【速報】あいテレビのバラエティ番組でセクハラ被害
女性フリーアナウンサーが東京地裁に提訴
2025年6月6日(金) 13:07 愛媛新聞
約6年にわたりテレビのバラエティー番組収録中に男性共演者らからセクハラを受け、その内容が放送されるなどの精神的苦痛を受けたとして、女性フリーアナウンサー=東京=が6日、番組を制作・放送したあいテレビ(松山市)に慰謝料など約4111万円の支払いを求め、東京地裁に提訴した。
収録現場や放送でセクハラ「体と心壊れた」
TBS系あいテレビをフリー女性アナ提訴「有名タレント最優先」
2025年6月6日(金) 15:07 テレビ愛媛
愛媛県松山市に本社があるTBS系の放送局「あいテレビ」に対し、フリーアナウンサーの女性が6日、約4100万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしました。収録現場や放送でセクシャルハラスメントがあったのに、防止する義務を怠ったとしています。
訴えを起こしたのは、「あいテレビ」と以前に番組出演の業務委託契約を結んでいたフリーアナウンサーの女性です。
訴えによりますと、「あいテレビ」が2016年4月から約6年間放送された自主制作のバラエティー番組で、女性は司会進行役として出演。この番組の収録現場では、レギュラー出演していた有名なタレントと僧侶の2人から性的な発言やわいせつ行為を受けていたのに、その行為を容認。また放送では、この内容を削除することなく、テロップでは「床上手」「S」などと表現する編集を行い、公共の電波を使って女性のイメージを貶め、名誉などを侵害したとしています。
女性は番組のプロデューサーらに改善を複数回申し込んだものの状況は改善せず、ストレスから不眠のほか過食やおう吐、突発性難聴になどになったと訴え、安全配慮の義務を怠ったとして、あいテレビに対し損害賠償約4111万円を求めました。
原告側は、有名タレントの機嫌を損ねないよう、そん度することが最優先されていたと指摘しています。
女性は「出演者らの卑わいな下ネタ話や執拗な性的ないじりを、スタッフらはいつも大笑いして盛り上げ、衣装のワンピースを下ろされても撮影は続行されて体と心は壊れた。地方の女性フリーアナウンサーは立場が弱く、自分を押し殺して我慢するしか選択肢がなくなる。この提訴を通じて奪われた尊厳を取り戻し、業界の因習が改善されることを願う」としています。
あいテレビは「訴状を受け取り次第、内容を精査して対応を検討する」としています。
女性はこの番組のセクハラ問題を以前、放送倫理・番組向上機構「BPO」に申し立てていたものの、「人権侵害は認められず、放送倫理上の問題もあるとまでは言えない」と判断されていました。
フリーアナウンサーがあいテレビを提訴【愛媛】
2025年6月6日(金) 18:00 愛媛朝日テレビ
あいテレビを提訴です。
弁護士らが会見を開き、あいテレビのバラエティー番組に出演していたフリーアナウンサーが6日、あいテレビを東京地裁に提訴したと明らかにしました。
訴状によりますとフリーアナウンサーは2016年からおよそ6年にわたり共演者らからセクハラを受けた上、その内容を放送されたことなどにより精神的苦痛を受け体調不良にも悩まされたとして、あいテレビに対し、損害賠償として、慰謝料や治療費など4100万円あまりの支払いを求めています。
この事案を巡っては、2023年、BPOの審理で人権侵害は認められず、放送倫理上の問題があるとまでは言えないと判断されています。
あいテレビは「提訴については承知しているが、現時点で訴状を受け取っていないのでコメントを控える。受け取り次第、内容を精査して対応を検討する」とコメントしています。
番組収録中に共演者から度重なるセクハラ
女性フリーアナウンサーがあいテレビを提訴
2025年6月6日(金) 18:32 南海放送
愛媛県松山市のあいテレビの番組に出演していた女性が、共演者からのセクシュアル・ハラスメントにより精神的苦痛を受けたなどとして、およそ4100万円の賠償を求め東京地裁に提訴しました。
訴えを起こしたのは、あいテレビで2016年からおよそ6年間に渡って放送された深夜バラエティ番組に出演していたフリーアナウンサーの女性です。
原告側によりますと、女性は番組収録中に男性共演者2人から度重なる性的な発言やわいせつ行為を受け、さらにその内容が放映されたことで女性の名誉や人格が侵害されたとしています。
このため、女性はきょう、あいテレビに対して4100万円余りの損害賠償を求め東京地裁に提訴しました。
女性はPTSDの症状を含む重度のうつ病と診断されているということです。
女性は「業界の因習が改善され、同じように苦しむ人たちがこれ以上増えないための抑止力となるよう心から願っている」などとコメントしています。
一方、あいテレビは「訴状を受け取り次第内容を精査し対応を検討する」としています。
なお、この番組を巡っては放送倫理・番組向上機構BPOが審理を行い、2023年に「人権侵害は認められない」との判断を下す一方、放送業界全体が、ジェンダーに配慮した体制を作るよう呼び掛けていました。
女性フリーアナウンサー、
番組出演中にセクハラ受け“精神的苦痛”愛媛のテレビ局を提訴
2025年6月6日(金) 19:01 日本テレビ
バラエティー番組に出演していたフリーアナウンサーの女性が、番組内でセクハラを受けたのにもかかわらず、適切に対処されず放送され、精神的苦痛を受けたとして、愛媛県のテレビ局を提訴しました。
訴えを起こしたのは、愛媛県のテレビ局「あいテレビ」のバラエティー番組に2016年から出演していたフリーアナウンサーの女性です。
訴状などによりますと、女性は、番組内でほかの出演者から性的な発言や、服のファスナーを下ろされるなどのセクハラを受けたのにもかかわらず、テレビ局が適切に対処せず、それを放送した上、セクハラを強調する編集も行っていたなどとして6日、「あいテレビ」に対し、およそ4110万円の損害賠償を求めて提訴しました。
女性は、「業界の因習が改善され、同じように苦しむ人たちがこれ以上増えないための抑止力となるよう心から願っています」と訴えています。
一方、「あいテレビ」は「訴状を受け取り次第、内容を精査して対応を検討していく」とコメントしています。
この番組をめぐっては、女性が2022年、BPO(=放送倫理・番組向上機構)に申し立てをしていましたが、「人権侵害があったとは認められない」と判断されています。
バラエティー番組の共演者のセクハラ発言で精神的苦痛、
フリーアナ女性が「あいテレビ」提訴
2025年6月6日(金) 19:03 読売新聞
テレビ番組で共演者のセクハラ発言により精神的苦痛を受けたなどとして、フリーアナウンサーの女性が6日、番組を制作・放送した「あいテレビ」(松山市)に慰謝料など約4100万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
訴状では、女性は2016年4月以降、同社のバラエティー番組に司会進行役として出演。収録中に男性共演者から性的発言を受けることが常態化していたが、同社が是正措置を取らず、安全配慮義務に違反したなどとしている。番組は既に終了した。
女性は精神疾患を発症して現在も通院中といい、「見せ物のように性的な辱めをうける恐怖は、今でも決して忘れることができない」などとコメントした。
取材に対して同社は「現時点で訴状が届いていないため、コメントできない」としている。
番組収録中のセクハラ訴えるも適切な対応とられず
フリーアナウンサーが「あいテレビ」に賠償求め提訴
2025年6月6日(金) 19:04 東京放送
テレビ番組の収録で、出演者によるセクハラがあったが適切な対応が取られなかったとして、フリーアナウンサーの女性が愛媛県の放送局「あいテレビ」に対し、損害賠償を求める訴えを起こしました。
東京地裁に訴えを起こしたのはフリーアナウンサーの女性で、愛媛県の放送局「あいテレビ」に対し、およそ4100万円の損害賠償を求めています。
訴えによりますと、女性は2022年3月まで放送されていた「あいテレビ」制作のバラエティ番組の収録で、男性出演者2人による性的な発言などのセクハラ行為が繰り返され、改善を申し入れたものの適切な対応がとられなかったと主張しています。
今回の提訴について「あいテレビ」は、「訴状を受け取り次第、内容を精査して対応を検討いたします」とコメントしています。
「深夜バラエティー番組内でセクハラ」女性フリーアナが地方局を提訴
2025年6月6日(金) 19:30 朝日新聞
深夜バラエティー番組に出演していた男性タレントら2人から約6年にわたり、番組内で性的な発言やわいせつ行為を受けたとして、進行役だったフリーアナウンサーの女性が6日、愛媛県にあるTBS系列のローカルテレビ局「あいテレビ」(松山市)に約4100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。何度も改善を訴えたが聞き入れられなかったとして、ハラスメントを防止・対処する安全配慮義務違反があったと主張している。
訴状などによると、女性は2016年4月から22年3月まで放送されていた番組にレギュラー出演していた著名な男性タレントと男性僧侶の2人から繰り返し性的な発言やわいせつ行為を受けたという。現場のスタッフに改善を求めても対応してもらえなかったほか、収録中、ハラスメント被害を受けているさなかの女性を嘲笑し、カメラワークなどによって加担したと主張。性的な話題の場面が放映される際には、「床上手」「S」など、男性出演者らが決めつけたとおりの字幕などを付す編集が行われていたと訴えている。
また、同社には当時、出演者へのハラスメントに関する相談窓口がなかったという。女性は適応障害と診断され、番組を降板した。
女性の弁護団や支援者が6日に東京都内で会見し、「お酒で酔っ払った男性出演者、男性ばかりのスタッフ、頼れる人も助けてくれる人もなく、狭く閉鎖された収録場所で男性たちに囲まれ嘲笑され、見せ物のように性的な辱めをうける恐怖は、今でも決して忘れることができません」「仕事を続けるためには進行役として番組を成立させなければならないという一心で、必死に強がり、声がかれるほど笑い、楽しんでいるかのように振る舞い続けるうちに、心と体が壊れてしまいました」という女性のコメントが読み上げられた。
収録・放送でセクハラ
フリーアナウンサーが賠償求め愛媛の「あいテレビ」を提訴
2025年6月6日(金) 19:42 テレビ朝日
番組の収録中にセクハラを受けさらに放送されたとして、女性フリーアナウンサーが愛媛県のテレビ局「あいテレビ」に対し、およそ4100万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。
訴状などによりますと、原告の女性フリーアナウンサーは、愛媛県にあるTBS系列の「あいテレビ」が制作するバラエティー番組で司会を担当し、男性タレントら2人がレギュラー出演していました。
放送では男性タレントら2人の「床上手」など女性アナウンサーに対する性的発言をテロップで強調したり、女性アナウンサーのワンピースのファスナーが男性タレントらに下ろされる瞬間の映像も使われました。
女性アナウンサーはプロデューサーなどスタッフに改善を求めましたが、具体的な対応はとられず、「あいテレビ」に対してハラスメントを容認し放送まで行ったなどとして、およそ4111万円の損害賠償を求めました。
女性アナウンサーは、現在重度のうつ病を患い仕事ができていないということです。
番組はおよそ6年間放送され、すでに終了しています。
原告の女性アナウンサーは「業界の因習が改善され、同じように苦しむ人たちがこれ以上増えないための抑止力となるよう、心から願っています」とコメントしています。
あいテレビはANNの取材に対し「訴状を受け取っていないのでコメントは控える。訴状を受け取り次第、内容を精査して対応を検討する」と回答しています。
テレビ番組でセクハラ被害 フリーアナウンサーが提訴
2025年6月6日(金) 19:47 共同通信
あいテレビ(松山市)の深夜バラエティー番組に出演していたフリーアナウンサーの女性が6日、あいテレビが他の出演者によるセクハラを防止する義務を怠ったため被害を受けたとして、約4100万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。代理人弁護士らが東京都内で記者会見し、明らかにした。
訴状などによると、2016年4月から22年3月まで続いた番組で、女性は収録中に他の出演者から繰り返し性的発言を受け、その様子を放送され、人格権を侵害されたとしている。女性は重度のうつ病を発症した。
女性の申し立てを受けたBPOの放送人権委員会が審理し、「人権侵害は認められない」との見解を発表していた。
収録中のセクハラで精神的苦痛 フリーアナが「あいテレビ」を提訴
2025年6月6日(金) 21:01 毎日新聞(尾崎修二)
愛媛県に本社があるTBS系列の放送局「あいテレビ」の深夜番組で、収録中に度重なるセクハラを受け、またその様子が番組として放送されたことで精神的苦痛を受けたとして、出演していたフリーアナウンサーの女性が6日、あいテレビに計4111万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。
代理人弁護士によると、アナウンサーが番組内の言動や放送内容を理由にテレビ局を提訴するのは初めてとみられる。
◇女性「重度のうつ病に」
訴状によると、女性は2016年にスタートした毎週火曜日放送の深夜番組に出演していた。有名俳優の男性、地元在住の僧侶の男性とともに飲酒しながら会話するバラエティー番組だった。
女性が問題としている放送内容は、出演者の男性2人が女性に対し、「床上手でしょ」「Sか」「一日中ほしがってんだ」などと発言した▽「エッチなトリオ」「3人そろって床上手」などのテロップや関連イラストを流した――など。
女性は番組内容に精神的苦痛を感じ、21年11月に降板を申し出た。同月に最後の収録を行い、番組は22年3月に終了したという。
女性は、降板前から番組内容の変更を相談したが、改善されなかったと主張。約10人の現場スタッフらも笑い声で盛り上げたり、カメラワークや編集でセクハラを助長したりしたとしている。
女性は心身の不調に悩まされ、降板後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状を含む重度のうつ病と診断を受けた。現在も就労できない状態だという。
あいテレビは毎日新聞の取材に「訴状を受け取っておらず、コメントは控える」とした。
◇BPO人権委にも申し立てたが
女性は、今回の提訴に至る前の22年2月に放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会へ人権救済の申し立てを行っている。
BPO人権委は23年7月、調査報告書をまとめた。「フリーかつ女性である申立人が圧倒的に弱い立場との視点が欠けていた」とする一方で、「放送内容が女性の意に反していたと気付くのは(女性が降板を申し出る21年11月まで)困難だった」とし、人権侵害や放送倫理上の問題まではなかったと結論づけている。
ただ、一部の委員は、出演者の男性が小型カメラで女性の体の一部を接写した映像や、衣服のファスナーを下ろして撮影した映像が放送されたことを挙げ、「性被害的要素を含む」とも指摘していた。
報告書によると、あいテレビ側は調査に対し「(21年11月まで)苦情などの申し出は一切なかった」と説明したという。
◇「見せ物のように、性的な辱め」
女性は記者会見に出席せず、代理人弁護士がコメントを代読した。
女性は収録時の状況を「お酒で酔っぱらった男性出演者、男性ばかりのスタッフ、頼れる人も助けてくれる人もなく、狭く閉鎖された収録場所で男性たちに囲まれ嘲笑され、見せ物のように性的な辱めをうけた」と説明した。
自身の精神状態については、「仕事を続けるためには進行役として番組を成立させなければならないという一心で、必死に強がり、声がかれるほど笑い、楽しんでいるかのように振る舞い続けるうちに、心と体が壊れてしまった」と述べた。
また、フジテレビの第三者委員会が元タレントの中居正広氏による元アナウンサーの女性への性暴力を認定した問題を念頭に、「昨今、メディア・エンターテインメント業界の構造的な問題やアナウンサーの脆弱(ぜいじゃく)性が指摘されていますが、地方・女性・フリーのアナウンサーはさらに立場は弱い。圧倒的な権力格差を前に、自分の心を押し殺して我慢するしか選択肢がなくなる」とも訴えた。
◇専門家「BPOが救済を放棄した」
記者会見には、代理人弁護士のほかに、女性が加入する日本民間放送労働組合連合会放送スタッフユニオンの岩崎貞明書記長と、BPO放送人権委の元委員でもある東京大の林香里副学長が出席した。
岩崎書記長は提訴に至った経緯について「BPOの判断を理由に会社としての独自調査を拒否されたため提訴を決意した」と説明した。
また、林副学長はBPOの判断について「救済を放棄した。局側が『おとがめなし』になることは、表現の自由でなく、放送局、おそらく男性たちの『悪ノリの自由』を守ることになる」と指摘。「女性はアナウンサーとしてのキャリアを奪われるなど2次加害にも苦しんでいる。職場全体がハラスメント体質に慣れきり、問題に気づく警報装置が機能していない」と話した。
女性フリーアナウンサーが「あいテレビ」提訴
番組でのセクハラで体調崩す
2025年6月7日(土) 0:49 フジテレビ
愛媛県にあるTBS系列の放送局「あいテレビ」に対し、フリーアナウンサーの女性が、出演していた番組でセクハラ被害に遭ったとして損害賠償を求め提訴しました。
訴えによりますと、女性は司会として出演していた「あいテレビ」のバラエティー番組で、有名タレントなどからセクハラ被害を受けたとしています。
女性は番組のプロデューサーらに改善を訴えたものの状況が変わらず、体調を崩したとして「あいテレビ」に対し、約4111万円の損害賠償を求めました。
「あいテレビ」は、「訴状の内容を精査して、対応を検討させていただきます」としています。
女性は以前、放送倫理・番組向上機構「BPO」に申し立てていましたが、「人権侵害は認められず、放送倫理上の問題もあるとまでは言えない」と判断されていました。
拙ブログ2022年7月20日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: あいテレビ番組審理入り BPO人権委
これの続報です。
BPOへの申し立てに関しては、2023年7月18日付けで
2023年7月18日 | BPO | 放送倫理・番組向上機構 |
対応結果が掲載されていますが、
拙ブログ2023年7月18日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「ローカル深夜番組女性出演者からの申立て」通知・公表の概要
こちらにも掲載してあります。
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