翔太)

 

 不機嫌な態度を隠さず職場の雰囲気を悪くする。暴力や罵声はないが、感情をぶつけて相手を追い詰める。こうした振る舞いは近年、「不機嫌ハラスメント(フキハラ)」と呼ばれる。

 

 これに当たるとして、警視庁本部の課長だった男性警視正(60)が、202512月に警務部長注意の処分を受けていたことが判明した。警視庁幹部によると、日常的に部下に不機嫌な態度を取り続け、部下を萎縮させたと認定された。

 

 具体的には、これまでの部下から「下の立場の者が反論や意見をすると不機嫌になる」「コミュニケーションが一方的」といった趣旨の証言が確認されたという。「パワハラを受けている人がいる」との情報提供が複数寄せられていたといい、警視庁が内部調査していた。

 

 処分理由は、署長や本部の課長だった20219月~259月、部下に不機嫌な態度で接し続けて職場環境を悪化させたとしている。パワハラには当たらないと判断された。

 

 男性を知るある警視庁関係者は「部下とも駆け引きをする人で、常に顔色をうかがわないといけなかった。関係に悩む人は多かった」と振り返る。男性は過去にも周囲や上司から問題を度々指摘されたが、大きく改善されなかったという。

 

 男性は9日付で辞職した。処分とは関係なく、事実上の定年退職に当たる。

 

 

 

警視庁幹部をフキハラで処分「反論すると不機嫌に」 部下100
「誰よりも仕事する」が

 

2026年3月11日() 12:36 テレビ朝日

 

 不機嫌な態度を取って部下を委縮させる「不機嫌ハラスメント」をしたとして、警視庁が60歳の警視正を処分していたことが分かりました。

 

「誰より仕事する」評価も

大学の教員(50代)

「(フキハラには)気をつけています。やっぱり顔に出てしまうので、不機嫌な態度というのは。不機嫌な態度で分かってもらおうみたいなのは、やっぱり良くないなと思いますね」

 

 舌打ちやため息、不機嫌な表情や態度で周囲に精神的苦痛や威圧感を与え、相手をコントロールしようとする行為が不機嫌ハラスメント、いわゆる「フキハラ」です。

 

 警視庁の警視正の男性がフキハラを行ったとして、去年12月に処分を受けていたことが明らかになりました。

 

 警視正とは、警察官の中で上から4番目の役職で、男性も署長や本部の課長などを歴任。当時、100人を超える部下がいたといいます。

 

 しかし、男性を巡り、警視庁などに複数の訴えがありました。

 

男性職員

「男性に反論すると不機嫌になる」

「一方的で意見できない」

 

女性職員

「部下の報告を途中で遮る」

「部下の好き嫌いが激しい」

 

 一方、「誰よりも仕事をする」「指摘や指示はもっともだった」といった声もあったという男性。しかし、調査の結果、警視庁は男性の言動をフキハラと認定し、「警務部長注意」とする処分にしました。

 

 処分とは関係なく、男性は9日付けで辞職したということです。

 

街の人も多くが経験

 フキハラについて、街の人に聞きました。

 

IT企業の部長(30代)

「こっちが指示した内容とかをやってくれなくて、ちょっと不機嫌になっちゃって、威圧しちゃったことはあります。ちょっと口数が減って無言になっちゃうとか、怒っているぞアピールをあえてしちゃうとかありますね」

 

看護師(50代)

「ドクターが威圧的な場面とか、すごくいっぱい見ています。私もそのドクターに色々と言われて、萎縮しちゃって、うまくできなかったり。だからこっちもご機嫌うかがいますよね。きょうは機嫌がいいのかな。きょうはどうかなみたいな。だから、1つ仕事が増えるんですよね。ご機嫌うかがいというね」

 

 中には「逆フキハラ」と言えるような、こんなシチュエーションもありました。

 

IT企業の部長(30代)

「指摘したことで納得いっていない時に、部下が不機嫌な態度というか、しゃべりづらいオーラみたいな。『はい、はい』みたいな返事は過去にあった。指摘しづらくなりますね」

 

 警視庁はフキハラ根絶のため、訴えがある度に調査を行い、事実が確認できれば注意や処分をしているということです。

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