2021年11月30日火曜日

パワハラ認定された教員2人、引き続き校内で勤務へ…第三者委「評価は悪くない」

パワハラ認定された教員2人、引き続き校内で勤務へ
…第三者委「評価は悪くない」

 

2021年11月30日() 9:48 読売新聞

 

 北海道立江差高等看護学院などで起きたパワーハラスメント問題で、道は29日、パワハラが認定された同学院の教員7人のうち、2人を引き続き同学院内で勤務させる考えを示した。道議会保健福祉委員会で明らかにした。

 

 同学院を巡っては、副学院長ら教員4人は勤務地を江差保健所に変更。残る1人も異動先を調整している。

 

 同学院で勤務を続ける2人の教員は、道が設置した第三者調査委員会が「学生全体からの評価は悪くなく、正常化の観点からも学院で勤務すると考えられたい」と指摘していた。

 

 三瓶徹保健福祉部長は「地域の期待と信頼に応える教育機関として再出発できるよう適正化に努める」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

パワハラの加害者でありながら「学生全体からの評価は悪くなく」とは
不可解な第三者委員会の見解です。
私は本事案の当事者ではないので私見となりますが、
被害者感覚としては「自分への加害者が学校に残って欲しくない」です。
パワハラ加害者が、その現場での正常化に資するとの理由が分かりません。

被害者の皆様へ
ここまで長期間に多人数による加害者と被害者が存在する事案は異例です。
教員が職業の選択肢を奪う事案ですので、
被害者は主張するべき点は堂々と声を大にして構わないと思います。

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