2025年6月30日月曜日

▼秋田県立大学の40代男性教員 "アカハラ"で戒告の懲戒処分 学生に休学を強要するようなメッセージを送信 別の学生へのセクハラ疑い行為も

秋田県立大学の40代男性教員 "アカハラ"で戒告の懲戒処分
 学生に休学を強要するようなメッセージを送信
 別の学生へのセクハラ疑い行為も

 

2025年6月30日() 17:53 秋田放送

 

秋田県立大学は、指導する学生に休学を強要するような内容のメッセージを送ったとして、40代の男性教員を戒告の懲戒処分としました。

 

この教員は別の学生へのセクハラ行為も疑われていて、どちらの行為も認めているということです。

 

30日付けで戒告の懲戒処分を受けたのは、県立大学の40代の男性教員です。

 

県立大学によりますと、この教員は、指導する学生1人に、休学を強要するような内容のメッセージを、SNSを通して送りました。

 

昨年度、学生からの訴えで判明したもので、県立大学が規定する「教育及び研究の場で優越した地位にあるものがその地位を不当に利用した言動を行い不利益を与える」アカデミック・ハラスメントに該当すると認定しました。

 

また、調査の過程で、別の学生に対するセクハラと疑われる行為も判明しました。

 

男性教員は、いずれの行為も認めていて、反省の姿勢を示しているということです。

 

県立大学はハラスメントのない教育環境づくりに向け、職員への指導を徹底するとしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

アカハラやセクハラ疑う行為が調査で次々判明 秋田県立大、
40代男性教員を戒告処分に

 

2025年6月30日() 19:27 秋田テレビ

 

秋田県立大学に勤務する40代の男性教員が学生に休学を強要する内容をSNSで送ったほか、セクハラを疑う行為に及んだとして戒告の懲戒処分を受けました。

 

戒告処分を受けたのは、秋田県立大学の40代の男性教員です。

 

男性教員は、学生1人に休学を強要していると思わせる内容をSNSで送りました。

 

2024年度に被害を受けた学生から大学に相談があり、ハラスメント防止等対策委員会が複数の学生・教職員に聞き取りなどを行い、明らかになりました。

 

さらに調査の過程で、男性教員が別の学生に対してセクハラを疑う行為に及んでいたことが分かりました。

 

大学は「ハラスメントのない快適な教育・職場環境づくりに向けて指導を徹底し、再発防止に努める」としています。

▼東かがわ市議会議長のハラスメント疑惑 調査方針決定 特別委設置 市長と議長にヒアリングへ

東かがわ市議会議長のハラスメント疑惑 調査方針決定
 特別委設置 市長と議長にヒアリングへ

 

2025年6月30日() 16:25 瀬戸内海放送

 

 東かがわ市議会の議長が職員にハラスメント行為を行ったとされる件について、議会が30日、今後の調査の方針を決めました。

 

 26日、東かがわ市の上村市長から山口副議長宛てに申し入れ書が提出されたことを受け、市議会が臨時で議会運営委員会を開きました。

 

 申し入れによると、市議会の渡邉堅次議長が職員を呼び出し、厳しい口調で詰問するなどの行為を繰り返したとしています。その結果、職員のストレスが増大し、業務に影響が出ているとして事実関係の調査を求めています。

 

 30日の議会運営委員会で議会側は、今後、特別委員会を設置して調査を進めることや、市長と議長へのヒアリングを行うことを決めました。

 

(東かがわ市議会/山口大輔 副議長)

「ハラスメントの問題は議会・市だけではなく市民もいろいろなところでかかわってくる問題。改めて市民の皆さんに信用されるような東かがわ議会・東かがわ市政であるように、共にこの課題に対して取り組んでまいりたい」


《カウンセラー松川のコメント

拙ブログ6月26日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼東かがわ市議会議長が市職員に対し「パワハラ」か 市長が議会に事実関係の調査申し入れ【香川】
これの続報です。



【速報】奈良市「人事異動などの情報に興味があった」人事データやメールへ不正アクセス繰り返した職員を停職2カ月の懲戒処分に 「俺のことなめてんのか」激怒した消防署中隊長もパワハラで減給処分

【速報】奈良市「人事異動などの情報に興味があった」
人事データやメールへ不正アクセス繰り返した職員を停職2カ月の懲戒処分に
 「俺のことなめてんのか」激怒した消防署中隊長もパワハラで減給処分

 

2025年6月30日() 15:01 朝日放送

 

 奈良市は30日、記者会見を開き、道路維持課に所属する主務の技術職員が、人事課の職員になりすまして人事データなどへ不正アクセスしたとして、停職2カ月の懲戒処分としたと発表しました。

 

 奈良市によりますと、停職2カ月の懲戒処分を受けた、35歳の道路維持課の男性職員はおととし5月から去年4月までの間、合計31回にわたって人事課の職員になりすまして、人事データやメールのやり取りを閲覧したということです。

 

 市は去年11月、男性職員を刑事告訴し、男性職員は奈良簡易裁判所からことし4月に罰金20万円の略式命令を受けていました。

 

 聞き取りに対し、男性職員は、「人事異動などの情報に興味があった」などと話しているということです。

 

 奈良市は他にも、理由なく3日と1時間15分欠勤した職員を減給10分の11カ月分の懲戒処分としました。

 

 また、消防署中隊長についても、部下に対して「俺のことなめてんのか」などと大声で激怒したことをパワー・ハラスメント=パワハラと認定して、減給10分の11カ月分の処分としたほか、当時の消防署長と副署長を管理責任により、文書による厳重注意処分としたということです。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「自分の人事情報を知りたかった」
 奈良市が不正にデータ閲覧の主務男性処分

 

2025年6月30日() 20:14 産経新聞

 

奈良市は30日、人事課などの職員のパスワードなどを不正に使用して人事情報などを閲覧したとして道路維持課の主務の男性(35)を停職2カ月、部下にパワハラしたとして西消防署の署長補佐の男性(50)を減給10分の11カ月)の懲戒処分にした。

 

市によると、道路維持課の男性は令和45月~64月、自身の業務端末で人事課やほかの課の職員になりすまし、人事データや業務メールなどを計31回閲覧していた。市に対し、「自分の人事情報などを知りたかった」と話したという。

 

内部通報で発覚し、市が昨年11月、不正アクセス禁止法違反罪で奈良県警奈良署に告訴。今年4月に奈良簡裁が罰金20万円の略式命令を出していた。男性は罰金を納付済みという。

 

西消防署の男性は658月の訓練中、部下3人に対し、大声で威圧的に怒鳴るなど計5件のパワハラを行っていた。体罰はなかったという。

 

市はこのほか、6年度中に正当な理由なく計約31時間分欠勤したとして、市民税課の主務の男性(39)を減給10分の11カ月)の懲戒処分とした。5年度にも同様の理由で戒告処分を受けていた。

 

 

 

人事課なりすましデータに不正アクセス、男性職員を停職処分
…奈良署に刑事告訴し罰金刑も

 

2025年7月1日() 12:16 読売新聞

 

 奈良市は30日、人事課などの職員になりすまし、20225月~昨年4月、少なくとも31回、人事データなどに不正アクセスした道路維持課の男性職員(35)を停職2か月の懲戒処分とした。外部への情報流出は確認されていないという。市が昨年11月、奈良県警奈良署に刑事告訴し、今年4月、簡裁が罰金20万円の略式命令を出した。

 

 また、昨年度、正当な理由なく3日間と1時間15分欠勤した市民税課の男性職員(39)と、昨年58月、部下に対して大声で激怒するなどパワハラを行った中央消防署中隊長(当時)の男性(50)をいずれも減給10分の11か月)の懲戒処分とした。


《カウンセラー松川のコメント》

消防職員の処分については朝日放送のみ見出しに記していますが、
産経新聞や読売新聞でも記事としては報じております。
言葉の暴力によるパワハラ加害として懲戒処分された様です。

被害者の皆様へ
いわれのない事で怒鳴られたのでしょうか。
消防も階級社会なので、上位者からの暴言は心身への影響もあるでしょう。
再発する様でしたら、遠慮なく担当者への申告をお勧めします。

▼女性職員の体を触るなどセクハラ行為 教育委員会の29歳男性職員を減給3か月の懲戒処分=静岡・富士市教育委員会

女性職員の体を触るなどセクハラ行為
 教育委員会の29歳男性職員を減給3か月の懲戒処分
=静岡・富士市教育委員会

 

2025年6月30日() 14:44 静岡放送

 

富士市教育委員会は630日、女性職員の体を触るなどセクシャルハラスメント行為をしたとして、教育委員会に所属する29歳の男性職員を減給3か月の懲戒処分にしました。

 

減給10分の13か月)の懲戒処分を受けたのは、教育委員会に所属する主事の男性職員(29)です。

 

富士市教育委員会によりますと、男性職員は、202544日、富士市の女性職員に対して、体を触るなどのセクシュアルハラスメント行為をしたということです。

 

女性の関係者から市の人事課に情報提供があり、調査をしたところ事実が判明したため、富士市教育委員会は630日付で、男性職員を減給10分の13か月)の懲戒処分にしました。

 

男性職員は反省しているということです。

 

また男性職員を管理監督する立場にあった課長級職員(56)に対しては、630日付けで口頭による厳重注意処分を行ったということです。

 

職員の懲戒処分について、富士市の太田桂教育長は「職員がこのような行為を行い、市民の皆さまに多大な御心配、御迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。今後、職員の一層の綱紀粛正を図るとともに再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「抱きしめましょうか」…市職員をセクハラで減給処分
 2人きりの時に女性の体触る 静岡・富士市

 

2025年6月30日() 17:26 静岡朝日テレビ

 

 静岡県富士市教育委員会は、女性職員の体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、教育委員会に所属する男性職員を、減給3か月の懲戒処分としました。

 

 富士市教育委員会によりますと、教育委員会の男性主事(29)は4月4日、市内で富士市職員の女性の体を触ったり、「抱きしめましょうか」と話したりするなどのセクハラ行為をしたということです。女性の関係者から市の人事課に連絡があり、聞き取りをしたところ、男性職員は行為を認め、「反省をしている」などと話しているということです。セクハラ行為は2人きりの時に行われ、目撃者はいませんでした。男性職員は酒を飲んでいなかったということです。

 

 市教育委員会は6月30日付で、男性職員を減給10分の1(3か月)の懲戒処分とし、管理監督する立場だった課長級の職員を口頭による厳重注意処分としました。

 

 富士市の太田桂教育長は「職員がこのような行為を行い、市民の皆さまに多大な御心配、御迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。今後、職員の一層の綱紀粛正を図るとともに再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

 

 

 

【公務員懲戒】
女性職員の体を触るなどセクハラ行為
…男性職員を減給処分に(静岡・富士市教育委員会)

 

2025年6月30日() 19:09 静岡第一テレビ

 

静岡・富士市教育委員会の男性職員について女性職員に対するセクハラ行為があったとして、市教育委員会は減給の懲戒処分としたと発表しました。

 

懲戒処分を受けたのは、富士市教育委員会主事で29歳の男性です。市教委によりますと、この男性職員は、20254月、女性職員に対し、身体を触るなどのセクハラ行為をしたというものです。

 

市教委では、調査の結果、地方公務員法に基づき、この男性職員を630日付で減給10分の13か月とする懲戒処分とするとともに、管理監督する立場にあった課長級職員に対して、同日付で口頭による厳重注意処分を行ったということです。

 

これを受け、富士市の太田桂教育長は、「このたび、職員がこのような行為を行い、市民の皆さまに多大な御心配、御迷惑をおかけしましたことを、心よりおわび申し上げます。今後、職員の一層の綱紀粛正を図るとともに再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

2025年6月29日日曜日

▼J3高知・秋田豊監督が休養 選手・スタッフからパワハラの申し立て 特別調査委員会による調査を実施

J3高知・秋田豊監督が休養 選手・スタッフからパワハラの申し立て
 特別調査委員会による調査を実施

 

2025年6月29日() 18:38 日本テレビ

 

サッカーJ3リーグの高知ユナイテッドSC29日、秋田豊監督が29日から休養することになり、この日のチーム活動から神野卓哉ヘッドコーチが指揮を執ることを発表しました。

 

秋田監督の指導に関しては、選手・スタッフからパワーハラスメントの申し立てがありました。クラブでのヒアリング調査では、両者の意見が相違する部分もあるため、第三者の弁護士で構成する特別調査委員会による調査を実施し、その間は秋田監督が練習、試合への参加を見合わせることになりました。

 

秋田監督はクラブを通じてコメントを発表しています。

 

▽以下、コメント全文

 

まず初めに、私の指導に際し、事実、精神的に傷ついた人たちがいることに関して、申し訳ないことをしたと思っており、深くお詫び申し上げます。

 

私自身はこれまで指導に際し、ハラスメントを意図して行ってきたことはありませんが、結果として、こうした申し立てに至ったことを深く反省し、今後の指導については、精神的に傷つけたり、不快な思いをさせることがないよう、十分に心がけていきたいと思っています。

 

しかし、ヒアリングの中でクラブ側から聞いた申し立て内容は、事実とは異なると感じるものが複数ありました。このことについては、特別調査委員会の調査の中でも、しっかりとお伝えしていきたいと思っております。調査の結果が出るまでは練習並びに試合に参加することはいたしません。

 

せっかくチームも上り調子になってきたところで、このようなことになって本当に申し訳ありません。スポンサーの皆様やサポーターの皆様、選手並びにスタッフに対して、あらためてお詫び申し上げます。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

選手やスタッフからパワハラ申し立て
 高知ユナイテッドSC秋田豊監督が休養【高知】

 

2025年6月30日() 11:54 高知放送

 

高知ユナイテッドSC629日、選手やスタッフから秋田豊監督によるパワーハラスメントの申し立てがあり、調査結果が出るまで秋田豊監督を休養させることを発表しました。

 

高知ユナイテッドによりますと、選手やスタッフから秋田監督の指導に関してパワーハラスメントの申し立てがあったということです。クラブでヒアリングを行ったところ、両者の意見が異なる部分もあったことから、弁護士などの第三者による特別調査委員会を設置して調査を行うことになりました。

 

調査結果が出るまで秋田監督の試合と練習の参加を見合わせます。

 

◆サポーター

「情熱が強い監督だとありがちなことだと思うので、仕方がないという部分もあるが、誰が(監督に)なってもユナイテッドは不変なので変わらずに応援していく気持ちを新たにした」

 

秋田監督はクラブのウェブサイトで「ハラスメントを意図して行ってきたことはありませんが、結果としてこうした申し立てに至ったことを深く反省しています」とコメントしています。

 

 

 

サッカーJ3の高知
 いわてグルージャ盛岡の運営会社前社長でもある秋田豊監督が休養
 選手・スタッフへのパワハラ疑い

 

2025年6月30日() 13:36 岩手放送

 

サッカーJ3の高知ユナイテッドFC29日、いわてグルージャ盛岡(現JFL)の運営会社の前社長でもある秋田豊監督が休養すると公式ホームページで発表しました。

 

休養の理由についてクラブは、選手・スタッフから監督の指導に関して、パワーハラスメントの申し立てがあったとしていて、ヒアリングの結果、両者の意見が相違する部分もあるため第三者の弁護士で構成する特別調査委員会を設置し調査するとしています。調査の結論が出るまでは秋田監督の練習、試合への参加を見合わせます。

 

クラブの公式ホームページで秋田監督は、「私の指導に際し、事実、精神的に傷ついた人たちがいることに関して、申し訳ないことをしたと思っており、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

 

高知のチームの指揮は当面、かつてグルージャのや監督を務めた神野卓哉ヘッドコーチが執る予定です。

 

 

 

高知U秋田監督へのパワハラ申し立て
 第三者の弁護士による特別調査委員会で調査 7/2に記者会見

 

2025年6月30日() 19:47 高知さんさんテレビ

 

高知ユナイテッドSC629日、秋田豊監督の指導に関して選手・スタッフからパワーハラスメントの申し立てがあったと発表しました。

 

申し立てを受け、チームは両者への聞き取りを実施しましたが、両者の意見に食い違う部分があるため、第三者の弁護士で構成する特別調査委員会による調査を行うとしています。結論が出るまでは秋田監督の練習・試合への参加を見合わせるとしています。

 

秋田監督は「私の指導に際し、精神的に傷ついた人たちがいることに関して申し訳ないことをしたと思っている。せっかくチームも上り調子になってきたところで、このようなことになって本当に申し訳ありません」とコメントしています。

 

29日のホームゲームではサポーターからはこんな声が。

 

高知サポーター:

「驚きはしましたけど、秋田さんがそうなったからといって応援してる高知ユナイテッドSCというチームが何か変わるかっていったらそうじゃないと思う。僕らが動揺してしまうと選手のためにならないから、ぴしっと意識を変えて応援をしようかな」

 

高知サポーター:

「(秋田監督に)のいてもろたら困る。やっとホームで勝ったのも秋田さんの力絶対大きいから、何かの間違いであってほしい。」

 

高知サポーター:

「熱い思いをもって指導してくれてたのは僕も練習見に行って分かってたので、それがいきすぎてしまったのかもしれない。まだ分からないので選手も信じて秋田監督のことも信じてきょうは戦っていけたら」

 

高知ユナイテッドはこの件に関して72日記者会見を開く予定です

▼宮崎県延岡市長の性的発言など2件「ハラスメントに該当」…百条委員会が中間報告書、市長は反論文書

宮崎県延岡市長の性的発言など2件「ハラスメントに該当」
百条委員会が中間報告書、市長は反論文書

 

2025年6月29日() 13:42 読売新聞

 

 宮崎県延岡市の読谷山洋司市長による市職員への不適切発言を調査する市議会特別委員会(百条委員会)は、中間報告書を公表した。読谷山市長が職員に性的な言葉を使って仕事を指示したり、演台をたたいたりした2件の言動について、いずれも「ハラスメントに該当すると判断せざるを得ない」とした。

 

 27日に報告された市長の言動は▽2023年の庁内協議で男性職員に男性器を指す俗語を使って仕事を指示した▽23年の部課長会で、組織ぐるみでの不正が発覚した上下水道局について演台をたたきながら「ボウフラが集まったような腐った組織」と発言した――2件。読谷山市長はいずれもハラスメントを否定している。

 

 中間報告書では、パワハラやセクハラの定義を規定した人事院規則や市ハラスメント防止規程に基づく現時点での見解を示しており、「規則や規程に照らし合わせると、ハラスメントに該当すると判断せざるを得ない」としている。

 

 百条委は今後、最終報告書で具体的な根拠を示した上でハラスメントに認定するかどうかを判断するとしている。

 

 病気治療のため今月末に任期途中で辞職する読谷山市長は中間報告書に対し、「ハラスメントは就業環境を害する言動などを指すもので、私は一切行っていない。裁判官でもない議会が判断する立場も権限もなく、極めて問題がある」との反論文書を出した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2024年12月27日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼職員アンケのパワハラ指摘 延岡市長「指導の範囲」
これの続報です。

2025年6月27日金曜日

▼部下を蹴ったり、上司に暴言を吐いたり…1等陸曹に対し停職3日の懲戒処分 監査アンケートで明らかに 陸上自衛隊

部下を蹴ったり、上司に暴言を吐いたり
1等陸曹に対し停職3日の懲戒処分
 監査アンケートで明らかに 陸上自衛隊

 

2025年6月27日() 15:43 北海道放送

 

 陸上自衛隊は、北部方面後方支援隊に所属する1等陸曹が部下を蹴るなどしたほか、上司に対して暴言を吐いたとして、停職3日の懲戒処分にしました。

 

懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊北部方面後方支援隊に所属する40代の1等陸曹です。

 

陸上自衛隊によりますと、1等陸曹は、201610月中旬ごろ、駐屯地内で、部下の隊員を指導する際、業務の不手際に腹を立てて、蹴るなどの暴行を加えたということです。

 

さらに、202310月から20241月にかけては、上司の働きぶりに不満があったとして、上司に暴言を吐いたということで、627日付で、1等陸曹を停職3日の懲戒処分にしました。

 

これらの暴行やハラスメント行為は、自衛隊で行った監察アンケートで明らかになりました。

 

陸上自衛隊によりますと、1等陸曹は真摯に反省しているということです。

 

この懲戒処分を受けて、第101高射直接支援大隊長の赤瀬丈3等陸佐は「今後は服務指導の徹底を図り、より精強で健全な部隊の育成にまい進してまいります」とコメントしています。

▼【速報】56歳の男性警部補を減給処分 勤務中にゲームアプリでチャット 受話器叩きつけるパワハラも判明 兵庫県警

【速報】56歳の男性警部補を減給処分
 勤務中にゲームアプリでチャット
 受話器叩きつけるパワハラも判明 兵庫県警

 

2025年6月27日() 14:06 毎日放送

 

兵庫県警は、56歳の男性警部補を今日付で減給(10分の1 3か月)の懲戒処分にしたことを発表しました。

 

警察によりますと、男性警部補は去年12月ごろから今年2月ごろまでの間、勤務時間中に、自席で私用スマホを使って、オンラインゲームアプリをひらきっぱなしにして、ほかのプレーヤーとチャットするなどしたということです。

 

警部補は、「ゲームしているわけではなくチャットだから大丈夫だと考えていた。今は理解できるし、反省している」と話しているということです。

 

この警部補について部内の職員から、「スマホでゲームしている」と監察室に連絡があったのがきっかけだったということです。

 

調査の過程でパワハラも判明

さらに、調査の過程で過去4年間にわたって、パワハラ行為があったことも判明したということです。

 

具体的には、男性警部補が書類などを机に叩きつけたり、通話中に受話器を電話機に叩きつけるなどしていたということです。

 

警部補は、「部下職員を不快にし、職場の雰囲気を悪化させたことを反省している」と話しているということです。

▼中京大学の50代男性教授を懲戒解雇 複数の学生にセクハラやアカハラ行為、飲酒の強要も

中京大学の50代男性教授を懲戒解雇
 複数の学生にセクハラやアカハラ行為、飲酒の強要も

 

2025年6月27日() 11:17 名古屋テレビ

 

 中京大学の男性教授が、複数の学生に対してハラスメント行為をしたとして、懲戒解雇されていたことがわかりました。

 

 

 523日付で懲戒解雇されたのは、中京大学総合政策学部の50代の男性教授です。

 

 大学によりますと、男性教授は複数年にわたり複数の学生に対して、セクハラやアカデミックハラスメント、飲酒の強要などをしたということです。

 

 詳細については被害者のプライバシー保護を理由に明らかにしていません。

 

 梅村清英学長は「今回の事態を厳粛に受け止め、教職員に対し再発防止に向けたより一層の啓発活動を行う」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

複数年にわたりセクハラやアカハラなど
…私立大学の50代男性教授が学生へのハラスメント行為で懲戒解雇

 

2025年6月27日() 16:20 東海テレビ

 

 中京大学の50代の教授が、学生へのハラスメント行為を繰り返していたとして、懲戒解雇されていたことが分かりました。

 

 中京大学によりますと、総合政策学部の50代の男性教授は、複数年にわたって多数の学生にセクハラやアカハラ、アルハラをして、精神的苦痛を与えたことなどが確認されたとして、523日付で懲戒解雇されました。

 

 大学はプライバシーの保護や二次被害防止を理由に、詳細を明らかにしていません。

 

 大学はウェブサイトに梅村清英学長名で「被害に遭われた学生や関係者の皆さまに心からお詫び申し上げます」とするコメントを掲載し、教職員に対し再発防止に向けた啓発活動をするとしています。


2025年6月26日木曜日

▼連合徳島に88万円支払い命令 セクハラ行為を一部認定【徳島】

連合徳島に88万円支払い命令 セクハラ行為を一部認定【徳島】

 

2025年6月26日() 18:20 四国放送

 

連合徳島の元職員が、当時の上司からハラスメントを受けたなどとして、連合徳島に慰謝料などを求めた裁判で、徳島地裁は625日、セクハラ行為を一部認定し、連合徳島に88万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。

 

この裁判は、連合徳島の元職員の女性が2015年から2018年、当時勤めていた事務所の上司だった事務局長らから卑猥な発言や、たびたび「結婚せんのか」と聞かれるなどのハラスメントを受けて、うつ病を発症したり、休職中だった2021年、不当に解雇されたなどとして連合徳島に対して、慰謝料などを求めていたものです。

 

25日の判決で、徳島地裁の光吉恵子裁判長は、うつ病との因果関係は認めなかったものの、原告が主張したハラスメントの一部があったことを認定。

 

連合徳島に、慰謝料など88万円を支払うよう命じました。

 

一方、不当解雇については認めませんでした。

 

連合徳島は、四国放送の取材に対し「判決文を精査中。関係者と協議して、今後の対応を決める」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

労働組合について詳しくないのですが、
全国一般徳島地方労働組合におけるハラスメント事案を
拙ブログ2021年8月21日付けにて
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 労組委員長がセクハラで辞任 女性部下に性的な発言繰り返す 徳島
として、記事化しております。
この事案の続報なのか、単に徳島県内の労働組合団体と言うだけで
関連性が無いのか不明で申し訳ございません。


▼東かがわ市議会議長が市職員に対し「パワハラ」か 市長が議会に事実関係の調査申し入れ【香川】

東かがわ市議会議長が市職員に対し「パワハラ」か
 市長が議会に事実関係の調査申し入れ【香川】

 

2025年6月26日() 18:12 岡山放送

 

東かがわ市議会の渡邊堅次議長を巡って、市の職員に対するパワハラ疑惑が浮上しました。上村一郎市長が6月26日、市議会に対し事実関係を調査するよう申し入れました。

 

上村市長は、市議会の山口大輔副議長に申し入れ書を手渡しました。

 

申し入れによりますと、渡邊議長は、6月19日に開かれた市の職員と市民の会合で、緊急性がないにもかかわらず職員を呼び出し、運営に支障を生じさせたということです。また複数の職員に対し、感情的な厳しい口調で詰問したということです。

 

上村市長は市議会に対して、事実関係を調査し厳正に対処することや、市議会で経緯を公表することなどを求めました。

 

(東かがわ市 上村一郎市長)

「議長という権威を盾に職員に強要・要求したことは非常に重いと判断して、今回の申し入れになった。事実関係を明らかにしてもらい、二度とこういうことが起こらないよう対処してもらうことが一番」

 

申し入れを受け、渡邊議長は、次のように話しました。

 

(東かがわ市議会 渡邊堅次議長)

「常に職員とコミュニケーションを取ったつもりだったが、そういうふうに捉えられたら反省する。詳細な調査をしてもらい、透明性のある答えがしたい」

 

渡邊議長に辞職の考えはないということですが、上村市長は、できるだけ速やかに調査結果を報告してほしいとしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

東かがわ市で市議会議長による
職員へのパワーハラスメント行為があったとして
市長が議会に申し入れ【香川】

 

2025年6月26日() 18:32 山陽放送

 

香川県東かがわ市で、市議会議長による職員へのパワーハラスメント行為があったとして、市長が議会に対して調査し結果を公表するよう申し入れました。

 

東かがわ市の上村市長から市議会の山口副議長に申し入れ書が提出されました。それによりますと、市議会の渡邉堅次議長が今月19日、市民との会合を進行していた職員を、緊急でない要件で会場の外に呼び出すなど、運営に支障を生じさせたということです。ほかにも、職員を呼びつけ厳しい口調で問い詰めるなどの行為で職員がストレスを抱えているとしています。

 

(東かがわ市 上村一郎市長)

「二度とこういうことが起こらないように、しっかりと対処いただくことこれがまず一番だと考えております」

 

(東かがわ市議会 渡邉堅次議長)

「私、議長として常に職員とコミュニケーションをとったつもりですけれども、そういう風にとらえられたら私も反省をしているところでございます。詳細な調査をしていただき、みなさんに透明性のあるお答えをしたいと」

 

申し入れ書を受け取った山口副議長は、市議会で双方に事情を聴くなど責任を持って調査を行い、結果を公表したいと述べました。

 

 

 

緊急性ない用件「公務に支障」 東かがわ市議長、職員へパワハラ疑い

 

2025年6月27日() 10:30 朝日新聞(渡辺杏果)

 

 香川県東かがわ市議会の渡辺堅次議長が市職員にパワハラをしたとして、上村一郎市長は26日、事実関係の調査をしたうえで厳正に対処し、経緯を公表するよう市議会に申し入れた。市議会側は今後、山口大輔副議長を中心に調査を進める。

 

 市によると、19日に開かれた市主催の市民との会合で、司会を務めていた市職員を渡辺議長が部屋の外に呼び出し、会合とは関係のない別の事業について「見積もりが出てきたら見せて」と依頼した。職員は「少し口調が荒く感じた」という。23日、同職員の所属長を介して市長に報告があり、発覚した。

 

 上村市長は、緊急性のない用件で公務に支障を生じさせたうえ、非公開の見積書の開示を求めて職員に情報漏洩(ろうえい)を促しており、パワハラに当たると指摘した。別の職員に厳しい口調で詰問したなどの情報も寄せられており、市長は「しっかり調査してほしい」と話す。

 

 渡辺議長は、パワハラとの指摘について「そういうふうに取られたのであれば反省したい」としつつ、「(見積書は)公開しても良いものだった」との認識を示した。調査に応じ、結果公表後に改めて自分でも詳しく説明するという。


▼職員の苦情相談、11年ぶり減少 24年度1185件 人事院

職員の苦情相談、11年ぶり減少 24年度1185件 人事院

 

2025年6月26日() 16:27 時事通信

 

 人事院は26日、2024年度に各府省の国家公務員から同院に寄せられた勤務環境などの苦情相談が前年度から170件減少し、1185件だったと発表した。

 

 前年度を下回ったのは11年ぶり。

 

 相談内容の内訳は、パワハラやいじめ・嫌がらせが368件(前年度443件)で最も多く、全体の310%を占めた。次いで勤務時間や休暇関係が252件(同295件)、任用関係が159件(同184件)だった。同一人物から複数回同じ内容の相談を受けた場合は1件として計上した。

 

 人事院の担当者は「各府省の相談窓口に直接相談するケースもあり、苦情相談の全体数が減少しているとは言い切れない。今後の動向を注視したい」としている。

 

 

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官僚の悩み相談11年ぶり減 24年度、人事院集計

 

2025年6月26日() 17:23 共同通信

 

 人事院は26日、2024年度に国家公務員から寄せられた職場の苦情や相談の数は170件減の1185件で、11年ぶりに減少したと発表した。ただ集計は人事院に寄せられたものに限定。各省にも相談窓口があり、担当者は「各省からは相談が増えたとも聞いている」と説明。問題が減少したとは言い切れないとの見方を示した。

 

 内容別で最多は「ハラスメント関係」の406件。勤務時間や休暇取得などの相談は252件、異動などの任用関係は159件あった。

 

 ハラスメント関係の内訳は、パワハラ・いじめ・嫌がらせ368件、セクハラ32件、妊娠や育児、介護などに関するハラスメント6件。パワハラ・いじめ・嫌がらせの減少幅が大きかった。

 

 省庁別では法務省が221件で最多。厚生労働省192件が続いた。

 

 集計は一般職が対象で自衛官らは含まない。1人が同じ内容の相談を複数回した場合は1件と数えた。

2025年6月25日水曜日

▼海上自衛隊「何分俺に残業させるのか」 パワハラで50代幹部を減給処分

海上自衛隊「何分俺に残業させるのか」 パワハラで50代幹部を減給処分

 

2025年6月25日() 21:20 神奈川新聞

 

 海上自衛隊は25日、厚木基地(大和、綾瀬市)の航空集団司令部に所属する50代の佐官を減給15分の1、4カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 第4航空群司令部によると、佐官は2024年2~3月の間、部下の隊員複数に対して「何分俺に残業させるのか」などと威圧的な言動をし、カップを机に叩きつけるなどのパワーハラスメントを繰り返して精神的苦痛を与えて職場環境を悪化させた。

 

 佐官は「感情的になってしまった」などと謝罪しているという。

精神障害労災、初の1000件 過去最多、カスハラ原因目立つ

精神障害労災、初の1000件 過去最多、カスハラ原因目立つ

 

2025年6月25日() 17:57 共同通信

 

 厚生労働省は25日、仕事によるストレスが原因で精神障害を発症し、2024年度に労災認定を受けたのは1055件(対前年度比172件増)だったと発表した。6年連続で過去最多となり、初めて千件を超えた。このうち自殺や自殺未遂に至ったのは88件(同9件増)。原因別で、初めて通年で集計したカスタマーハラスメント(カスハラ)が108件で、全体で3番目の多さだ。

 

 原因別の最多は「パワハラ」224件、次いで「仕事内容・仕事量の大きな変化」119件。カスハラは23年度から原因項目に追加され、7カ月分で52件だったが、通年の今回は、セクハラの105件を上回った。今回の108件中78件が女性だった。

 

 年齢別では、40283件、30245件、20243件と続く。業種別では「医療、福祉」270件が最も多かった。請求件数についても3780件(同205件増)で過去最多となった。

 

 

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仕事で心の病、過去最多 労災認定1055件 24年度

 

2025年6月25日() 18:15 時事通信

 

 厚生労働省が25日発表した2024年度の労災補償状況によると、仕事による強いストレスが原因となった精神障害の労災認定は前年度比172件増加の1055件だった。

 

 初めて1000件を超え、過去最多を更新した。

 

 原因では「上司からのパワーハラスメント」が224件と最も多く、次いで「仕事内容・仕事量の大きな変化」の119件。「顧客や取引先、施設利用者などからの著しい迷惑行為」のカスタマーハラスメントも108件に上った。

 

 

 

2024年度精神障害による「労災認定」が過去最多1055
 初の1000件超 「パワハラ」要因が最多 厚生労働省

 

2025年6月25日() 18:37 東京放送

 

仕事によるストレスが原因でうつ病などの精神障害を発症したとして、昨年度に労災認定されたのが1055件に上り、初めて1000件を超えたことが分かりました。

 

厚生労働省によりますと、昨年度、仕事によるストレスが原因でうつ病などの精神障害を発症し労災認定された件数は、前の年度から172件増えた1055件と過去最多となり、集計を始めた1983年度以降、初めて1000件を超えました。

 

要因としては、▼上司などからのパワーハラスメントが最も多く224件。次いで、仕事内容や仕事量の変化が119件、いわゆる「カスタマーハラスメント」が108件でした。

 

また、脳や心臓の病気で労災認定されたのは、前の年度から25件増えた241件でした。

 

 

 

「労災」申請・認定件数が過去最多 精神障害の認定は1000件超

 

2025年6月25日() 19:16 日本テレビ

 

長時間労働や心理的なストレスで病気になったり、自殺したりした場合に申請できる「労災」が申請件数、認められた件数ともに過去最多でした。

 

厚生労働省によりますと、昨年度、過重な労働や仕事での強いストレスで、脳や心臓の病気や、精神障害になったとして、請求された労災の件数は、過去最多の4810件でした。

 

このうち労災と認められ、補償が支給されたのは、同じく過去最多の1304件でした。また、精神障害の労災認定が1055件と初めて1000件を超え、原因別では「上司などからのパワハラ」が最も多かったということです。

 

厚生労働省は、「人間関係や仕事環境の変化で強い心理的負荷を感じる労働者が一定数いる」として、精神障害の増加の理由について早急に検証するとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

便利な世の中になると共に生き難い世の中にもなっています。
「やった者勝ち」「何かをするとハラスメント」「明るい未来が見えない」
そんな中であれば、頑張る甲斐も無いでしょうから、
心の支えも生まれなくなるでしょう。
コロナ禍で世の中は悪い方に傾きましたが、それが完全には戻りません。
皆が楽な方へ向かうほど、実際は苦しい結果を生み出しています。
「政治が悪い」「経済が悪い」
それが原因かも知れません。
しかし、一人ひとりが「利他主義」となれば、
もう少し生き易い世界になるはずです。
世界的な動きとならなくても、せめて日本国内だけでも。


▼学生から「セクハラを受けている」と相談があり発覚 九州歯科大の准教授がセクハラ・アカハラなどで免職処分

学生から「セクハラを受けている」と相談があり発覚
 九州歯科大の准教授がセクハラ・アカハラなどで免職処分

 

2025年6月25日() 14:41 RKB毎日放送

 

北九州市の九州歯科大学に勤務する50代の男性准教授が、複数の学生に対しわいせつな行為やアカデミックハラスメントをしたとして免職処分となりました。

 

今月23日付で分限免職処分となったのは、北九州市小倉北区の九州歯科大学に勤務する50代の男性准教授です。

 

大学によりますと、男性准教授は、複数の学生に対しわいせつな行為やセクハラ、優位な立場を悪用する「アカデミックハラスメント」のほか、教員しか知り得ない情報を学生に漏らしていたということです。

 

去年12月、学生から「セクハラを受けている」と別の男性教員に相談があり事案が発覚しました。

 

大学の聞き取りに対し、男性准教授は「セクハラや情報漏えいはしたがわいせつな行為やアカハラはしていない」などと話しているということです。

 

九州歯科大学は今後、全教職員に対し人権侵害やハラスメント防止に関する研修を強化するとしています。

 

 

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複数の学生にセクハラ・アカハラ発言繰り返したか
 九州歯科大の50代男性准教授を分限免職「深く反省」と弁明
 福岡・北九州市

 

2025年6月25日() 17:21 テレビ西日本

 

複数の学生に対しセクシャルハラスメントにつながる発言をするなど不適切な行為を繰り返したとして、福岡県北九州市の九州歯科大学の男性准教授が分限免職処分となりました。

 

623日付で分限免職処分となったのは歯学部の50代の男性准教授です。

 

大学によりますときっかけとなったのは去年12月に学生1人から寄せられたセクハラ被害の相談で、大学は人権委員会を開くなどしてこの准教授など関係者に聞き取り調査を行いました。

 

その結果、この准教授が複数の学生に対しわいせつ行為やセクハラ行為、さらにはアカハラにつながる発言や情報漏洩といった不適切な行為を繰り返していたことが確認されたということです。

 

准教授はセクハラと情報漏洩については認め「不適切な行為であり深く反省しています」などとする弁明書を提出しているということです。

 

分限免職処分にした理由について大学側は「日ごろの勤務態度が真面目で、反省していることなどを総合的に判断した」とし、今後、全教職員に対し人権侵害やハラスメント防止に関する研修を強化するなど再発防止に取り組むとしています。

 

大学側は「本学教員が、本学学生に対してこのような不適切な行為を行ったことは、誠に遺憾であり、被害学生をはじめ関係のみなさまに深くお詫びを申し上げます」とコメントしています。

 

 

 

九州歯科大学の准教授をセクハラ・アカハラで解雇

 

2025年6月25日() 18:30 九州朝日放送

 

北九州市小倉北区にある九州歯科大学は25日、50代の歯学部の男性准教授を23日付で分限解雇処分にしたことを発表しました。

 

大学によりますと、男性准教授は、複数の学生に対し、わいせつ行為やセクシャルハラスメント、アカデミックハラスメントに繋がる発言や、情報漏洩と認められる不適切な行為を繰り返していたということです。

 

去年12月、被害生徒の1人から別の教授に相談があり発覚しました。

 

男性准教授への聞き取りや調査の過程で被害生徒が複数いることが分かりました。

 

学校は事案の詳細については公表していません。

 

男性准教授はセクハラや情報漏洩など一部を認め、「教員として不適切だった。深く反省している」と話しているということです。

 

公立大学法人九州歯科大学は

「本学教員が、本学学生に対してこのような不適切な行為を行ったことは、誠に遺憾であり、被害学生をはじめ関係の皆様に深くお詫びを申し上げます。今回のことを厳粛に受け止め、今後二度と同様のことが発生しないよう、教職員の倫理意識の高揚を図りながら、再発防止と信頼回復に努めてまいります。」とコメントしています。

 

 

 

九州歯科大の50代准教授、複数学生にセクハラ 分限解雇処分に

 

2025年6月25日() 18:40 毎日新聞(山口響)

 

 九州歯科大(北九州市小倉北区)は25日、学生にわいせつ行為などをしたとして、歯学部准教授の50代男性を分限解雇処分にしたと発表した。処分は23日付。

 

 同大によると、准教授は複数の学生に対するわいせつ行為やセクシュアルハラスメントのほか、アカデミックハラスメントにつながる発言や情報漏えいと認められる不適切な行為を繰り返し、健全で快適な環境を著しく阻害したという。

 

 学生が202412月、准教授からセクハラを受けていると別の教員に相談して発覚。その後の調査で学生がセクハラ以外の被害も受け、被害者が複数いることが判明した。准教授はわいせつ行為とアカハラに関しては否定したが「不適切であったことを認め、深く反省している」と話しているという。

 

 粟野秀慈理事長は「誠に遺憾であり、被害学生をはじめ関係の皆様に深くおわびする」などとするコメントを発表した。

2025年6月24日火曜日

警察官パワハラ自殺訴訟 原告は判決を不服として控訴 被告の長崎県は控訴せず

警察官パワハラ自殺訴訟 原告は判決を不服として控訴
 被告の長崎県は控訴せず

 

2025年6月24日() 17:32 長崎放送

 

上司からのパワハラが原因で自殺した警察官の遺族が長崎県に損害賠償を求めていた裁判で、原告は23日、判決を不服として控訴しました。一方、被告の長崎県は控訴しない方針であることが分かりました。

 

この裁判は2020年、長崎県の佐世保警察署に勤務していた男性警部補(当時41歳)が自殺したのは、上司に日常的なパワハラや長時間労働を強いられたことが原因だとして、遺族が県に損害賠償を求めていたものです。

 

今月10日、長崎地裁の判決では、県警に安全配慮義務違反があったことを認め、県に損害賠償や未払いの残業代など約13500万円を支払うよう命じました。

 

当時の上司に重大な過失があったと主張する原告は、判決でパワハラ行為に関する具体的な言及がなかったことを不服として23日、控訴しました。

 

県警本部監察課によりますと、被告の県は判決を重く受け止めるとして、控訴しない方針だということです。

 

 

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長崎県、賠償命令受け入れ 警部補自殺、遺族は控訴

 

2025年6月24日() 17:40 共同通信

 

 長崎県警佐世保署の40代男性警部補が2020年に自殺したのは上司2人のパワハラなどが原因だとして、遺族が県に損害賠償などを求めた訴訟で、約13500万円の支払いを命じた10日の長崎地裁判決に関し、県側が控訴しないことが24日、県警への取材で分かった。原告側は判決を不服とし、23日付で福岡高裁に控訴した。

 

 県警の松本武敏首席監察官は取材に「控訴状を精査して、適切に対応する」とコメントした。24日が控訴期限だった。

 

 判決は、死亡に伴う損害額は原告側の主張をおおむね認めたが、原告側が求めていた上司の重大な過失の認定については判断を示さなかった。

 

 

 

佐世保署員のパワハラ自殺
…長崎県側は控訴せず「判決を重く受け止め」

 

2025年6月25日() 10:35 長崎新聞

 

 2020年10月、佐世保署の男性警察官=当時(41)=が自殺したのは長時間労働と上司によるパワハラが原因として、遺族が長崎県に損害賠償などを求めた訴訟で、県側は24日、長崎地裁判決を重く受け止め、控訴しないと明らかにした。

 

 10日の判決は遺族の請求の満額に近い約1億3500万円の支払いを県に命じた。遺族は当時の上司だった課長と署長の2人に重大な過失があったと主張したが、判決は言及せず、遺族は不服として23日に控訴した。

 

 長崎県警の松本武敏首席監察官は24日、「改めてお亡くなりになった職員のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族に対して心からお悔やみ申し上げます」とコメント。遺族の控訴を受け「今後、控訴状を精査して適切に対応する」としている。

 

 

 

長崎県警警部補のパワハラ自殺で13500万円賠償命令、
県側は控訴せず遺族側は控訴し訴訟継続

 

2025年6月26日() 11:14 読売新聞

 

 長崎県警佐世保署交通課の男性警部補(当時41歳)が自殺したのは上司のパワハラや長時間労働が原因だとして、遺族側が県側に損害賠償を求めた訴訟で、県側は25日、控訴を見送ったことを明らかにした。

 

 長崎地裁は判決で、時間外労働が常態化していたなどとして、県に約13500万円の支払いを命じた。県警の松本武敏首席監察官は「賠償責任を認め、長崎地裁の判決を重く受け止めた結果、控訴しないことにした」とコメントした。

 

 遺族側は判決を不服として、福岡高裁に控訴しており、訴訟は継続する。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ6月24日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼長崎県警の警部補自殺、上司への求償権の行使要件「重過失」の認定なく…地裁判決を不服として遺族側控訴
これの続報です。
被告である長崎県は明確には控訴せずを断言しておりませんでしたが、
原告が控訴したことにより、「被告は判決を第一審判決を受け入れた」と
言い切れる環境が整いました。
これは、控訴審に於いての心証を良くする効果も期待出来ます。
原告の控訴により、被告としても応訴する必要がありますから、
ここで賠償額を下げることも可能かも知れません。



【速報】駅構内で女性のスカート内を盗撮 中学校教諭を懲戒免職「飲酒をして、欲求にかられて...」

【速報】駅構内で女性のスカート内を盗撮
 中学校教諭を懲戒免職「飲酒をして、欲求にかられて...

 

2025年6月24日() 16:04 読売テレビ

 

 兵庫県教育委員会は24日、姫路市内の中学校に勤務する男性教諭(38)を、懲戒免職処分にしたと発表しました。男性教諭は、駅の構内で一般女性のスカート内を盗撮したということです。

 

 県教委によりますと、男性教諭は510日の夜、大阪市内で飲酒した後、帰宅するためJR大阪駅に向かいました。駅構内で見かけた女性の後をつけ、エスカレーターでスカートの中に自身のスマートフォンを差し入れて盗撮したということです。女性が被害に気付き、男性教諭は画像を消去。その後、警察で事情聴取を受けたということです。週明け、男性教諭が管理職に伝えたことで明らかになったということです。

 

 男性教諭は、県教委に対し、「飲酒をして気持ちが大きくなり、女性のスカート内を見てみたいという欲求にかられて盗撮してしまった 」と話しているということです。

 

 このほか、生徒に対し「スカートが短いと、おじさんたちは階段の下から覗けてしまうよ」などと“セクハラ発言”を繰り返した60歳の高校教諭(阪神地区)と、教頭に暴言を吐いたり長机の脚を蹴ってケガをさせたりした37歳の中学教諭(播磨西地区)を、それぞれ減給処分にしたと明らかにしています。

 

 

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「飲酒して気持ちが大きくなった」
駅エスカレーターで女性のスカート内盗撮
 38歳の中学校教師を懲戒免職処分に 兵庫県教委

 

2025年6月24日() 17:16 朝日放送

 

 兵庫県教育委員会は、駅のエスカレーターで女性のスカートの中を盗撮したとして、姫路市立中学校の38歳の男性教師を懲戒免職処分にしました。

 

 県教委によりますと38歳の男性教師は5月、友人と飲酒したあと大阪駅のエスカレーターで女性のスカートの中をスマートフォンで盗撮し、警察で事情聴取を受けました。

 

 男性教師は県教委に対し、盗撮行為を認めていて「過度に飲酒して気持ちが大きくなってしまい、正しい判断をすることができずに、女性のスカートの中を見てみたいという欲求にかられてしまった」と話しているということです。

 

 県教委によりますと画像は1枚だけで、スマホ内にほかに同様の物はなかったということです。

 

 男性教師は「家族や学校長はじめ、多くの方々に迷惑をかけ、先生という職業に関わる皆様の信用を傷つけてしまったことや、担任する生徒や保護者のことを考えると、本当に申し訳なく思う」と反省の弁を述べているということです。

 

 県教委は24日付で、男性教師を懲戒免職処分にしました。

 

 またこのほか、授業中に生徒に対して「スカートが短いと、(自分のような)おじさんたちは階段の下からのぞけてしまうよ」などと発言するなど、セクハラ発言を繰り返しおこなった阪神地区の県立高校の60歳の男性教師が「減給10分の1・3カ月」となっています。

 

 

 

「過度に飲酒しスカートの中を見たい欲求に」
 盗撮未遂疑いの男性教諭を兵庫県教委が懲戒免職

 

2025年6月24日() 20:27 神戸新聞(鈴木雅之)

 

 兵庫県教育委員会は24日、盗撮をしようとしたとして、姫路市立中学の男性教諭(38)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 

 県教委によると、男性教諭は5月10日夜、JR大阪駅の上りエスカレーターで、前に立つ女性のスカートの中にスマートフォンを差し入れたとされる。女性が気付いて発覚した。教諭は性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の疑いで大阪府警から任意で調べを受けているという。県教委の調べに行為を認め「過度に飲酒し、気持ちが大きくなり、スカートの中を見たい欲求にかられた」と話しているという。

 

 また、2024年5月~25年4月、顧問を務める部活の生徒たちにセクハラ発言を繰り返したなどとして、阪神地域の県立高校の男性教諭(60)を減給10分の1(3カ月)とした。

 

 ほかに、25年4月、校長や教頭に大声で暴言を吐き、教頭に別室で座るよう促された際に「座りなさいってなんどい。何様どお前」などと威圧的な発言をしたとされる姫路市立中学の男性教諭(37)を減給10分の1(3カ月)とした。

 

 

 

「スカートの中を見てみたい」30代中学校教諭
 駅構内で盗撮 懲戒免職/兵庫県

 

2025年6月24日() 20:38 サンテレビ

 

駅の構内で女性のスカートの中を盗撮したとして兵庫県教育委員会は624日、30代の男性教諭を懲戒免職にしました。

 

懲戒免職となったのは姫路市の中学校に勤務する男性教諭(38)です。

 

県の教育委員会によりますと男性教諭は、510日、JR大阪駅の構内で女性のスカートの下にスマートフォンを差し込み盗撮をしたということです。

 

男性教諭は「女性のスカートの中を見てみたいという欲求にかられた」と盗撮を認めているということです。

 

この他、生徒へのセクハラ発言などを繰り返した県立高校に勤務する60代の男性教諭と、教頭に対する不適切な言動などで、姫路市の中学校に勤務する30代の男性教諭をそれぞれ3カ月の減給処分にしました。

 

また、尼崎市の教育委員会は、522日、公然わいせつの疑いで逮捕された市立高校に勤務する男性臨時講師(26)を停職6カ月の処分としています。

 

 

 

スカート内を盗撮した38歳の中学校教諭、懲戒免職
大阪駅エスカレーターでスマホ使う

 

2025年6月25日() 12:03 読売新聞

 

 兵庫県教育委員会は24日、女性のスカート内を盗撮したとして、姫路市立山陽中学校の男性教諭(38)を懲戒免職にするなど、3人を懲戒処分したと発表した。

 

 発表では、男性教諭は今年510日夜、大阪市内で友人と飲酒した後、JR大阪駅のエスカレーターで、通りかかった女性のスカート内をスマホで盗撮した。女性が気づいて被害が発覚し、大阪府警が捜査している。男性教諭は「ご迷惑をかけて本当に申し訳ない」と事実関係を認めているという。

 

 他に、生徒にセクハラに該当する発言を繰り返した阪神地区の県立高校男性教諭(60)と、教頭に暴言を吐いたり、けがを負わせたりした姫路市立中学校の男性教諭(37)をそれぞれ減給10分の13か月)とした。


《カウンセラー松川のコメント》

中学校教諭による盗撮のニュースに隠れてしまってますが、
高校教諭によるセクハラ事案に関して各ニュースの最後に記されています。
報道されている発言自体をセクハラとするのは過剰反応にも感じられますが、
セクハラ発言を繰り返していたので、報じるのも憚れる内容が有ったのでしょう。


▼長崎県警の警部補自殺、上司への求償権の行使要件「重過失」の認定なく…地裁判決を不服として遺族側控訴

長崎県警の警部補自殺、上司への求償権の行使要件「重過失」の認定なく
…地裁判決を不服として遺族側控訴

 

2025年6月24日() 10:58 読売新聞

 

 長崎県警佐世保署交通課の男性警部補(当時41歳)が自殺したのは、上司のパワハラや長時間労働が原因だとして、遺族側が県側に損害賠償を求めた訴訟で、遺族側は23日、長崎地裁判決を不服として、福岡高裁に控訴した。原告側の代理人弁護士が明らかにした。

 

 判決は、時間外労働が常態化していたなどとして、県に約13500万円の支払いを命じた。一方、遺族側は、県が賠償責任を上司に負わせる「求償権」の行使をさせるための要件となっている「重過失」を認定するように求めていたが、判決は言及しなかった。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ6月10日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 死亡の警部補の妻「上司の重過失に言及なく、残念」 長崎地裁判決
これの続報です。


2025年6月23日月曜日

▼全裸写真の強要に「上長から睾丸握られる」ことも ”パワハラ日常茶飯事”の声「平均年収1400万円超」うたう会社で何が 元従業員提訴

全裸写真の強要に「上長から睾丸握られる」ことも
 ”パワハラ日常茶飯事”の声「平均年収1400万円超」うたう会社で何が
 元従業員提訴

 

2025年6月23日() 19:06 関西テレビ

 

「平均年収1400万円以上」。

 

高収入をうたう会社に入社し、待っていたのは相次ぐ「パワハラ」だった。

 

原告の元社員Aさん:日常的に暴力はあったヤクザの事務所かなと思うくらいの。

 

原告の元社員Bさん:睾丸を握る行為に関してはものすごい激痛で、本当に声が出なくてそういうのは日常茶飯事でしたね。

 

信じがたい状況を訴える元社員たち。2人が勤めていた会社は、大阪市に本社がある電気機械販売会社の「ネオ・コーポレーション」。

 

会社のホームページでは、「自慢ではないですが弊社営業社員の平均年収は1,427万円」とうたっていた。

 

そこで「パワハラ」などを受けたという元従業員5人が慰謝料を求めて裁判を起こしていたことがわかった。

 

裁判の原告が録音した音声には、その一端を示す様子が。

 

原告が録音した音声:何当たり前のようにふざけたことを死ねや、コラお前!

 

■「平均年収は1,427万円」うたった会社 元従業員が裁判を起こす

関西テレビの取材に応じたのは、40代の男性Aさん。9年勤めていた「ネオ・コーポレーション」を去年、退職した。

 

大阪市に本社を置く「ネオ・コーポレーション」は、電子ブレーカーの販売や設置を手掛ける会社で北海道から九州まで支店がある。

 

ネオ・コーポレーションを提訴 元社員Aさん(40代):Q会社が入るビル前に来るのは何カ月ぶり?1年ぶりくらいですかね。辛かった日々をどうしても思い出してしまいますね。

 

会社のホームページにうたわれていた、「弊社営業社員の平均年収は1,427万円」という高収入にひかれ入社したが、ことし3月ほかの元社員4人と慰謝料を求め会社に対して裁判を起こすことになった。

 

■独自の罰金制度:交通違反をすると罰金として歩合給がカット

裁判を起こすことになったのは、いくつものペナルティ=罰金制度や「パワハラ」だ。

 

<交通違反による独自の罰金>

ネオ・コーポレーションを提訴 元社員Aさん:入社して23年経ったときに交通違反のペナルティができたんですけど、まず(交通)違反者に関して前月の稼いだ歩合の100パーセントカット。

 

訴状などによると、基本給は当時月10数万円で給料の大半が営業成績に応じて支払われる「歩合給」。車の運転が多い業務の中、交通違反をすると罰金として歩合給がカットされたという。

 

ネオ・コーポレーションを提訴 元社員Aさん:Qご自身も罰金は?)何回もあります一時停止とスピード違反。全部合わすと300万円くらいじゃないですかね。

 

ペナルティはこれだけではない。

 

■叱責は日常茶飯事 「ふざけたことを言いやがって死ねやお前コラ」

<罰金制度「ベンサイ」>

ネオ・コーポレーションを提訴 元社員Aさん:他にはベンサイですよね。

 

「ベンサイ」とは、営業担当者が顧客と結んだ契約がキャンセルになった際、給与から歩合分がカットされる仕組み。

 

キャンセルが重なると給与よりも「ベンサイ」が多くなる人もいたそうだ。

 

<日常茶飯事の「叱責」>

以下の内容は別の原告が録音した音声データだ。

 

原告が録音した音声:お前さ、10時から入って4時間半もかけて、何が『ゼロです』じゃコラ。きさまお前。

原告:はい申し訳ございません。

原告が録音した音声:何当たり前のようにふざけたことを言いやがって。死ねや、お前、コラ。

 

契約がとれなかった際、このような強い叱責が日常的にあったということだ。

 

■全裸の写真を強要 「上長にあたる人物から『全裸の写真を送ってこい』と」

Aさんと共に提訴したBさん。在籍時に数々のパワハラを受けたという。

 

その一つが、「全裸写真の強要」。

 

ネオ・コーポレーション元社員Bさん:(営業で)結果が出せなかった日がありまして上長にあたる人物から『全裸の写真を送ってこい』と求められてその日は免除していただいたが、また別のときに結果が上がらなかった日があってその時は『自身の性器の写真を撮って送れ』と言われ断り切れずに送ってしまった。

 

Bさんが送った写真は社内で拡散されたという。

 

さらに、同じ上司から連日、指導としてある暴力が。

 

ネオ・コーポレーション元社員Bさん:上長から睾丸をつかまれるといった暴力であったり本人はあまり力を入れてないって言うんですけど、ものすごい激痛で本当に声が出なくて。そういうなのは日常茶飯事でしたね。

 

Bさんはこうしたパワハラが原因で、適応障害などと診断され、退社することに今後、元上司への刑事告訴も検討しているという。

 

■元幹部だった男性 「誰にでも言ってくるので、だから日常です」

元社員たちが訴える数々のパワハラ行為。取材班は元幹部だった男性に話を聞くことができた。

 

元幹部の男性(すでに退社):『ネオ・コーポレーション』の中の日常の一部です。罵詈雑言っていうんですか、誰にでも言ってくるので、だからあれは日常です。

 

元幹部の男性は「自分はパワハラ行為などはしなかった」としたうえで多くの管理職が部下に対し高圧的な態度をとっていたと証言した。

 

元幹部の男性(現在退社):(会社が)部下を怒りなさい、詰めなさいっていう感じなんですよね。詰めれない人間は上司失格という考え方『ネオあるある』って言って、支店長になった途端に態度が急変するっていう。それも全国、全部がそうです。

 

■「一方的な見解や認識による事実誤認があるものと考えております」と説明

元社員5人は慰謝料など総額1900万円の支払いを求めて提訴。

 

ネオ・コーポレーションはホームページで、「一方的な見解や認識による事実誤認があるものと考えております」と説明。

 

関西テレビが罰金制度やパワハラの事実関係を確認するためさらに回答を求めると、次のような回答があった。

 

(罰金制度について)

ネオ・コーポレーションからの回答メールより:当社としては、給与の天引きを行っているわけではなく、査定を実施して支給額を決定しているものと認識しております。

 

(パワハラについて)

ネオ・コーポレーションからの回答メールより:ハラスメントが当社の企業文化であるという実態は存在しません。

 

■現役社員は「いまもパワハラがある」と証言

しかし、現役社員は「いまもパワハラがある」と証言した。

 

ネオ・コーポレーション現役社員の男性:『事実無根であるとして戦います』と社員に向けて発信をしていた。働いている人からすればほとんど事実。パワハラの体制は全く変わっていなくて、契約が取れなかったり成績が上がらなかった社員に対して『殺すぞ!』だったり罵詈雑言、恫喝にあたるところは全く改善されていない。

 

今も残るというパワハラなどの実態。元社員5人がネオ・コーポレーションを訴えた裁判はいまも続いている。

▼「なんで私に報告がないんや」「夜中でも連絡して来い」大声で叱責 業務時間外に部下に繰り返し電話も・・・ 堺市立病院機構の60代本部長が“パワハラ”で減給処分

「なんで私に報告がないんや」「夜中でも連絡して来い」大声で叱責
 業務時間外に部下に繰り返し電話も・・・
 堺市立病院機構の60代本部長が“パワハラ”で減給処分

 

2025年6月23日() 18:28 朝日放送

 

 大阪府の独立行政法人堺市立病院機構は23日、法人の男性本部長が部下に対し執務室で罵倒したり、業務時間外に必要のない電話をかけたりした行為が、パワーハラスメント=パワハラに該当すると認定し、減給の懲戒処分としたと発表しました。

 

 堺市立病院機構によりますと処分を受けた60代の男性本部長は2022年4月からことしの2月にかけ、4人の部下に対し、業務について質問攻めや叱責を繰り返したということです。

 

 部下の中には、精神的苦痛をおぼえ、休職に追い込まれた人もいるといいます。

 

 また本部長は執務室内で、常習的に

「なんで私に報告がないんや」

「夜中でも連絡して来い」

などと部下を大声で叱責し、必要もないのに業務時間外に部下に電話をかけるなどしたということです。

 

 2月、堺市に匿名で情報が寄せられたことや、職員からも市に相談があったことから、堺市立病院機構が職員や本部長にヒアリングするなど調査を開始。

 調査の結果、2日、本部長の一連の行為がパワハラに該当すると認定し、23日、減給処分(月給10分の1・2か月相当分)を言い渡しました。

 

 男性本部長は機構の聞き取りに対し、「指摘の際に大きい声を出してしまった」と話し、反省の意思を示しているということです。

 

 病院機構は「ハラスメント行為が発生したことについて深くお詫びする。職員の服務規律の確保などを徹底し、再発防止に向けた取り組みを強化する」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「なんで報告がないんや」業務時間外に呼び戻しも
…堺市立病院機構の本部長級職員が“パワハラ”叱責 減給の懲戒処分

 

2025年6月24日() 8:00 読売テレビ

 

 大阪府の堺市立病院機構は23日、複数の職員に対する叱責や詰問などパワハラ行為により精神的苦痛を与えたとして、60代の本部長級の職員を減給2か月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表しました。

 

■大声での叱責が常態化 数か月の休暇を取得した被害職員も

 

 堺市立病院機構によりますと、処分を受けた職員は今年2月までの約3年間、4人の職員に対し、幹部が出席する会議で業務への対応不足などを執拗に詰問するなどし精神的苦痛を与えたほか、業務指導の際、「何で把握してないんや」や「なんで私に報告がないんや」などと大声で怒鳴りつけたり、業務時間外に職場へ呼び戻したりするなどし、職員を委縮させ職場環境を悪化させたということです。

 

 堺市ホームページの「市政への提案箱」に匿名の情報が寄せられたことで問題が発覚。大声での叱責が常態化し、被害を受けた職員の中には数日間~数か月の休暇を取得した人もいたということです。

 

 病院機構は、23日付でこの職員を減給2か月(10分の1)の懲戒処分とし、別の部署に異動する措置が取られました。職員は聞き取りに対し、「病院機構を良くしたいという思いが強く、指摘の際に大きい声を出したことは行き過ぎた対応であった」など話しています。

 

 病院機構の理事長は、「職員によるハラスメント行為が発生したことについて、深くお詫びいたします。今後このようなことが起こらないよう、職員の服務規律の確保等を徹底し、再発防止に向けた取り組みを強化し、市民の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。




会議で部下を執拗に詰問、理事長から注意受けるもやめず
…病院の本部長級職員をパワハラで処分

 

2025年6月24日() 16:50 読売新聞

 

 堺市立病院機構は23日、部下への大声での叱責(しっせき)などのパワーハラスメントを行った本部長級の60歳代職員を減給10分の12か月相当)の懲戒処分にした。

 

 発表では、職員は202225年、病院幹部が出席する会議で、自身の部下4人に対し執拗(しつよう)に詰問を行ったほか、必要もないのに帰宅中の職員を業務時間外に職場に呼び戻すなどのパワーハラスメントを行ったという。

 

 今年2月に被害を受けた部下から堺市に相談があり発覚。会議での詰問に対し、これまでに理事長から注意を受けていたが、やめなかったという。