2025年6月16日月曜日

懲戒処分…部下の容姿を侮辱した上司 性的な言動も繰り返され、被害を申告し発覚 消防署でハラスメント、プライバシー保護で詳細不明 苦痛を与えた上司「雰囲気を盛り上げるための冗談だった」

懲戒処分…部下の容姿を侮辱した上司
 性的な言動も繰り返され、被害を申告し発覚
 消防署でハラスメント、プライバシー保護で詳細不明
 苦痛を与えた上司「雰囲気を盛り上げるための冗談だった」

 

2025年6月16日() 6:37 埼玉新聞

 

 部下の職員に対しパワハラやセクハラを繰り返したとして、埼玉東部消防組合(管理者・梅田修一久喜市長)は11日、宮代消防署の男性消防司令(46)を減給10分の13カ月)の懲戒処分にした。

 

 同組合よると、消防司令は加須消防署に勤務していた昨年9月~同11月、部下の職員に対し容姿を侮辱したり、性的な言動を繰り返した。「隊の雰囲気を盛り上げるための冗談だったが、結果的に苦痛を与えてしまった」と話しているという。同組合はプライバシー保護を理由に、部下に関する情報やハラスメントの具体的な内容を明らかにしていない。

 

 被害申告を基に調査して発覚した。同組合の福田哲也消防局長は「職員の不祥事により住民の皆さまの信頼を大きく損ねたことに対して、深くおわび申し上げます」とコメント。再発防止策として、ハラスメント防止ガイドブックや相談窓口の拡充などに取り組むとしている。


《カウンセラー松川のコメント》

「隊の雰囲気を盛り上げる」これは必要かも知れません。
しかし、
「部下の職員に対し容姿を侮辱したり、性的な言動を繰り返した」
これは誰からの理解も得られないでしょう。
自分を卑下するのではなく、部下を侮辱して場を盛り上げようとは、
消防司令の階級とは思えない幼稚さ、情けなさ。
その程度の人物でも、この程度の階級までは辿り着ける組織なのでしょう。

被害者の皆様へ
この処分で加害者が真に反省をしてくれれば良いのですが、
時として意趣返しをする輩も居ますので、
今後の動向にも注意してください。


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