舟橋村長と共産党村議 非難の応酬
2025年6月13日(金) 19:56 北日本放送
日本一小さな村、舟橋村で再びパワーハラスメントを巡る問題が浮上しています。
渡辺村長が村の職員に対して「パワハラ」をしたと指摘する共産党の村議会議員に対し、村長はきょう、事実と異なるとして会見を開きました。
渡辺村長
「(職員を)決して問い詰めるつもりもありませんし、問い詰めたつもりもありません。」
渡辺村長は会見で、共産党側が指摘している職員に対するパワハラを否定しました。
ことの発端は、去年12月、無記名アンケートの回答をめぐり渡辺村長が職員を呼び出したとする一部報道。
村議会の3月定例会で共産党の田村村議が、「パワハラ」だとして2回にわたり質問しました。
そのうちの1回は、田村村議が複数回机をたたいて、声を荒らげたとして渡辺村長が逆に「パワハラ」だと指摘。きょう、その音声を公開しました。
この行為に対して村長は3月、田村村議の懲罰動議をほかの村議に対して提案。村議会は、議長からの厳重注意としました。
共産党側は「懲罰動議の要請は議会への介入」だとして抗議のチラシを先月下旬に全世帯へ配布。
渡辺村長は、この内容が事実と異なると主張し会見を開きました。
渡辺村長
「私としては虚偽。おおむね虚偽ですよ。3月議会で(パワハラを)断定されたことについてはエビデンス(証拠)を示してほしい。示せない以上はしっかりと公の場で訂正してほしい。」
村長は動議を発議できる立場ではないと認識していたと述べたうえで。
渡辺村長
「議会に対して品位を保ってほしいと思う。品位を保つためにもこういう所作をする議員に対して議会としては何か意思を表するべきではないかなと思ったので、懲罰動議の検討を上申した。」
一方、共産党側は先月、渡辺村長の行為を批判する会見を開いています。
田村馨村議
「首長(市長村長)から懲罰動議を要請するのは例がない。(議会は)懲罰動議は行わない、その代わり議会への謝罪、そして村長への、また当局の皆さんへの謝罪という形に決まった。」
会見同席者
「お騒がせしましたという意味の挨拶だよね。」
田村村議
「謝罪ですね。」
会見同席者
「(村長に対する)質問を取り消すとは一切言っていないもんね。」
田村村議
「違います。」
舟橋村議会は、きょうの本会議で村民に誤った情報や認識を広め、村議会の品位を著しく低下させたとして田村村議に対する問責決議を可決しています。
《カウンセラー松川のコメント》
「日本一小さな村、舟橋村で再びパワーハラスメントを巡る問題が浮上しています」
との報道ですが、これは拙ブログ2022年9月22日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 古越村長「対応まずかった」 舟橋村・パワハラで不信任可決 職員に説明、謝罪
これのことでしょう。
当時の村長によるパワハラ事案の後にも
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼舟橋村でパワハラ 男性職員を戒告
この様な事案で拙ブログ2024年8月31日付け記事も掲載しました。
何か揉めてしまう土壌があるのでしょうか?
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