2021年11月1日月曜日

陸自2等陸佐が部下の女性隊員にセクハラ マスク越しにキス、ニックネームで呼び合うよう要求

陸自2等陸佐が部下の女性隊員にセクハラ
 マスク越しにキス、ニックネームで呼び合うよう要求

 

2021年11月1日() 22:31 神戸新聞(山岸洋介)

 

 陸上自衛隊千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)は1日、部下の女性隊員にセクハラ行為をしたとして、第3師団に所属する40代の男性2等陸佐を停職4カ月の懲戒処分にした。

 

 2等陸佐は5月下旬、大阪府羽曳野市内の飲食店で女性隊員と飲食後、手をつないで抱き寄せ、マスク越しにキスをした。6月ごろ~9月中旬ごろには、繰り返し食事に誘い、ニックネームで呼び合うことを要求した。

 

 女性隊員が9月中旬、防衛省のハラスメント対応窓口に相談し、発覚した。2等陸佐は11月1日付で別の部署へ異動した。


《カウンセラー松川のコメント》

相手が上司だけに、被害者としても初期対応では困惑すると思います。
職場の者同士の問題をハラスメントで処理する傾向がありますが、
マスク越しとは言え、キスをするのは婦女暴行の域に達してます。
私は以前から主張していますが、
被害者が職場と関係無い者ならば事件化される様な事案は
ハラスメントではなく刑事犯として手続きを踏むべきで、
懲戒処分だけで済ますのは、お茶を濁しているだけだと思います。

被害者の方へ
キスをして来られて嫌悪感以上のものを抱かれたのではないでしょうか。
その後も執拗に食事に誘う等、加害者が上司で対応にも苦労されたと思います。
今般は加害者の他部署異動で接点が減ったかも知れませんが、
心の傷が治るかは別です。
心身の不調を感じる様でしたら、心療内科や精神科での受診をお勧めします。

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