香川大 女子学生へのハラスメント認定で医学部教授を懲戒処分
2021年11月10日(水) 19:43 NHK
香川大学は、医学部の60代の男性教授が去年、女子学生を食事に同伴させるなどハラスメント行為を行ったとして9日付けで減給の懲戒処分としたことを明らかにしました。
大学によりますと男性教授は、去年5月から半年ほどの間に、特定の女子学生に通信アプリのLINEで私的なメッセージを送って2人きりで食事に同伴させたり、購入した化粧品を学生の自宅近くまで届けようとしたりしていたということです。
ことし1月に学生が大学の窓口に相談したことを受けて大学が調査した結果、ハラスメント行為と認定し、9日付けで教授を平均賃金の半日分の減給処分としました。
大学の調査に対し、教授は「ハラスメントに該当するという認識がなく、不快にさせたことは反省している」と話しているということです。
香川大学の筧善行学長は、「学生や地域の信頼を失墜させるもので、心より深くおわび申し上げます。ハラスメント防止に向けた意識啓発を推進し、再発防止と信頼の回復に努めていきたい」とコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
60代の男性が10代後半~20代前半の女性への恋愛感情による行為。
いくら教授でも立場だけでなく歳の差もあることを前提に熟慮するべきでしょう。
勿論、相手は学生なので、教授に良い顔をするのは当然です。
しかし、それを真に受けて恋愛にまで結びつけるのは、
加害者が真面目過ぎて恋愛に疎いか、劣情を催し易いかのどちらかでしょう。
それにしても、処分が日額の5割減給と言うのも、とりあえず感タップリですね。
この程度の処分で「意識啓発を推進し、再発防止と信頼の回復」とは
誠意の無さまでタップリです。
被害者の方へ
社会に出れば、まだまだハラスメントは降りかかって来ますので、
十分に注意してください。
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