「自覚を促そうと…」部下を平手打ちした3等陸曹が懲戒処分【福島駐屯地】
2021年11月9日(火) 19:18 福島テレビ
陸上自衛隊福島駐屯地に所属する3等陸曹(36歳)が部下を平手打ちするなどして停職7日の懲戒処分を受けた。
福島駐屯地によると、3等陸曹は去年3月、当直室で部下を指導する際に頬を平手打ちし、別の隊員にも叩くよう不適切な指示を行っていた。
年1回隊員に実施しているアンケートで発覚したもので、3等陸曹は「部下が集合時間に遅れ服装が乱れていたため自覚を促そうと思った」と話しているという。
第44普通科連隊長の湯舟道彦1等陸佐は「極めて重く受け止め、お詫び申し上げる。再発防止・職場環境の改善を図っていく」とコメントしている。
《カウンセラー松川のコメント》
[服装の乱れは心の乱れ]これは真理でしょう。
団体行動が主で危険な業務を伴う自衛隊ならば、
遅刻や服装の乱れも厳禁です。
これを如何に指導するかが、曹クラスの仕事とも言えましょう。
しかし、暴力を伴う指導となると、
相手が納得しない限りは犯罪行為となってしまいます。
しかも「別の隊員にも叩くよう」指示をしたのでは
リンチと変わりありません。
加害者の感覚に問題があったとしか言えないでしょう。
被害者の皆様へ
そもそも論からすれば、遅刻や服装の乱れをしたのが悪いです。
それは自覚してください。
今般の事案は指導方法に問題があっただけです。
暴力行為の被害者としては同情し、慰めの言葉を掛けますが、
事の発端をよく考えて欲しいとも思います。
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