2025年6月16日月曜日

▼弾薬整備補給所の隊員が禁止場所での喫煙で「引火」…幹部が部下に虚偽報告させて「パワハラ隠し」 海上自衛隊大湊地区総監部が懲戒処分を公表

弾薬整備補給所の隊員が禁止場所での喫煙で「引火」
…幹部が部下に虚偽報告させて「パワハラ隠し」
 海上自衛隊大湊地区総監部が懲戒処分を公表

 

2025年6月16日() 17:46 青森放送

 

海上自衛隊大湊地区総監部は禁止場所で喫煙し、可燃物に引火させた隊員を減給処分にしました。

また、部隊内のパワハラを隠していた幹部自衛官を減給処分にしました。

 

減給1か月の処分を受けたのは大湊弾薬整備補給所に所属する20歳代の海士長です。

海士長は去年8月、喫煙場所に指定されていない調理室付近の通路で喫煙をして段ボールに引火させ、火災検知器など3点を焼きました。

 

一方、部隊内のパワーハラスメントを隠していたとして、大湊海上訓練指導隊に所属する50歳代の1等海尉が減給1か月の処分を受けました。

1等海尉は2018年に、当時所属していた部隊の部下の隊員が起こした暴力行為をともなうパワハラを上司に報告せず、さらにパワハラでけがをした部下を医療機関に受診させる際、別の部下隊員に命じて上司などに虚偽の報告をさせていました。

1等海尉は「認識、心構えの不十分により事態を悪化させてしまい深く反省しています」と述べているということです。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

部下が別の隊員に暴力行為を伴う“パワハラ”
 知っていたものの上司などに報告せず
 大湊海上訓練指導隊に所属の50代の幹部自衛官を減給の懲戒処分
 海上自衛隊

 

2025年6月17日() 21:02 青森テレビ

 

部下によるパワーハラスメントがあったことを知りながら、上司に報告しなかったなどとして、海上自衛隊は大湊海上訓練指導隊に所属する50代の幹部自衛官を、減給の懲戒処分としました。

 

海上自衛隊によりますと50代の1等海尉は、7年前に所属していた部隊で部下が別の隊員に対し、暴力行為を伴うパワハラ行為をしていたことを知りながら、上司などに報告しませんでした。

 

パワハラ行為を受けた隊員は、ケガをしましたが「自分の不注意でけがをしたことにしたい」と申し出があり、この海尉はパワハラを隠す目的で、ほかの隊員に対し上司に虚偽の報告をするよう命じたということです。

 

海上自衛隊は、この1等海尉を減給1か月の懲戒処分としました。


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