「あいつ使えないよな」
部下にパワハラ、人格否定する発言 安房消防、副主査減給
「コミュニケーションの延長で悪意はなかった」
2025年6月4日(水) 12:11 千葉日報
安房郡市消防本部は3日、部下に人格を否定する発言を浴びせるなどパワハラを繰り返したとして、館山消防署和田分署の消防司令補の40代男性副主査を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は2日付。
同消防本部によると、副主査は昨年4~12月、年下の部下1人がいる場で、他の職員らに「あいつ使えないよな」と複数回発言したほか、部下の兄が営む会社をおとしめる発言をするなどした。部下は精神的苦痛を受け体調を崩し、約4カ月間勤務できなくなった。
部下が所属上長に相談して発覚。調査に対し、副主査は「コミュニケーションの延長で悪意はなかったが、不適切な行為だった。申し訳ない」と述べたという。副主査と部下は今年4月の人事異動で別の部署に配属された。
須藤和英消防長は「被害に遭われた職員、ご家族に深くおわび申し上げる。服務規律の確保とハラスメント防止を徹底し、全職員一丸で信頼回復に努める」とのコメントを出した。
《カウンセラー松川のコメント》
本人への罵詈雑言だけではなく、家族にまで言及するのは、
社会常識から逸脱していますが、パワハラ気質の者ではありがちです。
本人を攻めるだけでは物足りなくなり、家族や交際相手にも言及する。
もう、攻めたくて攻めたくて堪らない感情の発露です。
しかし、それを我慢するのが大人であり、社会人。
そして言い訳はお馴染みの「コミュニケーション」だった。
本当に頭の悪さ丸出しな加害者です。
被害者の方へ
人事異動で別の部署となれたのは不幸中の幸いだと思います。
しかし、同じ組織に居る以上は、何処かで接点が生まれるかも知れません。
その時は、臆することなく堂々と対応してください。
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