2021年11月8日月曜日

豊見城市 ハラスメント調べる第三者委員会を設置へ

豊見城市 ハラスメント調べる第三者委員会を設置へ

 

2021年11月8日() 22:44 琉球朝日放送

 

豊見城市は職員に対するハラスメントの有無を調べるため第三者委員会の設置を決めました。

 

豊見城市の山川仁市長は市役所の職員が上司などから理不尽に叱責を受けたりしていないかいわゆる”パワハラ”の実態を調べるため第三者委員会を11月中に立ち上げる考えを示しました。

 

弁護士や社会福祉士などの有識者を10人程度外部から招いて組織するということです。豊見城市議会の複数の議員が市の職員を対象に実施したアンケートでは100件の回答が得られていてそのうち、市長や副市長などの特別職から「パワハラを受けた」という回答は28件あったということです。

 

山川市長は”特別職からパワハラを受けた”という話が人事課に設けている相談窓口に一切来ていないと述べています。ただ、”あらゆるハラスメントから市の職員を守る”ため今回、第三者委員会の設置に乗り出したということです。

 

委員会が調査結果をまとめるのは20223月末ごろになる見込みです。


《カウンセラー松川のコメント》

市町村役場や議会の中の特別職の中には
「自分は選ばれた人間だから偉いんだ」と
勘違いしている方々がいるのは間違いありません。
確かに投票で選ばれたり、その当選者から指名されたのですから
[住民の代表]と言えますが、それは[偉い]訳ではありません。
それを勘違いしている方々が多過ぎるのです。
100件の回答のうち、パワハラを受けた回答が28件ですから、
28%と言う数値は高いと思います。
決して広くない地域で人との繋がりですので、
その中で「パワハラを受けた」とは言い難いのも理解出来ます。
第三者委員会がどこまで機能するかは未知数ですが、
この28%の声をしっかりと受け止めて欲しいです。

被害者の方々へ
地域と密接に繋がっているので声を挙げ難いでしょうけど
悪い事に対して「悪い」と言える環境は当たり前です。
この当たり前が通用する環境を形成し維持出来る様に
頑張ってください。

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