「消防でパワハラ」提訴 山口の57歳男性職員
2021年11月19日(金) 4:49 共同通信
山口県の下松市消防本部の男性職員(57)が、年下の上司から侮辱的な発言をされるなど繰り返しパワハラを受けたとして、この上司と市に計約1075万円の損害賠償を求め、山口地裁周南支部に提訴していたことが19日、男性らへの取材で分かった。
訴状によると、昨年3月下旬ごろから「ジジイ」などと呼び掛けられ、同じ部署になった同8月には階段ですれ違った際にたたかれ、あいさつを求められた。男性には心筋梗塞の後遺症があり、同12月に突然叱責された際に胸が苦しくなって救急搬送され、意識がもうろうとなったという。
市消防本部の担当者は「係争中のため回答を控える」と話した。
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「おまえ」「じじい」など暴言、肩たたかれる暴力
…「上司がパワハラ」と消防職員が提訴
2021年11月19日(金) 17:45 読売新聞
山口県下松市消防本部の男性職員(50歳代)が、上司から暴力を含むパワーハラスメントを受けたとして、上司と市に対し、慰謝料など約1075万円の損害賠償を求める訴訟を山口地裁周南支部に起こしていたことがわかった。10月29日付。
訴状によると、男性は、上司と同じ職場となった昨年8月以降、「おまえ」「じじい」などの暴言を受けたり、肩をたたかれる暴力を受けたりしたと主張。男性はストレスで持病の心疾患が悪化し、休職を余儀なくされたとしている。男性は上司に対して慰謝料や療養による給料減額分の支払いを求めているほか、市にも、労働環境の安全配慮を怠ったとして慰謝料などの支払いを求めている。
訴えに対し、国井益雄市長は「消防本部からはパワハラの事実はなかったとの報告を受けている。訴状の内容を確認して対応したい」とのコメントを出した。
《カウンセラー松川のコメント》
被害者は職員と報じられているので、消防吏員ではない職員なのでしょう。
但し、消防本部でも吏員が上司を勤める部署が殆どなので、
加害者である上司も吏員の可能性は高いでしょう。
採用当時から身体を鍛えている者から見れば、
50歳代の職員は体力的に劣っている場合が多いでしょうから
見下したくなるのかも知れません。
しかし、いくら部下とは言え、呼び掛ける際に「おまえ」「じじい」は
社会人として適切か判断がつかないのでは、人として問題があります。
加害者は人間的に問題がありますので、分限処分されても止む無しでしょう。
被害者の方へ
例え上司であっても許されない言動です。
舐めた真似をすると痛い目に遭う事を思い知らせた方が良いです。
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