中学校長、部下に「かわいい」「アイラブ」…後頭部・肩を指でつつく
2021年11月26日(金) 6:23 読売新聞
秋田県教育委員会は25日、複数の教職員にパワーハラスメント(パワハラ)やセクハラを行ったとして、由利本荘市立中学校の50歳代男性校長を停職6か月の懲戒処分としたと発表した。
発表によると、校長は4~9月、職員会議で部下を大声で叱責(しっせき)したり、「家族のDVDプレーヤーが壊れたので、何を買うべきかアドバイスして」と休日に自宅に呼び出したりするパワハラ行為を行った。
また、「かわいい、かわいい」や「アイラブ」などと声を掛けたり、必要がないのに後頭部や肩を指でつついたりするセクハラ行為も行った。同校では、約9割の教職員がパワハラの被害を訴え、セクハラについても約4割が被害を受けたと話しているという。
県教委などの聞き取り調査に、校長は事実関係を認め、「フレンドリーに接しているつもりだった。不快な思いをさせて申し訳ない」と話しているという。
《カウンセラー松川のコメント》
百歩譲って「かわいい」は褒め言葉だとしても、
「アイラブ」はセクハラと看做されて当然の発言です。
しかも、不要な身体接触まで行っているのを
「フレンドリーに接している」と考えているなら
時代錯誤も甚だしいです。
部下の9割がパワハラ被害者であり、4割がセクハラ被害者なのも
異常な数値です。
部下の半数が女性だとすれば、8割がセクハラ被害者とも言えます。
校長としてセクハラだけでなくパワハラも行っていたのですから、
当に暴君と言えます。
被害者の皆様へ
こんな加害者となる者を管理職として、
更に組織のトップとして復職させて良いのでしょうか?
健全な職場環境維持の為にも、当局に働きかける事も要検討です。
また、心身に不調を感じられたならば、
心療内科や精神科の受診をお勧めします。
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