2025年6月29日日曜日

▼宮崎県延岡市長の性的発言など2件「ハラスメントに該当」…百条委員会が中間報告書、市長は反論文書

宮崎県延岡市長の性的発言など2件「ハラスメントに該当」
百条委員会が中間報告書、市長は反論文書

 

2025年6月29日() 13:42 読売新聞

 

 宮崎県延岡市の読谷山洋司市長による市職員への不適切発言を調査する市議会特別委員会(百条委員会)は、中間報告書を公表した。読谷山市長が職員に性的な言葉を使って仕事を指示したり、演台をたたいたりした2件の言動について、いずれも「ハラスメントに該当すると判断せざるを得ない」とした。

 

 27日に報告された市長の言動は▽2023年の庁内協議で男性職員に男性器を指す俗語を使って仕事を指示した▽23年の部課長会で、組織ぐるみでの不正が発覚した上下水道局について演台をたたきながら「ボウフラが集まったような腐った組織」と発言した――2件。読谷山市長はいずれもハラスメントを否定している。

 

 中間報告書では、パワハラやセクハラの定義を規定した人事院規則や市ハラスメント防止規程に基づく現時点での見解を示しており、「規則や規程に照らし合わせると、ハラスメントに該当すると判断せざるを得ない」としている。

 

 百条委は今後、最終報告書で具体的な根拠を示した上でハラスメントに認定するかどうかを判断するとしている。

 

 病気治療のため今月末に任期途中で辞職する読谷山市長は中間報告書に対し、「ハラスメントは就業環境を害する言動などを指すもので、私は一切行っていない。裁判官でもない議会が判断する立場も権限もなく、極めて問題がある」との反論文書を出した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2024年12月27日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼職員アンケのパワハラ指摘 延岡市長「指導の範囲」
これの続報です。

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