事件被害者の少女にわいせつ容疑 群馬県警巡査部長を懲戒免職

事件被害者の少女にわいせつ容疑　群馬県警巡査部長を懲戒免職

 

2021年11月13日(土) 8:38　毎日新聞（川地隆史）

 

　群馬県警監察課は１２日、事件被害者の少女にわいせつな行為をしたとして、伊勢崎署生活安全課の男性巡査部長（４３）を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。本人は「自分勝手な行為で、大変申し訳ない」と話しているという。

 

　神保誓志・首席監察官は「警察官としてあるまじき行為であり、厳正に処分した。被害を受けた方並びに県民の皆様に深くおわびいたします」とコメントした。また同日付で指導や監督が不十分だったとして伊勢崎署長を本部長注意、同署生活安全課長ら６人を所属長訓戒、所属長注意、厳重注意とした。

 

　巡査部長は９月１３日に事情聴取に訪れた県内の少女の自宅で服の上から少女の体を触ったとして、強制わいせつと特別公務員暴行陵虐の疑いで１０月に逮捕された。前橋地検は１０日、不起訴処分とした。

《カウンセラー松川のコメント》

この事案はハラスメントではなく犯罪ですが、
職場内では類似の行為がハラスメントとして処理されているので
敢えてハラスメント事案として記事化しました。
地検も地元警察との関係悪化を考慮してか不起訴処分です。
警察官がその立場を利用した犯罪には厳格に対処するべきだと思いますが
現実には違う様です。

被害者の方へ
警察が犯罪者予備軍ではありませんが、
全ての警察官が信頼出来る人間ではありません。油断は禁物です。
心身の不調が表れたら、心療内科や精神科の受診をお勧めします。