職員の苦情相談、11年ぶり減少 24年度1185件 人事院
2025年6月26日(木) 16:27 時事通信
人事院は26日、2024年度に各府省の国家公務員から同院に寄せられた勤務環境などの苦情相談が前年度から170件減少し、1185件だったと発表した。
前年度を下回ったのは11年ぶり。
相談内容の内訳は、パワハラやいじめ・嫌がらせが368件(前年度443件)で最も多く、全体の31.0%を占めた。次いで勤務時間や休暇関係が252件(同295件)、任用関係が159件(同184件)だった。同一人物から複数回同じ内容の相談を受けた場合は1件として計上した。
人事院の担当者は「各府省の相談窓口に直接相談するケースもあり、苦情相談の全体数が減少しているとは言い切れない。今後の動向を注視したい」としている。
官僚の悩み相談11年ぶり減 24年度、人事院集計
2025年6月26日(木) 17:23 共同通信
人事院は26日、2024年度に国家公務員から寄せられた職場の苦情や相談の数は170件減の1185件で、11年ぶりに減少したと発表した。ただ集計は人事院に寄せられたものに限定。各省にも相談窓口があり、担当者は「各省からは相談が増えたとも聞いている」と説明。問題が減少したとは言い切れないとの見方を示した。
内容別で最多は「ハラスメント関係」の406件。勤務時間や休暇取得などの相談は252件、異動などの任用関係は159件あった。
ハラスメント関係の内訳は、パワハラ・いじめ・嫌がらせ368件、セクハラ32件、妊娠や育児、介護などに関するハラスメント6件。パワハラ・いじめ・嫌がらせの減少幅が大きかった。
省庁別では法務省が221件で最多。厚生労働省192件が続いた。
集計は一般職が対象で自衛官らは含まない。1人が同じ内容の相談を複数回した場合は1件と数えた。
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